映画「閉鎖病棟 -それぞれの朝-」11月1日全国公開

東京
映画プロデューサー
【新作映画情報】 Vol.02
村田徹

国民的落語家・笑福亭鶴瓶、「愛を乞う人」平山秀幸監督がタッグを組み、感動のベストセラーを映画化!

最初にこの映画のタイトルだけを聞いたときは、正直「ホラー映画」かと思いました。
(原作を存じ上げず大変申し訳ありません・・・)

「閉鎖病棟」(著・帚木蓬)は1995年に発売され、書店で紹介された「感動のあまりむせび泣きました・・・」というPOPが話題となり、累計90万部を超えるベストセラーになった作品です。

映画は、ひと言で言い表すなら、とにかく重厚な人間ドラマ。
重厚を通り越し、重い・・・本当に重い作品です。

舞台は長野県のとある精神科病院。
ここに入院している患者たちは、様々な過去を背負い、家族や世間から遠ざけられても明るく生きようとしている。
そんな中で起こってしまう殺人事件・・・。

主役の鶴瓶さんは、母親や嫁を殺めた罪で死刑となりながら、死刑執行が失敗し生き永らえるという難しい役を見事に演じられています。
この映画の為に7kgの減量をされたとのこと。
鬼気迫る演技がとても印象に残りました。

 

メインキャストの綾野剛くん、小松奈菜ちゃんを始め、患者役の皆さんの演技がとても素晴らしく、さらに実在する国立の精神科病棟で撮影を行ったそうで(フィクションでは初めての撮影だったとか)、あまりにリアルな空気感がひしひしと伝わってきました。
まるでドキュメンタリー映画を見ているかのよう。

個人的には小松奈菜ちゃんに注目しています。
「ディストラクションベイビーズ」(2016)もそうでしたが、彼女はいつの間に、こんなに不幸な役が似合う女優になってしまったのでしょうか(笑)
しかし、この幅広い演技こそが、今の映画界が彼女に求めているモノなのなのではないかと、改めて思える作品だったと思います。

 

この作品にはサブタイトがあります。

-それぞれの朝-

私は原作は未読ですが、これこそが平山監督がこの映画で伝えたかったものではないでしょうか。

この映画を見た後に、皆さんの感想を聞いてみたくなる、そんな不思議な魅力がある映画だと思います。

 

『閉鎖病棟 ―それぞれの朝―』                     
11月1日(金) 全国ロードショー
 
出演:笑福亭鶴瓶 綾野剛 小松菜奈 坂東龍汰 平岩紙 綾田俊樹 森下能幸 水澤紳吾 駒木根隆介 大窪人衛 北村早樹子 大方斐紗子 村木仁 / 片岡礼子 山中崇 根岸季衣 ベンガル 高橋和也 木野花 渋川清彦 小林聡美
原作:帚木蓬生『閉鎖病棟』(新潮文庫刊)
監督・脚本:平山秀幸  
配給:東映  
PG-12
https://www.heisabyoto.com/

(C)2019「閉鎖病棟」製作委員会  

プロフィール
映画プロデューサー
村田徹
㈱フェローズ コンテンツマネジメントセクション マネージャー/映画「ブルーヘブンを君に」2019年公開予定/映画「恋のしずく」2018年10月公開/映画「カノン」 2016年10月公開/映画「ちょき」2016年11月公開/学生の為の短編映画祭「Fellows Film Festival for Students」/東京在住・石川県金沢市出身

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