3年ぶりに開催された、広島の夏の風物詩

広島
コピーライター、エディター
Kyoko Kittaka
橘髙京子

先日、広島の三大祭り(とうかさん大祭・住吉祭・えびす大祭)のひとつ「住吉祭(すみよしさん)」に行ってきた。すみよしさんは広島市の中心部に鎮座する住吉神社(http://www.sumiyoshijinja.net/)で毎年7月の半ばに2日間にわたって行われる夏祭り。主な行事として「広島管絃祭」「夏越大祓(なごしおおはらい)」がある。

夏越大祓は、半年の間に心身についた穢れや災いを祓い清めるために、古くから行われてきた神事。各地の神社では6月30日に行うところが多く「茅の輪(ちのわ)くぐり」「人形(ひとがた)流し」は、ご存知の方も多いことだろう。

夏越大祓以外のすみよしさんの見どころといえば、やはり「広島管絃祭」。毎年祭りの1日目(今年は7月12日)に行われるのだが、今年は3年ぶりに開催された。「漕伝馬(こぎでんま)船」による船渡御の風景は、まるで平安絵巻を見ているかのようだ。船は夕刻(18時ごろ)に住吉神社前の本川から出発し、原爆ドーム前を流れる元安川に入る。そして、平和大橋と万代橋の間(平和記念公園内に架かる橋)で20:00ごろに船上祭が行われる。住吉神社に還御するのは20:30ごろだ。

境内では安芸太田町の堀神楽団による神楽奉納も行われた。神楽の上演中に花火の打ち上げもあり、アッチもコッチも気にしないといけなくて写真撮影が大変だったが(笑)「これぞ、日本の夏!」という感じで、久しぶりに気分が高揚した。今年は露店も多数出ていて、参拝客で大賑わいだった。私も帰宅前に立ち寄り、たこ焼きと唐揚げを買った。専門店やスーパーでいつでも買えるのに、お祭りの屋台の食べ物って、なんでこんなにおいしいんだろう…?と、しみじみ感じながら味わった。きっと「祭り」という、あの非日常的な空間に秘密があるんだろう。

来年こそは、感染対策を気にすることなく、祭りを楽しめますように!

プロフィール
コピーライター、エディター
橘髙京子
大学卒業後、広告代理店のコピーライターや出版社の編集者・ライターとして勤務。現在は映像業界のプロデューサー、フリーライターとして活動中。

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