職種その他2020.07.22

フライドチキンと海

沖縄県
ライター
Jun Nakahama
仲濱淳

沖縄に移住して驚いたことの一つが、老若男女問わず「チキン」をよく食べるということだ。丸ごとローストチキンの店が結構多く、どこも繁盛しているし、フライドチキンもよく食べる。某フライドチキンファストフード店の消費量は沖縄が全国一位だったり、某コンビニの人気ホットフード「〇ミチキ」は沖縄が発祥だったり。さまざまなデータが、沖縄県民のチキン好きを裏付けているのだ。

なぜこんなにもフライドチキン愛が強いのか?何でも、戦後入ってきたアメリカ文化の影響とか。米軍の家庭で働いていた女性を通して、或いは料理講習会などで米軍の食文化に接する機会が多く、フライドチキンが沖縄の食卓に根付いていったそうな。

私は沖縄に来る前までは、それなりに美容などを気にして、フライドチキンを極力割けていた。が、元来がハイカロリー食べ物好き、食い意地張り気味の性分。あっという間に、こいつを生活の一部に取り込むようになってしまい・・・。

言い訳させていただくと、ちょっとしたお出かけのお供に、このフライドチキンが重宝するのだ。とくに海水浴。熱中症予防には塩分が必要だし、体を動かせばお腹がすく。でも子どもはとにかく海にいたいので、あまり休憩をとりたがらない。そんなときは、さくっとフライドチキンをパクリ。手と口の周りについた油は、海に入って洗い流してしまえ!(すみません)。ということで今年の夏も、海にはフライドチキンが必要です。

プロフィール
ライター
仲濱淳
雑誌・WEBマガジン編集職を経て、4年前よりフリーランスライターとして沖縄県で活動中

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