映像2024.05.07

『長岡大花火 打ち上げ、開始でございます』2024年6月28日(金) 公開

東京
NAKACHIKA PICTURES

中越地震復興20年祈念 ドキュメンタリー映画『長岡大花火 打ち上げ、開始でございます』

Introduction
日本三大花火の中で唯一、 競技会ではない花火大会が 「長岡大花火」。 日本全国、 海外の人々まで惹きつける、その魅力は一体どこにあるのかー。

その歴史は、江戸時代まで遡る。 幕末の北越戊辰戦争で焼け野原となり、太平洋戦
194581日の長岡空襲で再び焼け野原となり、多くの市民が犠牲となった深い悲しみの歴史、2004年に起きた中越地震での甚大な被害の歴史など・・・。
そこには、戦争や災害にまつわる長い歴史と、市井の人々が込める慰霊と復興への思い、そして平和への深い祈りがあった。
そんな歴史を抱える長岡の人々の思いが込められた花火は、毎年夏の暑い盛り、82日、3日の二日間 にわたって壮大に打ち上げられる。

About Movie
20238月の長岡花火大会。そこには、花火大会を支える花火師、運営に奔走する関係者、現場を支える市民スタッフ、そして、長岡花火に様々な思いを寄せ涙する市民の姿があった・・・。画面いっぱいに広がる数々の花火の様子はもちろん、歴史的背景を紐解きながら過去と今を通じて、 長岡花火の全貌に迫る。

「一生に一度は行きたい花火大会」と呼び声が高い長岡花火は岡空襲や中越地震に見舞われてたきた岡の人々にとって、慰霊の念と復興への決意、そして恒久平和への祈りが込められた花火大会でもあります。自然災害や世界での争い事が多発している昨今、「慰霊」、「復興」、「平和」という3 つのメッセージを伝え続け、人々の心を励まし元気にする、長岡花火は、ますます注目を集めています。
この映画では、そんな華やかな花火の裏にある苦難の歴史を紐解きつつ、花火師や市民スタッフなどのインタビューを通じ花火に息づく人々の真摯な祈りを見つめ、「泣ける長岡花火」の魅力を、希望と喜びの長岡花火の素晴らしさを、伝えています。

20
台を超えるカメラを用い誰も見たことのない場所から撮影した、コロナ禍後はじめての開催となる2023年の大会の様子。650メートルの大輪の花を咲かせる三尺玉など豪華絢爛な大玉花火の連続を、映画館ならではの映像と音響で楽しめる圧巻のエンターテイメント・ドキュメンタリー映画となりましたナレーションを老若男女幅広い層から愛され、絶大な支持を集め続けている新潟生まれのタレント・佐藤栞里が務め、新潟県でテレビマンとしてキャリアを積み重ねてきた坂上明和がメガホンを取りました。長岡花火のリアルを記録した本作は、新潟県や長岡市をはじめ多数の後援団体のもと、ドキュメンタリー映画としては異例の速さでシネコンを含む全国30館での上映が決まるなど、大きな期待が寄せられています。
映画館でしか味わうことができない、長岡花火の神髄をたっぷりと楽しめる花火エンターテイメント映画です。
全国の映画館で興奮と感動を分かち合い、長岡花火の平和への想いを人々に届ける本作に、是非ご注目ください。
 
Highlight
大スクリーンでしか
20台を超えるカメラ台数。前例のない規模で撮影した大迫力の花火のシーンは映画館で観るべき映像となっている。暗闇の中で光る花火は芸術でもある。
また、味わえない迫力の映像 これまで観たことのない場所からの撮影にも成功、その映像美にも注目である。
本作タイトルの題字はダウン症の書道家として世界的に活躍されておられる金澤翔子さんが2012年の長岡まつり大花火大会(新潟)において鎮魂の祈りを込めて席上揮毫、寄贈し、以来、長年にわたり大会を彩り、親しまれ続けている「長岡大花火」の書を起用。その力強い表現に長岡魂の神髄を感じた坂上監督の強く揺るぎない思いが込められている。
 
 
≪坂上明和監督 プロフィール≫
株式会社 夢プロジェクト 代表取締役。
1958年2月10日 東京都生まれ。明治学院大学経済学部卒業。1981年 株式会社テレビ新潟放送網入社。営業部を経て1993年報道制作部に異動。1995年の阪神淡路大震災では現地で取材・レポート。2001年から9年間、長岡支社に単身赴任。中越地震では自身も被災しながら現地報道に携わる。2012年企画開発部に異動、大規模防災イベントを立案プロデュース。制作ではネパールの秘境で米作りに挑む新潟の農学者を追ったドキュメントシリーズ番組「命のかぎりムスタンに生きる」を1995年からの20年にわたり取材・放送し、第36回ギャラクシー賞 奨励賞、2008年NNNドキュメント年間賞 最優秀賞など受賞。2014年には、少女が獣医師になるまでの26年を記録したドキュメンタリー映画「夢は牛のお医者さん」をプロデューサーとして統括し劇場公開、第24回日本映画批評家大賞 ドキュメンタリー賞、第52回ギャラクシー賞 報道活動部門奨励賞ほか数々の賞を受賞。2018年以降グループ会社の株式会社TeNYサービス取締役として防災関連事業などに携わり2023年退職。同年4月、株式会社 夢プロジェクト設立。2024年長岡花火の記録映画「長岡大花火 ~打ち上げ、開始でございます~」を製作、監督・プロデューサーを務める。映画は本作が初監督。
 
≪コメント≫
長岡花火には、人の心を勇気付けてくれるチカラがあります。
それは、幾度もの困難を多くの人びとの深い思いで乗り越えてきた歴史から生まれてきたものだからと思っています。自分自身、新潟県中越地震で被災し、長岡市の会社のフロアで1週間の避難生活を余儀なくされています。大きな余震が度々発生するなか携わった現地報道、不安と恐怖の中で過ごした経験は忘れ難いものです。そして翌年打ち上がった復興祈願花火フェニックス。夜空を見上げながら涙が止まりませんでした。長岡花火は、現地以外でも見られるよう様々な形で届けられていますが、音や空間などダイナミックさを伴うその魅力は、映画館でしか伝えられないと思っています。
ナレーションの佐藤栞里さんには、様々なメディアでの温かな雰囲気、優しい声にいつも癒されていました。ご本人は新潟の生まれでデビューは小学生だったとお聞きし、その朗らかなお人柄の背景にある努力家の側面を実感しました。長きにわたり踏ん張り続ける長岡花火を描き、幅広い世代の方に観ていただきたい本作のイメージにピッタリと思いオファーし、快諾いただきました。その声は想像をはるかに超えたしなやかさをもって、長岡の心を包み込むかのように本作を彩ってくださりました。
自然災害や争い事が絶えないなか、復興20年の節目に、不屈の「長岡魂」を世界に届けられたらと願っています。どうぞ、そんな長岡花火の神髄を、迫力を映画館で体感してください。
 

≪佐藤栞里
プロフィール≫
1990
年、新潟生まれ。2001年に雑誌ピチレモンオーディションでグランプリを獲得しデビュー。現BAILA』『SPURなど多くの雑誌でモデルとして活躍する一方、1億人の大質問!?笑ってコラえて!(日本テレビ)のサブMC有吉の壁(日本テレビ)のアシスタント、王様のブランチ』(TBSテレビ)の6代目女性総合司会、世界頂グルメ(日本テレビ)のMCを務める。人びとに親しみや安心感を与える柔らかで朗らかなその人柄は、老若男女幅広い層から愛され、絶大な支持を集め続けている。
 
≪コメント≫
この作品を見れば見るほど、長岡花火を支える方たちや地元の皆さんの愛が伝わってきて、
そこに集う想いを少しでも多くの方に届けられたらと思いました。私もできるかぎり同じ温度で、自然と自分のことのように捉えながら、心を込めてナレーションをさせていただきました。長岡花火を見たことがない方はもちろん、見たことはあっても、長岡花火の歴史、困難や悲しみを乗り越えたからこそ生まれた長岡魂、長年かけて紡いだ素晴らしい絆、それらを知っていると、同じ長岡花火を見ても心に残る感情が違うものになるだろうと思います。もちろん綺麗だな、美しいな、と感じられるだけでも十分人生の糧になる、そんな花火だとは思いつつも、きっとそれだけではもったいない、、!この作品に出会うことが、長岡花火を大切にしていこう、未来に繋げていこうと感じるきっかけになったらいいなと思います。世界に誇れる日本の素晴らしい文化、長岡花火。たくさんの方の心に響く理由があるということを、私自身この作品から学ぶことができました。是非大きなスクリーンで美しい花火を、大迫力の音とともに楽しんでください。
 
【作品概要】
『長岡大花火 打ち上げ、開始でございます』 
監督:坂上明和
ナレーション:佐藤栞里
撮影:小山一彦 
編集:斎藤 隆 
音楽:高橋慶吉 
題字:金澤翔子 
協力:VIC、アイエムエフ、if
製作:夢プロジェクト 
配給:NAKACHIKA PICTURES
後援:新潟県、長岡市、長岡商工会議所、新潟県教育委員会、一般社団法人 長岡青年会議所、公益社団法人 新潟県観光協会、一般社団法人 長岡観光コンベンション協会、NPO法人 ネットワーク・フェニックス、新潟日報社、読売新聞新潟支局、朝日新聞新潟総局、BSN新潟放送、NST新潟総合テレビ、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、FM新潟77.5 、FMながおか80.7、NCT
本記事に関するお問い合わせ:NAKACHIKA PICTURES

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