• サイトトップ
  • ニュースリリース
  • エリアノによる建築設計の「巡る間 -Circularity Cabin-」がグッドデザイン賞ベスト100の他、国内外のサーキュラーやSDGsに関する建築・デザイン各賞を受賞しました!
スペース2024.02.22

エリアノによる建築設計の「巡る間 -Circularity Cabin-」がグッドデザイン賞ベスト100の他、国内外のサーキュラーやSDGsに関する建築・デザイン各賞を受賞しました!

神奈川
株式会社エリアノ

■設計の背景
建築のサーキュラーデザインの出発点は、まず、建築物、空間のエンディング(終わり)を想像することであると考えています。多種多様な材料が使われ、ひとつひとつ敷地条件の異なる建築物にサーキュラーデザインの概念を取り入れることは、困難なことが多いです。地震という災害がある地域特性により、いずれは巨大な廃棄物になりえてしまう建築物に、その概念を作り発信することが大切だと思い計画いたしました。今後の設計デザインにおいても、サーキュラーなデザインを追求してまいります。

■受賞各賞
グッドデザイン賞ベスト100
ウッドデザイン賞
AICA DESIGN AWARD 最優秀賞
TAIPEI DESIGN AWARDサーキュラーデザイン賞及び審査員特別賞
SDGs住宅建築賞 一般財団法人 住宅・建築SDGs推進センター理事長賞

■デザインコンセプト 「巡る間  -Circularity Cabin-」
計画地は、都市計画道路の指定を受けており、道路拡幅可能性があり、建築物が寿命を迎えるより先に解体される可能性がある場所でした。そこからインスピレーションを受け、容易に解体でき、再建築可能な木造住宅、そしてそれが独自の空間性を生むことを目標に設計しました。
市場にある規格木材をボルトのみで固定をしているため、解体・再建築の際に特別な技術は必要ありません。また、部材も全て人が手で運べる重さで構成し、再計画の際には、再建築や別のものに姿を変え、解体後も可能な限り存続できることようにし、建築がサーキュレーション(循環)することを目指しました。
Heat20 G2(断熱等級6)の高い断熱性能と一次消費エネルギーの削減を図るとともに、合わせて実施した環境シミュレーションにより、逗子の地形形状(谷戸)を生かした光、風の取り入れ方を駆使し、快適かつ日本的な住空間を実現しました。
今後は、本計画をプロトタイプに、各地への展開も視野にいれております。
「エンディングを考えた、サーキュラーな建築文化の創出に向けて」

■グッドデザイン受賞ギャラリー
グッドデザイン賞のギャラリーに、詳細な評価ポイントを掲載いただいております。
https://www.g-mark.org/gallery/winners/20113?years=2023

■建築設計 

tyfa/Takaaki Fuji + Yuko Fuji Architecture 藤 貴彰

AREANO 鳥海宏太

■取材に関するお問い合わせ 

お問合せ先:info@stylecabin.net

電話:03-6826-2377

株式会社エリアノ 鳥海

本記事に関するお問い合わせ:株式会社エリアノ

あなたの会社のニュースを掲載しませんか?

ニュースへの新規掲載お申込み(無料)

日本中のクリエイターを応援するメディアクリエイターズステーションをフォロー!

TOP