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グラフィック2023.05.25

京都芸術大学と東北芸術工科大学の学生選抜展「DOUBLE ANNUAL2024」を来年2月に国立新美術館で開催決定!金澤韻と服部浩之のディレクター陣と、片岡真実が監修で展覧会をつくります。

京都
学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学
学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区/学長 吉川左紀子)と東北芸術工科大学(山形市上桜田/学長 中山ダイスケ) の学生選抜展「DOUBLE ANNUAL2024」を2024年2月24日(土)~3月3日(日)に国立新美術館で開催します。インディペンデント・キュレーターである金澤韻と服部浩之の2名のディレクターと監修に片岡真実(森美術館館長)を迎え、展覧会をつくりあげます。全学部生と院生を対象に募集・選抜を行い、ディレクターの提示したテーマに応答する形で、ディレクターたちと対話を続け、制作指導を受けながら展覧会をつくり上げる実践的な芸術教育プログラムです。昨年度から姉妹校である東北芸術工科大学からも学生選抜を行うプロジェクトへと発展させ、京都と山形という二つの異なる地点から「アートになにができるのか」を問いかけます。

■トピックス
・京都芸術大学と東北芸術工科大学の学生選抜展「DOUBLE ANNUAL2024」を2024年2月24日(土)~3月3日(日)に国立新美術館で開催することが決定。
・インディペンデント・キュレーターである金澤韻と服部浩之のディレクター陣と、監修の片岡真実(森美術館館長)のもと展覧会をつくりあげる。
・全学部生と院生を対象に募集・選抜を行い、ディレクターの提示したテーマに応答する形で、ディレクターたちから直接指導を受けながら展覧会をつくり上げる実践的な芸術教育プログラム。

  • 学生選抜展「DOUBLE ANNUAL」とは

昨年度のDOUBLE ANNUALの様子@国立新美術館

京都芸術大学では、2018年(2017年度)より「KUA ANNUAL」と題した学生選抜展を東京で開催してきました。2022年(2021年度)までの5年間は、上野の東京都美術館を会場としていましたが、昨年からは、東北芸術工科大学からも学生選抜を行うプロジェクトへと発展させ、「DOUBLE ANNUAL」と改題し、六本木の国立新美術館に場所を移して開催しました。

京都と山形という二つの異なる地点から、現代世界をどう見つめることができるのか、それが東京や世界からの眼差しにいかに映り、共感されうるのか。ロシアによるウクライナ侵攻と世界的なインフレーションが継続する中、パンデミックは新しいフェーズへと移行しつつあります。
この状況を踏まえ、4月25日に開催された募集説明会にて、募集テーマ「問い合わせ中」が発表されました。4月から6月にかけて、作品の募集と選考が行われ、7月から本格的にプログラムが始動します!前回の「DOUBLE ANNUAL2023」に引き続き、アーティストの等身大の視点を表現していきます。

  • DOUBLE ANNUAL 2024 開催概要 ※現時点での予定です。
    日程:2024年2月24日(土)~3月3日(日)
    会場:国立新美術館
    主催:京都芸術大学 協力:東北芸術工科大学
    プレビュー展:両大学で12月に開催予定

  • 募集テーマ「問い合わせ中」(募集要項より抜粋)

4月25日募集説明会の様子

いま、みんなが「問い合わせ中」なのではないか、と私たちは考えました。
コロナで行動に制限のかかっていた一時期がひとまず終了し、世界は新しいフェーズに向けて動き始めています。しかし感染症自体はそこにあり続け、どう行動するかはそれぞれにゆだねられた形で、情報を集めたり、人に聞いたりしながら、私たちはみな、なんとか一歩を踏み出そうとしています。
ただ、これはコロナ禍の状況に限ったことではないのかもしれません。(中略)いま、何に疑問を感じ、何に戸惑っていますか。自分をとりまく環境の中で、誰しも腑に落ちないことがあると思います。すでに疑問を解決しようと行動している人もいるでしょう。その心の動きや、状況、出来事、考えたこと、気づいたことなどを作品として提示してください。

  • ディレクター(京都芸術大学 担当):金澤韻

京都芸術大学客員教授、現代美術キュレーター。公立美術館勤務後、2013年よりインディペンデント・キュレーターとして活動。メディアアート、漫画、地域とアート、障害とアートなど既存の美術の枠を超える領域を扱う。株式会社コダマシーン共同代表。現代美術オンラインイベントJP共同主宰。2016年より上海拠点。

  • ディレクター(東北芸術工科大学 担当):服部浩之

キュレーター。東北芸術工科大学客員教授、東京芸術大学大学院映像研究科准教授。2020年度・2021年度KUA ANNUALディレクター。アジア各地で新しく生まれる表現活動を調査研究するなかで、異なる領域の応答関係に関心をもち、様々な表現者との協働を軸にしたプロジェクトを展開する。近年の企画に、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」(2019年)がある。

  • 監修:片岡真実

写真:伊藤彰紀

森美術館館長、国立アートリサーチセンター長、京都芸術大学大学院客員教授。2017-2019年度KUA ANNUALディレクター。芸術監督として、第9回光州ビエンナーレ(2012年、共同監督)、第21回シドニー・ビエンナーレ(2018年)、国際芸術祭「あいち2022」なども兼務。

 

■ 京都芸術大学https://www.kyoto-art.ac.jp/

12学科22コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。

芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。

住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116

学科編成:12学科22コース(美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)

在籍者数:3,976名(芸術学部 正科生、2023年5月現在)


■東北芸術工科大学 https://www.tuad.ac.jp/
東北芸術工科大学は、「芸術的創造と良心による科学技術の運用により、新しい世界観の確立を目指す」 ことを建学の理念とし、全国発の公設民営大学として山形県山形市に設立された。芸術学部とデザイン工学部の2学部から成り、大学院生を含め約2,400名の学生が在籍する。実社会で活躍できる人材を輩出すべく、地域社会との連携を重視し、徹底した実学教育を展開していることが特長。昨年で開学30年を迎え、卒業生は延べ12,000人を超える。
住所:〒990-9530 山形県山形市上桜田3丁目4番5号
学科編成:芸術学部(文化財保存修復学科、歴史遺産学科、美術科、文芸学科、工芸デザイン学科)、デザイン工学部(プロダクトデザイン学科、建築・環境デザイン学科・グラフィックデザイン学科・映像学科・企画構想学科・コミュニティデザイン学科)
在籍者数:2,553名(学部生、2023年5月現在)

 

本記事に関するお問い合わせ:学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学

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