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WEB・モバイル2021.04.16

動画素材収集ツール「DeLMO」の導入から7ヶ月でInstagram動画広告のCV数が1,230%拡大。ママコスメ×wevnalの動画活用事例のその後に迫る。(※注釈)

東京
マキヤマブラザーズ株式会社

昨年末、マーケジンの取材を通じて、DeLMO(動画素材収集ツール)を活用したママコスメ社×wevnal社のInstagram動画広告の成功事例が掲載され、業界内でも噂として広がりました。
「動画クリエイティブの攻略は全く出来ていないので、すぐに参考にしたい!」というポジティブな声もあれば、一方「CPAが多少下がっただけで、全体のCVボリュームはそんなに変わってないでしょ?」等、様々な賛否が業界の中でも挙がりました。
DeLMOの導入から7ヶ月が経過し、且つ両社間での動画広告の制作体制をより強化したことで、状況の変化や見えてきた傾向が出てきた為、今回の取材では引き続きママコスメ社、wevnal社にその後のSNS動画施策がどのように進捗しているのか、定量的な数値を中心にリアルな話を伺ってきました。

※前回の取材記事はこちらから
https://markezine.jp/article/detail/34933
※動画素材収集ツール|DeLMO
https://biz.delm0.jp/pc/index.html
 

  • DeLMO導入から7ヶ月、Instagram動画広告のCV数が1,230%拡大

※注釈:1,230%はDeLMOの動画素材を活用した広告配信の結果

ーーはじめに、皆さまの役職やご担当領域についてご紹介ください。

■ママコスメ青木さん(以下青木さん)
ママコスメの青木です。時短と美容の両方をカバーするスキンケア商品の開発・販売をしています。私は、主力商品のママコスメ・クレンジングバームのECサイトの運営、集客プロモーションなど、Webマーケティング全般が担当です。

■wevnal中澤さん(以下中澤さん)
wevnalでクリエイティブチームのリーダーを務めている中澤と申します。主な業務としてはSNSマーケティングに於ける広告クリエイティブの制作及び、デザイナーの納品物の品質管理をはじめ、広告用の記事制作や公式LPの制作並びに改善など、広告コミュニケーションに於る全般を支援させて頂いております。

ーーありがとうございます。青木さんに関しては前回に引き続き、インタビューに応じて頂き有難うございます!また、wevnal中澤さんにつきましてもお忙しい中、ご参加頂きまして有難うございます!

ーー早速ですが単刀直入にお聞きします。前回の取材から約5ヶ月が経過しましたが、現状のInstagramに於ける動画広告のご状況はいかがでしょうか?

 


■青木さん
以前、取材頂いた時はまだDeLMOの活用及び動画クリエイティブの強化をwevnalさんとようやく開始したばかりで、動画クリエイティブの制作本数も正直そこまで多くなく、まだまだ静止画中心の配信をしていました。その為、マーケティング施策全体に対する影響度は正直少なかったのが本音です。
ただ、12月に一時的に新規の獲得が鈍化した時期があり、その際に思い切ってDeLMOの素材を活用し動画クリエイティブの制作本数を以前よりも増やしてみたこと、また同時に弊社とwevnalさんの間で、より動画クリエイティブのPDCAを高速化させる体制を整えたことで、動画のCV数が急激に拡大し、新規獲得のボリュームを大きく取り戻すことができました。あの時、DeLMOを含め動画クリエイティブの制作体制を強化をしていなかったら
、と思うと冷や汗ものです・・・(笑)
その辺りから静止画と動画の制作比率も逆転し始めました。具体的にはもともと静止画8割に対して動画が2割ぐらいだったのですが、今は静止画4割に対して動画が6割となり逆転してる状態です。

※DeLMO以外の動画も含む​


ーー動画の活用が大幅に拡大しましたね!施策に関われている身としてはこの上ない喜びです!

ーーデジタルマーケティングを支援されている立場のwevnalさんと共に動画のPDCAを回されたと思うのですが、中澤さんにも動画施策の前進について、詳細を伺えますでしょうか?

 


■中澤さん
青木さんが仰られた通り、以前までは静止画にて効果の高いキャッチコピーのマイナーチェンジでなんとかクリエイティブの枯れを防いでいたのですが、やはり限界があったので、そのような課題に対してDeLMOの素材が選択肢として増えたことにより、表現の幅が広がり、クリエイティブの枯渇問題から解放されました。
また現場としても動画のPDCAを強化した結果、動画の成功体験を1つ1つ積み重ねていくことで、効果改善の手応えもそうですし、勝ちパターンを見つけ出せているので、個としても組織としても成長を実感できています。

ーー具体的な数値感をお聞きしても大丈夫でしょうか?DeLMOを活用した当初と現在で比較して、どれぐらい動画広告経由の獲得ボリュームが拡大したのかをお聞かせください。

■青木さん
DeLMOを導入したのが昨年の7月だったのですが、そこからPDCAを重ね半年でDeLMOの素材を使った動画クリエイティブの制作本数は3.4倍に増えました。その結果、動画広告の勝ちクリエイティブが生まれ、DeLMOの素材を使った動画広告の獲得ボリュームが当初より約1,230%ほど拡大、CPAも若干の改善傾向となっています。全体のCV数に対する獲得シェアも4.24%から42.93%に増え、売上全体に対する影響度が非常に大きくなってきていて、現場としても動画広告の確かな手応えを掴めてきているのを実感します。

■中澤さん
代理店の立場からすると、目標CPAを維持することは必須条件に近いのと、今回新たに動画という切り札を手に入れられたので、そこは非常に大きかったです。

 

※DeLMOを活用した動画広告のCV数と動画制作本数の推移

 

※全体のCV数とDeLMO動画のCV数の比率(2020/7と2021/1を比較)



ーー各論の話にはなってしまいますが、運用上どの辺りの数値が顕著に改善したのでしょうか?

■中澤さん
まずCTRに関しては静止画と動画で比較して、大きく数値差が出ますね。
具体的には静止画は良くても1%程度でしたが、DeLMOの動画素材をはじめとした動画広告に関しては2-3%が当たり前なので、その分CPC、CPMも大幅に抑えることができ、平均して動画の方がCPC、CPM共に半分以下になることも多いです。因みに一番CVが獲れた動画クリエイティブのCPCは84円だったので全体の効果改善にも大きく寄与しました。

 

▼運用上のKPI

 

ーー定量以外の部分で何か新しい気付きなどはございましたでしょうか?

■青木さん
本施策を通じて、弊社のターゲットユーザーが反応してくれるモデルの傾向(容姿やタイプ、年齢層など)が見えてきたのが大きかったです。今までも当然何となくな傾向は探っていたものの、顔出しの素材がなかなか入手できないことから、配信クリエイティブを経由して傾向を探るのには困難な部分がありました。
ただ今回、DeLMOで色んなタイプのモデルの動画素材をAB検証していったので、顕著に獲得に直結するモデルがどんな人なのか?というのが発見できて、今後のマーケティング施策を考えていく上で有意義な定性的情報を沢山取得することができました。

 


ーー可能であれば効果高く配信できている動画クリエイティブを見せて頂けないでしょうか?

■中澤さん
DeLMOの動画素材を活用して最もCVが発生したクリエイティブはこちらです(目標CPAを維持した状態)。青木さんが仰られるようにブランドとモデルの親和性を見つけることが出来たお陰もあり、広告の成果には大きな影響がありました。

 


ーー非常に手触り感のあるリアルな情報を有難うございます!

 


ーー少し話題を変えさせて頂きます。DeLMOを活用頂いたことにより、クリエイティブ制作に於ける制作コストや時間などに何か変化はございましたでしょうか?

■青木さん
制作の手間と時間は大幅に縮小できています。
今まではインフルエンサーさんが登録しているマッチングサービスで声を掛けて、許諾が出た人に対してオリエンシートを作成し、細かい指示を送り、撮り直しが何度かあったりで、結局満足の行く素材を取得するまでに平均1ヶ月ぐらい掛かってしまったり、という具合でした。
一方でDeLMOの場合はプラットフォームの中に動画素材が潤沢にあるので、検索機能やカテゴリ検索から希望の素材が簡単に見つかり、ワンポチですぐに手に入るので、手間と時間はそっくりそのまま無くなったような感覚です。
素材を調達するまでに要していたインフルエンサーとのコミュニケーションコストが無くなった分、マーケティング施策全体の改善策や新規施策など、本来向き合うべき業務と向き合える時間が増えたのは大きいです。

ーーなるほど、業務効率化にも貢献できているということですね!

ーー最後にお二人に改めて今後、取り組んでいきたい施策や強化していきたい分野等、抽象的なご意見でも構いませんのでお聞かせ頂けないでしょうか?

■青木さん
前回の取材の繰り返しになってしまいますが、2021年はようやく動画元年が到来したと思っていますので「Instagram×動画」を更に攻略し、より最大化を目指したいと共にSNS全体(TiktokやTwitter、SmartNewsなど)への横展開は年内一杯を掛けて実現していきたいと考えています。

ーー中澤さん、いかがでしょうか?

■中澤さん
弊社クリエイティブチームのミッションの1つに勝ちパターンの裾野を常に広げ続けること、があります。その中の1つに動画は間違いなく関係してくる要素ですし、動画の勝ちパターンをどこの代理店よりも多く持つことによって、代理店業界の中でもポジションを確立できると思っているので、2021年はより動画を強化していく方向性で考えています。

ーーお二方、本日は貴重な情報やご意見を有難うございました!

数年前と比較し、動画制作に於けるプロダクトも大幅に増加し、環境も良くなってきているイメージがありますが、実態としてはまだまだ動画広告を攻略し切れていない企業が大半かと思いますので、ぜひ両社が広告業界の動画活用をリーディングする立場として今後も様々なケーススタディを作って行って頂けたら幸いです!
また、動画周りで新たな進展が今後ありましたら、改めて取材させてください。本日は有難うございました!

 


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【関連リンク】
動画素材収集ツール|DeLMO for Advertiser:https://biz.delm0.jp/pc/index.html
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本記事に関するお問い合わせ:マキヤマブラザーズ株式会社

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