「自遊花人水引ミュージアム」優しくて華やかな金沢の水引を堪能!

金沢
ライター
いんぎらぁと 手仕事のまちから
しお

ついに北陸応援割が始まりましたね!金沢旅行を検討しているなら、SNSなどで最新のフォトスポットとして話題の「自遊花人水引ミュージアム」にぜひ足を運んでみてください。

自遊花人」は金沢の水引屋として、オリジナルの水引「四季の糸」(カラーバリエーションは200色!)を使った作品を制作・販売しており、2013年に発売されたMONGOL800のベストアルバムのジャケットにも作品が使われるなど、水引細工の魅力を現代に寄り添ったアレンジで伝え続けています。

水引の素晴らしさや魅力をさらに多くの方に伝えたいと昨年9月から一般公開が始まった「水引ミュージアム」は、自遊花人さんの店舗のすぐ隣にあります。

まず驚くのは、ミュージアム内に展示された水引照明200個!その圧巻の美しさ!

まんまるの「maru」、筒状の「tsutsu」、ベル状になった「bell」と3つの形があり、自遊花人の「四季の糸」を使っています。

水引ミュージアムの水引照明を撮影したフォトジェニックすぎる写真や動画が、現在Instagramなどで大バズリ中です!

ミュージアムからは日本庭園も臨めて、水引照明の下で金沢時間をしっぽりと楽しめます。

ちなみに明るく日光が差し込む好天よりも、少し薄暗い空模様や時間帯の方が水引照明はきれいに見えるとのこと。

日本で一番曇りや雨の日が多いなんて言われる金沢にぴったりのポイントです。

また、ミュージアムには金沢市文化活動賞を2023年に受賞した廣瀬由利子さんをはじめ、自遊花人の水引職人さんが手掛けた作品が多数展示されています。

水引細工が優しく揺れるのれんなど、日常生活にインテリアとして取り入れられる作品も。

時計の文字盤やシャンデリアの中、障子の一部など、「隠れ水引」もいくつかあるのでぜひ探してみてください。

Instagramでの注目や雑誌やテレビといったメディアにも取り上げられ、ミュージアムを訪れる方も日々増えているそうですが、お客さまからはスタッフさんの丁寧な説明や接客に喜ぶ声が多く寄せられているといいます。

「たくさんのお客さまが訪れるようになっても、水引の魅力を丁寧に伝えることや接客のクオリティは大切にしていきたい」

今回ミュージアムを案内してくださった自遊花人の廣瀬香治社長はそう話します。

そんな自遊花人さんの想いがあってこそ、胸打つ水引の世界が作り上げられているのだと感じます。手仕事はやっぱり、人の心かもしれません。

自遊花人水引ミュージアムでは、能登半島地震に被災された方と支援で来県されている方に向けて、作品が心の癒しになればと2024年末まで入館料を無料にしています。

お隣の店舗では水引を使ったアクセサリーやストラップなども手ごろな価格で購入できます。

水引照明も1つから購入できて、好きな色を組み合わせるオーダーメイドでの販売も可能とのこと。

ミュージアム入場者はお隣の店舗での商品購入が20%オフになるので、金沢のお土産としてもぜひおすすめです。

水引ガチャも人気ですよ!

夏は自遊花人オリジナルの水引風鈴もミュージアム内に展示する予定とのこと。

これからの金沢観光スポットとして外せない「自遊花人水引ミュージアム」で、ぜひ水引の魅力を感じ取ってみてください。


自遊花人水引ミュージアム

住所:〒921-8032 石川県金沢市清川町7-9
営業時間:10:00~16:00
休館日:年末年始、第3金曜日
入館料:大人(18歳以上) 500円、小学生~高校生 200円
※能登半島地震で被災された方、救援活動をされている方は入館無料(12月末まで)
入館特典:隣接するショップでのお買い物が20%オフになります。
※一部対象外商品があります。
電話番号:076-244-6441

プロフィール
ライター
しお
ブランニュー古都。 ふるくてあたらしいが混在する金沢に生まれ育ち、最近ますますこの街が好きです。 タウン情報サイトの記者やインターネット回線系のまとめ記事などを執筆しながら見つけたもの、感じたことをレポートします。 てんとうむししゃ代表。

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