グラフィック2020.10.16

当たり前にとらわれない

東京都
グラフィックデザイナー
azusa matsumi
まつみあずさ

親ばかかとは思いますが。
4才の娘のお絵描きがなかなか独創的で好きです。

絵自体もとても愛らしくて好きなのですが、
色使いがとても面白いなと。

黄色で人も景色も描いたあと、部分部分で青でなぞってみたり、
アートっぽいなーって思っていつも楽しく見ている。

なんでお水は青色なの?なんでお湯が赤色なの?
この、『○○といえば□□』の様な
大人なら思う当たり前が、
まだ子供の中には無いので
色んな表現が面白いなと思う。

もちろんデザインをする上で、この『当たり前』の表現が大事で、
ピクトグラムを作る時は特に大事な気がする。
色、形、配置など、誰が見ても
何のサインか分かるというのはとても大事。
私はピクトグラムがとても好きなので
この『当たり前』が連想ゲームの様で好きです。

シグニファイアとは?の記事を読んで
何だかとっても面白かった記憶が。

というか、色んな現象だったり思考に
ちゃんと名前付いてんだな!といつも思う。
こういう思考、絶対なんか名前があるはずだ!って調べると
大体なにかしらのWikipediaみたいなのがある。
すごい。

将来何になるんだろうなあと思いながらお絵描きを見て、
この面白い色使いが消えないよう、
当たり前にとらわれないで大きくなれよと母は思う。

プロフィール
グラフィックデザイナー
まつみあずさ
1982年横浜市生まれ。岩手県盛岡市出身のMC業の夫と元気な保育園児の3人家族。子どもを育てるようになって大体の事は怒らなくなったし大体の事は気にならなくなった。猫とゲームとお酒が大好き。

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