2020.12.25

こたつ、をかし!

新潟
ライター&コピーライター
いと、をかし。
丸山智子

 

みなさま、メリークリスマス!

新潟、寒いっっっっですっっっっっっっ。

今日の具合、私が住んでいる新潟市内は積雪まではいきませんが、雪が降ったりはしているので一応ホワイトクリスマスを味わっています。

窓から見ている分には、ホワイトクリスマスはロマンチックな響きがありますが、一歩廊下に出ると…寒い!!

 

アラフォーになるとクリスマスツリーよりもこたつが恋しくなります。

 

こたつの歴史は遡ること、室町時代。囲炉裏の火力を落として短い脚のついた台を置いて衣服をかぶせたところから始まっているとのこと。それが江戸時代にやぐらに組んだ台に布団をかぶせた「やぐらこたつ」が登場し、次に火鉢とやぐらを組み合わせた可動式のこたつへと進化していき、明治時代に「掘りごたつ」が誕生(意外と早い)!これは日本で活動していたイギリス人陶芸家のバーナード・リーチが正座が苦手で提案して生まれたという経緯があります。

 

そしてついに戦後、「電気こたつ」の誕生!

 

リモートワークが一気に進んだ2020年において、一躍脚光を浴びたのは、USBポートや電源コンセント付きのこたつ!なんという最高な仕事環境(最高なゲーム環境)…!!!

こたつで在宅勤務……USBポート付き「高脚こたつ」イオンが発売

 

日本人の暮らしに寄り添い続けてきたこたつは、近松門左衛門の「心中天網島」、落語「按摩のこたつ」など数々の文芸作品にも登場し、当時の暮らしを今に伝えています。

 

技術の進化、生活様式の変化で、こたつはしなやかに形を変え、日本人に寄り添う文化なのです。

それではみなさん、こたつから出れない症候群に気をつけながら(笑)、良いお年を!

プロフィール
ライター&コピーライター
丸山智子
新潟市出身、進学を機に上京し東京で広告制作会社や編プロなどに勤務。2014年Uターンと同時に独立。新聞、雑誌、WEB、イベント広報等での執筆や、定期的なラジオ出演など。趣味は観劇と、生ハムの原木を一本持ってピクニックをすること。 2020年4月~7月、毎日違うプリンを食べる100日チャレンジ敢行! https://note.com/marutomo025 現在「新潟らしいプリン」開発プロジェクトを立ち上げ活動中! https://www.facebook.com/pg/%E3%83%8B%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%9C-107225947748273/community/?mt_nav=0&msite_tab_async=0

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