マスク生活で季節が早送り?! 季節は匂いで感じるもの
7月27日の「すいかの日」においしそうにすいかを食べるイラストをSNSで見かけ、影響されやすい私はその日はすいかのことで頭がいっぱい。
その日の仕事帰りにスーパーをはしごしてようやく見つけた残り1個のすいかを即購入しました。
「すいか」といえば夏を代表するアイテムのひとつ。
みずみずしくて甘〜いスイカを食べたおかげでようやく「夏」を感じられました。
というのも、今年は何だか月日の流れが早く感じていて、夏になったという実感がしません(せいぜい「初夏になったな〜」程度の感じ)。
この前、道端にあじさいやコスモスが咲いているのを発見し、「ええ!もう世の中は夏になっていたの?」と動揺してしまったほどです。
今年の北海道は幾日かは暑い日もありましたが、涼しい(もしくは寒い)日の方が多く、また昼は暑くても夜はひんやりしていて長袖の上着がまだまだ手放せません。
このように気温のせいで夏を実感しづらかったというのもあるのですが、原因はこれだけではありません。
個人的な最大の要因はマスク!
マスクをしていると、嗅覚がどうしても鈍くなるので花や草の香りといった季節の香りを感じづらくなっていたようです。
人気が少ない屋外でマスクを外すと、自然の香りがブワッと一気に体の中に入ってくる感じや「外ってこんなに強い匂いだったの?!」と驚かされます。
匂いで季節を感じ取るのに匂いって大事なんだなと気づかされましたね。
そして、季節を感じていないと時間の流れがこんなにも早いものだったなんて…!
(ただし一日はとっても長く感じるのはいつもと変わっていません)
ちなみに、私が北海道で感じてきた四季の香りの印象は次の通りです。
・春…雪から雨に変わり、雨の水っぽい香りに。雪が溶けて土が出て草が生えてくるので、土の香りや若草や若葉のほんのり青々とした香りも。
・夏…植物の最盛期で、花の甘い香りや草の青々とした香りが春よりもいっそう力強い。湿度も高くモワッとした感じもあり。
・秋…落ち葉の香ばしい香り。空気もカラッとしてくるのでスッキリした香りに。
・冬…雪が降り、寒さで空気が秋よりもよさらに澄んでくるので、冷たくツンとした香り(感覚的にはクールミントガムを食べた時に近い)。
まだまだマスク生活が続きそうで、何もせずに過ごしていると気がついたら冬になっていてもう年末…
なんてことにもなりそうで、仕事などでカレンダーを見るたびにゾワッとしています。
季節を感じる手段が減った今年は、もっと積極的に季節のものを取り入れていきたいのですが、
フェスなどのイベントも中止になり、浴衣を着て行きたいところもなく…。
自分で夏の楽しみ方を模索していかなくてはいけない「試される夏」のようです。
残り1カ月、今年の夏をどう満喫していこうか。
まずはこれを書き終えたら買い置きしていた白くまアイスを食べるぞ!
マスク生活が終息したらは鹿児島に行って本物の白くまを食べながら「あ〜夏っていいよね!最高だね」ってはしゃぎたい!