風鈴トンネルで残暑払い!

金沢
ライター
いんぎらぁと 手仕事のまちから
しお

北陸といえども夏はしっかりと暑い金沢です。
残暑厳しい8月の終わりに、風鈴イベント「FUUUU-RIN!~癒しと魔除けの音色展~」へ行ってきました。

金沢のクリエイター集団「金沢クリエイターズシンジゲート」の初イベントとして、150点もの風鈴をテーマにした作品が集まっています。

金沢の中心街に、風鈴トンネルが出現していました。

紙製のかなざわ風鈴は風鈴専門家で金沢工業大学教授の土田義郎先生が監修し、かたちは決まっているのですが、素材に使う紙にはイラストレーターさんや作家さんの個性が光ります。

写真家さんの作品は紙ではなく、写真のフィルムが使われていました。日光に透かすと、きれいな紫陽花が見えます。

作家さんの色が出る創作風鈴は、木や紙やなかには革製などさまざまな素材を使っていて、発想が豊か!ひとつひとつが本当に面白い。

マスクをした風鈴や、アマビエちゃん風鈴もありましたよ。

上を熱心に見あげていると、突如熱に近い風が吹きました。チリンチリンやカランカラン、中には絡まってシーン。音色まで多種多様。

暑さが吹き飛ぶ!まではいきませんが、心は涼しく軽くなった気がしました。

9月5日からは、金沢湯涌温泉の旅館「かなや」さんの客室に会場を移し、第2期の展示が始まるそう。外で楽しむ風鈴もいいですが、旅館のお部屋にこの風鈴トンネルが佇む姿も、想像するとまた趣がありますね。

プロフィール
ライター
しお
ブランニュー古都。 ふるくてあたらしいが混在する金沢に生まれ育ち、最近ますますこの街が好きです。 タウン情報サイトの記者などをしながら見つけたもの、感じたことをレポートします。 てんとうむししゃ代表。

日本中のクリエイターを応援するメディアクリエイターズステーションをフォロー!

TOP