三越のライオン像にまつわる都市伝説検証

仙台
フリーランス記者・作家
スーパーいわちゃんねる!クリ目版
岩崎

 「都市伝説」。それは街でまことしやかにささやかれている、本当かどうか定かではない噂話のこと。全国にはさまざまな都市伝説が散らばっているが、私の地元・仙台では「誰にも見られずに仙台三越の入り口にあるライオン像に乗れたら幸せになる」という噂がある。

 調べたところ、他の都道府県にある三越でもライオン像が設置されており各地で同様の噂があるそうだ。幸せになるかどうかは置いといて、本当にそんなことができるのか検証することにした。

 仙台三越のライオン像は一番町四丁目アーケード側の入口にあり、日中は像の前を多くの人が行き交う。うーん、日が昇っているうちは難しいか……と思っていたら、ある人から「人通りが減る夜になればいけそうじゃないか?」という情報(?)をいただく。

 画像に写る門松をご覧になってお気づきの方がいらっしゃると思うが、この検証を行ったのは2019年12月末。忘年会シーズンもひと段落し、年末で人通りも減っている。この時期の夜ならいける気がする……!!

 閉店後の夜8時過ぎ、再度ライオン像のところを訪れてみたところ……。

 シャッター降りてるぅぅぅぅぅぅ!!!!!

 検証の結果「仙台三越前のライオン像に誰にも見られず乗れた人は、幸せになる・ならない以前に超幸運の持ち主である」ということがわかった。ライオン像に限らず、他の都市伝説でも真面目に解明したらイメージと現実が違った……というケースがあるかも知れない。

プロフィール
フリーランス記者・作家
岩崎
フリーランス記者・作家。メディア関係の仕事に就く傍ら、書いて撮って編集・デザインして発信できる「平面系マルチクリエイター」を目指す平成元年生まれ。巳年・蠍座の女。本家ブログは「スーパーいわちゃんねる!」で検索。宮城県出身、東京都在住。東京都の緊急事態宣言延長のためゴールデンウィークは実家に帰れず、先に解除された地元の様子をSNSで見ては指を咥えている。

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