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最先端の技術で幸せや感動を与える「仕事」 =「社会貢献」を目指して

東京
株式会社イッカツ 代表取締役社長 鈴木敬氏

今回ご紹介する株式会社イッカツは、一度の個人情報入力で複数の会社に申し込みができる、金融商品一括申込サイトの運営と、データベースソーシャルマーケティング® 事業を手掛けている会社で、Jリーグ湘南ベルマーレのオフィシャルクラブパートナーでもあります。代表取締役社長の鈴木敬(すずき たかし)氏に、金融関係の仕事からスタートしたキャリア、設立に至るまでの過程、現在の事業と今後の展望、一緒に仕事をする人に対して求めることなど、さまざまなお話を伺いました。

いつかは自分でビジネスを 大学卒業後、経営者との接点が多い金融の世界へ

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「イッカツ」を設立されたきっかけを教えてください。

元々、直近まで東証マザーズに上場していた比較サイト事業を営む会社で、新規事業を企画する部門の統括をしていました。そこで「イッカツ」の前身となる、住宅ローンを一括申込できるサービスを企画し、社内ベンチャーとして「住宅本舗」を立ち上げ、2014年の6月に今の社名「イッカツ」に変更し、11月に株式を全部買い取り、MBOをして、独立しました。

では、それ以前は、どのようなキャリアを歩んでいらしたのですか。

大学卒業後は、東証一部上場の金融関係の会社で働いていました。そこで、1998年頃に100%子会社のネット金融サイトの会社を立ち上げて、代表取締役を2年ほど務めました。その会社は、マザーズに上場していたネット企業に株式60%を売却して共同事業となりました。その後は、本社へ戻って事業開発部で事業企画やベンチャー投資を担当しました。新卒から10年程勤めた後、その会社を辞めて、2005年に、アジアの人材を紹介をする会社「A-Jungle」を起業し、専門のサイト「A Power Now!」を作り、2009年12月に株式を売って代表取締役を辞任しました。その後、先ほど出てきたマザーズ上場の会社に入りました。

金融関係の仕事に進んだ動機を教えてください。また、若い頃から、独立志向はありましたか?

大学時代、「この仕事がしたい」という希望は特にありませんでしたが、「自分でビジネスをできたらいいな」と思っていました。金融関係なら経営者と接触できる機会が多いのではと思い金融関係の企業を選びました。独立志向は働きはじめた頃からありましたが、当時は具体的な勉強をしておらず、ただ「とりあえず社長になろう」という風に思っていましたね(笑)。

自動一括入力サービスのニーズの広がりに合わせ 社名を「イッカツ」に変更

「一括」の「一」と、蓄積されたデータベースの有効活用をイメージしたロゴマーク。

「一括」の「一」と、蓄積されたデータベースの有効活用をイメージしたロゴマーク。

社名を「住宅本舗」から「イッカツ」に変更されたのは、どのような理由ですか?

「住宅本舗」時代は、住宅ローンのサービスをメインに住宅関連のサービスを中心に行っていましたが、「一括で自動入力するサービス」が、住宅だけに収まらなくなったためです。今後はネット上のいろいろなサービスに一括して入力できるようにしていきたいと考えて、この名前にしました。漢字の「一括」ですとストレートすぎるので、カタカナの「イッカツ」にしました。

親しみやすい社名ですね。ロゴマークのデザインもユニークですが、どんな意味があるのですか?

元々は漢字の「一括」をアレンジしたデザインでしたが、ストレートすぎるということで、どんどん抽象的にしていきました。上の横棒は「一括」の「一」です。下の縦棒・横棒は当社のサービスを表しています。ユーザーが入力した情報を蓄積し、他のサービスを利用する時に、何度も同じ情報を入力をしなくて済むように、データベースを有効に活用できるという弊社のサービスのイメージを形にしたデザインです。

御社のサービスのジャンルの幅が広がっていったからということですが、では、その事業内容について教えてください。

まず、住宅系ではハウスメーカーに注文住宅の資料を一括請求できるサイト「持ち家計画」、金融系では、住宅ローン、カードローン、クレジットカードなどを一括で申し込める「住宅本舗」を運営しています。その他には、不動産投資を考えている方が、物件を販売している会社に資料請求をするサイトを運営しています。 最近では、「イッカツ」というアプリのサービスも始めました。ショッピングや資料請求、アンケートでポイントがたまって、AmazonギフトカードやWebマネー、現金等に交換できるアプリです。

設立当時を振り返って、良かったこと・苦労したことなどを教えてください。

当社は、一からはじめた会社ではありません。最初は、組織の中の一事業部門でしたから、資金的な面で、普通のベンチャー企業と比べて良かったと言えます。 組織の中の一事業部門であるということは、反対に、経営やサービスを決めていく自由度はあまりありませんでした。上場企業の1つとして判断しなくてはならないということです。

インターネット上のあらゆるサービスに活用できる 「自動入力ポータル」を目指して

今後の展望・夢などを教えてください。

現在、弊社のデータベース上には、ユーザーの顧客情報が蓄積されています。ユーザーがインターネット上のあらゆるサービスにおいて、一度入力した情報を再度入力することがない環境を作っていきたいと思っています。また、蓄積されたデータを利用し販売促進のためのビジネスモデルを作りたいと考えています。

確かに個人情報を何度も入力するのは面倒ですから、御社のサービスは便利ですね。 今後、インターネット上のサービスはどうなって行くと思いますか?

個人的にはスマートフォンを持っているだけでも面倒だと思っています。落としたり、なくしたりしますし(笑)、タブレットは重いですし。将来的には、映画のように、機材がなくても空間に画面が映る日が来るのではないかと思っています。 インフラや技術の革新があって、そういう風になった時にも、弊社のサービスが対応し、ある程度のシェアを取れるような企業体になりたいと思うので、今から、そのためにいろいろな種を蒔いていきたいと思っています。

求めるのは「謙虚で素直な人」 「仕事は自ら取り組んでいくものと考える人」

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会社を運営する上で、特に大切にしていらっしゃることは?

それは、やはり「人材」ですね。謙虚で素直な人が集まる組織を作りたい、そういう人を一人でも増やしたいと思っています。昔は、スキルセットや専門知識が高い人ばかり採用したり、いろいろ試みましたが、結果的に、謙虚で素直な人が上手くいっていると思いますね。謙虚で素直な人は、最初はスキルが低くても伸びていくとわかりました。ものすごくスキルがあって謙虚でない人と、あまりスキルはないけれど謙虚な人でしたら、後者を選びますね。もちろん、ある程度のスキルセットは必要ですが。

一緒に働く人に対して、会社としてどのようなことを求めますか? ホームページには求める人物像として「自発的に課題や改善点を見つけ、それに邁進できる方」「規定概念にとらわれることなく、常に新しい気持ちで取り組める方」とありますが。

プロとして、商売人として、仕事ができる人ですね。クリエイターの人でも、自分の仕事に対して自信を持っていて、かつ、それで食っていくという気概のある人がいいですね。寄らば大樹の陰というサラリーマン的な人は大嫌いなんです。

クリエイターでも、会社の一員としてビジネスセンスのある人が望ましいということでしょうか。

そういう人は絶対いい仕事をすると思います。経営者と社員の差は、お金を集める力やチャンスがあったなど、そのあたりの差だと思います。社員の場合は自己資金を投資するリスクはありませんが、それ以外は、ビジネスマンとして経営層と近しいビジネスセンスがある人のほうが、成功するのではないかと思います。なので、クリエイターでもビジネスマンになれる人がいいですね。使われるのでなく、仕事は自ら取り組んでいくもの、という考えのある人に、非常に興味がありますし、一緒に働いてみたいなと思います。

では、御社で活躍できるのはどんな方ですか。

弊社の採用面接を受ける方は、弊社のサービスをよく調べて来ますが、既存のサービスだけでなく、その裏を見て「こうしたら面白いことが出来そう」と感じられる力がセンスだと思います。そういう姿勢で臨む人が、活躍できると思います。

取材日:2015年10月27日 ライター:保坂久美

企業名:株式会社イッカツ

  • 代表者名: 代表取締役社長 鈴木敬(すずき たかし)
  • 設立年月: 2010年12月
  • 資 本 金: 5400万円
  • 事業内容: データベースソーシャルマーケティング® 事業/金融商品一括比較サイト事業 住宅・不動産一括比較サイト事業
  • 所 在 地: 東京都港区赤坂2-12-10国際溜池ビル6F
  • URL: http://www.ikkatsu-data.co.jp/
  • お問い合わせ: ホームページのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
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