これはもう、遊びじゃない

金沢
ライター
いんぎらぁと 手仕事のまちから
しお

みなさんは砂遊び、好きでしたか?公園の四角い砂場や海岸の砂浜で、巨大プリンを作ってみたり、砂の城を作ってみたり。

わたしは波打ち際からぐぐっと棒で水脈を作り、砂山の周りにお堀をつくるのが好きでした。

今夏、金沢港エリアに新しくできた「金沢港クルーズターミナル」にも砂でできたアートがあると聞き、新スポットの見学を兼ねていってきましたよ。

今はコロナ渦で見かけませんが、たまに金沢港にも大型クルーズ船が寄港します。金沢駅から海の方へ真っすぐ伸びる道路の先、本来突き当りで海が広がる位置にクルーズ船が停泊している様子は、突如巨大なビルが出現したような、見覚えのない景色でどきどきします。

金沢港の新たな玄関口となる金沢港クルーズターミナルは広いホールを抜けると、金沢港を一望できるターミナル広場に出ます。

海を背に振り向くと、どどーん。全長7メートルのクルーズ船が!

その下には愛しのひゃくまんさんに、アマビエちゃんも。

砂像をつくったのは美しい砂浜が広がる能登・羽咋市の千里浜海岸を拠点に、砂像・塩像クリエイターとして活躍する古永健雄さんという方。

見れば見るほど、細かく繊細な砂のアートに感動しつつ、また世界中からいろんな船がここ金沢へやってくる日を楽しみに想うのでした。

プロフィール
ライター
しお
ブランニュー古都。 ふるくてあたらしいが混在する金沢に生まれ育ち、最近ますますこの街が好きです。 タウン情報サイトの記者などをしながら見つけたもの、感じたことをレポートします。 てんとうむししゃ代表。

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