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グラフィック2016.08.17

WEB、展示会、紙媒体など、 全てトータルで行うことを大切に お客様のブランド力をアップするお手伝い

名古屋
エフエヌプランニング株式会社 取締役会長 Akira Miwa
美和 彰氏
名古屋のビジネス街である「伏見」にオフィスを構える、広告・デザイン会社のエフエヌプランニング。 CI計画、ホームページ、会社案内、パンフレット、展示会ブースなど、総合的に考え企業をサポートし、デザインを通してブランドを構築する仕事をされています。 設立は1980年(昭和55年)。移り変わりの早い業界において、40年近くもの実績は信頼の証です。 今回は、同社取締役会長の美和 彰(みわ あきら)さんに、仕事に対する姿勢、同社の強み、こだわりなどをお伺いし、業界で成功するコツを探ります!

出版社での修行の日々。続けられたのは、仕事が面白かったから。

デザイン業界に興味を持たれたきっかけを教えてください。

デザイン業界に興味を持たれたきっかけを教えてください。

デザイン会社でアルバイトをしたことがきっかけです。当時は手作業で版下制作をおこなっていました。この作業で重要だったのが黒インクで線を引いたり、塗りつぶしたりする「墨入れ作業」。この細かい作業が得意だったのです。というのも、高校時代は、電気製図を学んでいて、図面の中に半径2~3ミリの円を烏口(からすぐち)で書いたり、0.1ミリより細い線を当たり前のように書いていました。

デザインを専門的に学ばなくても、デザイン業界に入ることは可能なんですね。

高校は工業系の電気科でした。細かい作業に加えて、小学生の頃から造形が好きだったということもあり、電気からデザインの方に興味がシフトしていきました。高校卒業後、デザイン研究所に勤務して1年程たったころ、たまたま大阪の出版社で求人があり、縁もゆかりもない土地でしたが、思い切って行くことにしました。

出版社ではどんな仕事をされましたか?

当時の出版社は、取材から撮影、コピーライティング、レイアウトまで、全て編集者がやりやました。私はデザイナーとして、同じチームに入った一人はコピーライターとして採用されましたが、二人とも業務は同じことをしていました。メイン業務はそれぞれ違いますが、お互い、取材から撮影・コピーライティング・レイアウトまで全てをこなしていました。

相当な忙しさだったでしょうね。

少人数で260ページの月刊誌を受け持っていました。1カ月サイクルで、最初の1週間は余裕たっぷりの天国、次の2週間は終電までにはなんとか帰れる普通の生活、最後の1週間は完全に寝袋(泊まり込み)の地獄(笑)でした。ただ最初の1週間が天国といっても、遊んでいるわけではなく、イラストレーターと会ったり、カメラマンの個展に行ったりして人脈を築いていました。

ハードなお仕事を経験する中で得るものは大きかったでしょうね?

自分で撮影もするし、印刷も最初から最後まで面倒をみるし、広告クライアントの管理もするので、短期間で本の制作に関する多くの知識を身に付けることができました。ただ、出版・デザイン業界は、徒弟制度で給料も安い。勤務しているというよりも修業でした。出版社全体としては同期で何人か入社しましたが、ほとんどの人が夜逃げしていなくなりました。

ご自身が続けることができたのは、なぜだと思いますか?

単純に好きだったからです。仕事が面白かったからです。自分たちで企画し、取材し、デザインし、最終の印刷まで全て自分の目で確かめたものが世の中の書店に並ぶわけです。また、印刷会社のスタッフ、カメラマン、イラストレーターの方々との遣り取りも非常に楽しかったですね。 若かったので、すべてが刺激的で、会社に寝泊まりするくらいは、まったく苦になりませんでした。

展示会の企画・運営・設営までやるデザイン会社

エフエヌプランニング株式会社

独立までの経緯を教えてください。

出版社で、一通りのノウハウを覚えましたが、食っていけない。そこで、同期の一人と一緒に名古屋で独立することにしました。出版とデザインが両立した会社であることを特長とし、デザイナー3人、コピーライター2名の総勢5名で始めました。

設立時の業務内容を教えてください。

当時の名古屋には出版社がなく、あっても教材関係くらい。出版ではやっていけないと思い、“編集の得意なデザイン会社”を目指し、銀行の情報誌、一流ホテルの季刊誌、会社案内、学校案内を数多く手掛けました。

クライアントはどのように獲得しましたか?

飛び込み営業も随分しました。運がいいことに、大手印刷会社と取り引きができ、金融関係のコンペに参加、採用されたことで信用を得ました。

大きな転機ですね。

それがあったから、今があります。誰もが知っている銀行のボーナスキャンペーンでした。カメラマンやモデルも一流の人を紹介してもらい、かなり力を入れて制作しました。おかげで、新規営業にも自信を持っていける作品ができ、仕事が増えていったのもそれからでした。

長年続けてこられて、印象的なエピソードは?

大きな展示会場を使って、石油関係の会社の80周年イベントを仕切る仕事がありました。相談にのっているうちに、当社で運営から施工までの全てを担当することが決まったのですが、通常ならこのような展示会の仕切りは、それなりの規模がある代理店の仕事です。しかしお客様は依頼する際、「グラフィック」と「展示会」という分けた考え方をしないので、トントン拍子に企画から運営マニュアル、施工、当日の運営までの全てを仕切ることになりました。 デザイン会社の中で、当社のように展示会の企画・運営・設営までこなせるノウハウを持っている会社は、珍しいと思います。

条件にこだわりすぎず、好きな分野に飛び込んでみよう!

エフエヌプランニング株式会社

今、一番力を入れている分野は?

お客様のブランド力をアップするお手伝いをしているので、何かひとつに力を入れることがなく、WEB・展示会・グラフィックなど総合的に考えて提案をしています。

そうした取り組みの中で、こだわっていることは何ですか?

お客様の魅力を十分に表現するために、コミュニケーションを大事にしていることです。お客様と良いパートナー関係を作って、デザインが経営戦略の大きな役割となることをぜひご理解いただきたいと思います。「安ければいい」というのではなく、名刺1枚にしても、会社の魅力がアピールできるよう、お客さまから「聞き出して表現する」というスタンスを大事にしています。

業界を目指す人たちに向けてアドバイスをいただけますか?

「厳しそう」「残業が多そう」という基準で仕事を選択していてはいけないと思います。本当に好きでやりたいなら、一度飛び込んでみては如何でしょう。 特に、我々の業界というのは、やりたくて目指している人が多いはずです。一生のうち、数年間くらいは死にもの狂いでやってみることが大切だと思います。

取材日: 2016年7月26日 ライター: 石崎幸子

エフエヌプランニング株式会社

  • 代表者名:取締役会長 美和 彰(みわ あきら)
  • 設立年月: 1980年8月
  • 資本金: 1000万円
  • 事業内容: 広告、宣伝に関する企画制作 販売促進に関する企画・制作 書籍、年史、写真集等の出版物の企画・編集及び出版・販売 博覧会、展示会、イベント等の企画・制作・運営 広告代理業務 マルチメディア及びソフトウェアの企画・開発 インターネットを利用した情報ネットワークの企画・構築及び運営 テレビ・ラジオ放送の番組及びコマーシャルの企画・制作 屋内外広告看板、ディスプレイの企画・制作 印刷業 建築の企画及び設計・管理 上記各号に附帯する一切の業務
  • 所在地: 愛知県名古屋市中区東桜2-22-18 日興ビルヂング9F
  • URL: https://fn-planning.com/
  • お問い合わせ先: 052-508-8800
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