WEB・モバイル2019.07.03

顧客と市場を的確に結ぶウェブサイト運営で 信頼されるクリエイティブチームを目指す

石川
株式会社 FURAZOA 代表取締役
Keiji Saka
坂 圭司

石川県金沢市の中心部で、ウェブサイト制作を中心に、ブランディングやビジネス企画の提案・サポートを手掛ける『株式会社FURAZOA』。デザインをはじめとするクリエイティブの力と、高度なサイト運用の技術を駆使し、県内はもとより東京・名古屋・大阪等でも顧客を増やしています。成果を生むために日頃実践している業務の基本や、新たに取り組む、クリエイターの共同事業体発足などについて代表取締役の坂 圭司(さか けいじ)さんに伺いました。

ウェブサイトでの集客をワンストップでサポート

独立までにどのようなお仕事を経験されてこられましたか。

デザイン系の専門学校を卒業後、石川県内の企業に就職し、ウェブデザインの仕事を経験しました。その後、フリーランスでウェブサイト制作を手掛け、2016年2月に現在の会社を立ち上げました。

御社の事業内容と、事業を進めるに当たってのコンセプトを教えてください。

事業のメインはウェブサイト制作です。中・小規模のプロジェクトを中心に、コーポレートサイト、プロモーションサイト、ECサイト、ランディングページなど多様なウェブサイトを制作しています。プロジェクトの目標や課題をしっかりと把握し、クライアントの最適なソリューションをご提供することを心がけています。

クライアントは石川県内の企業が中心ですか。特化しておられる業種はありますか。

県内企業に加え、東京、名古屋、大阪の広告代理店やマーケティング会社からの依頼案件も多いです。業種は特化せず、さまざまな分野の企業様のお仕事をさせていただいています。現在お受けしているクライアントの業種も、専門学校、製造業、建設業、税理士事務所など多岐にわたっています。弊社は、デザインだけ、或いはマーケティングだけを行うのではなく、ウェブサイト運用に必要なビジュアルと機能を合わせた制作とサービスをご提供しており、そこに魅力を感じてくださるクライアントが多いと思っています。

運用も含めウェブサイト制作をトータルに行えるのが御社の大きな強みでしょうか。

そうですね。企画立案からデザイン、マークアップ、その後の運用までワンストップでご提供できることが弊社の強みです。また、東京、名古屋、大阪の広告代理店からの案件を数多く手掛けた経験からサイト運用の高度なノウハウも修得し、これらの知見を生かしたサービスをリーズナブルな金額でご提供しています。大手制作会社との業務提携も行っておりますので、規模の大きなご依頼にも対応できます。

成果を上げるための課題を見極め、最適な策を見出す

ウェブサイト運用のノウハウにはどのような手法がありますか。

一つはグーグルアナリティクスでサイトの解析を行うことです。弊社は、先程お話しした東京、名古屋、大阪の広告代理店からの案件でサイト解析の経験を積んでいることから掘り下げた解析ができ、これに基づいた、より効果的な運用対策を行っています。

ウェブ集客のポイントはどこにあるとお考えですか。

サービスや事業の性質によってポイントは異なりますので、一つに絞ることはできませんが、ウェブサイトを運用する目的やターゲット、市場のニーズなどの課題を見誤らないことが一番大事だと考えています。クライアント自身が気づいていない課題を見つけ、提案させていただくことも重要です。もちろん成果を上げていくためにはSEO対策から広告運用まで、可能な対策はすべて講じることが前提ですが、これらについてクライアントに理解していただくことも大事ですので、制作後のアフターフォローにも気を配っています。

クライアントへ適切な提案を行うために実践されていることは何ですか。

先程お話したウェブサイトの目的やターゲット、市場のニーズなど、それぞれのプロジェクトの本質的な課題は何かを常に考え、しっかりアプローチすることを心がけています。さらに、広告関係の専門書を読み、他のサイトに目を通し、研究を重ねています。また、クライアントが考えているサイト内容と市場のニーズがマッチしていない場合もあるため、ヒヤリングや打ち合わせを入念に行い、精度の高いサイト設定に努めています。

クライアントの考えと市場のニーズがマッチしていない事例を教えてください。

例えば、求人特設サイトを作るとき、クライアントは会社の得意な部分、取り扱っている商品やサービス、営業手法などを見せたいといわれるのですが、求職者の関心は仕事内容よりも、会社にどういう仲間や先輩がいるのかという「人」にある場合が多いのです。そのウェイトをしっかり把握した上で、例えば「人にフォーカスしなければならないので、インタビューコンテンツを作りましょう」といった提案を行ったりしています。

身近で頼れる、唯一無二の存在になる

ウェブサイト制作で、特に印象に残っている案件はありますか。

クライアントが東京の事業者のため、直接お会いしてコミュニケーションを取ることができず、意向を汲み取ることに苦労した経験があります。しかし、弊社は、SEO対策や広告運用、SNS活用をはじめとするマーケティング、キャンペーンページの企画、新サービスの企画立案などウェブサイト運用に必要な施策を全て担当させていただいたので、その成果が上がることで会社そのものが成長していく姿を拝見することができました。物理的距離があることでの苦労はありましたが、会社の成長の一翼を担っているという実感が得られ、やりがいを感じました。

御社の特色とユニークな社名には何か関連がありますか。

社名そのものには特別な意味や由来はなく、語呂だけで決めました。アナグラムでもなく、日本語にも英語にも無い文字列です。記号として「完全にユニーク」なものにしたかったのです。社名で検索すれば、「金沢」など2つ目のワードを打たなくてもスムーズに弊社の情報にたどり着けます。クライアントにとって唯一無二な存在になりたいと言ったら大げさですが、他社にはできないことを実現できるチームにしていきたいと思っています。

クライアントとクリエイターを結ぶ新たな取り組みをスタート

最後に、新たなプランなど今後の展望をお聞かせください。

実は現在、東京の大手制作会社さんと共同でクリエイティブエージェンシーの発足に向けて準備中です。クリエイティブエージェンシーと言っているのは、適当な言葉が見当たらないからですが、広告代理店ではない、クリエイターの組合的な集まりを作ろうと準備を進めています。

媒体制作の流れを変えるということでしょうか。

今までは、ウェブサイトを作りたい、CMを作りたいなどの案件が発生すると、広告代理店に相談し、広告代理店が、案件ごとに外注先の制作会社やクリエイターへ下ろす形でした。それが最近、ウェブをはじめとする媒体が多様化し、どういうものを作るのかというマネジメントを広告代理店が行うことが難しくなっているのです。この現状を打開するために、案件に伴う仕事の依頼が直接クリエイターにいくような仕組みを作ろうということです。名称として一番フィットするのがクリエーターエージェンシーなのですが、デザイナーやカメラマンなどいろいろな分野の人が集まる共同事業体です。個人的には「ギルド」という言葉が最も近いのではないかと思っています。

そのような共同事業体ができることで、どのようなメリットが生まれますか。

例えば、弊社にウェブサイトの制作・運用を委託しているクライアントが、次はCMを作りたいと思ったとき、弊社へご相談いただけば、ウェブサイトのデザインや、制作上の課題をどのように解決したかという経験を踏まえて制作できるので、より完成度の高いものになります。既にある知見を生かすと同時に、制作に必要な専門家を共同事業体の中から選ぶことができれば、クライアントにとってもクリエイターにとっても意思疎通がスムーズに図れる環境で、よりいいものをつくることができるはずです。そのような仕組みを作ることで、広告代理店の統括力が弱まり、媒体に関わる多くの人々がもどかしさを感じるようになっていた近年の状況を改善していきたいということです。

御社の中での新たな動きはありますか。

近々ホームページをリニューアルします。気持ちも新たに日々の業務に取り組むとともに、クリエーターエージェンシーを形にして、クリエイティブの力でさまざまなことにチャレンジしていきたいと思っています。

取材日:2019年6月5日 ライター:井上 靖恵

株式会社 FURAZOA

  • 代表者名:代表取締役 坂 圭司氏
  • 設立年月:2016年2月
  • 資本金:2,000,000円
  • 事業内容:ウェブサイト制作、ブランディング、グラフィックデザイン、各種ビジネス企画
  • 所在地:〒920-0918 石川県金沢市尾山町6-22 尾山町ZIGビル3F
  • URL:https://furazoa.com/
  • お問い合わせ先:076-255-3152

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