入園式に紫陽花

東京
ライター
来た、見た、行った!
かつらひさこ

昨日から、子供達の学校が再開された。

しばらくは分散登校が続くが、長い長い春休みがようやく終わった気がする。

 

不要不急の外出は控えなければならない、ウィルスの恐怖に常にさらされるというのはかなりのストレスだったけど、厚労省の発表によれば、今年4月の自殺者が過去5年間で最大の減少になったのだとか。

さらに、世界の都市で感染拡大を抑えるためのロックダウンにより、大気汚染がかなり改善したという報告もある。

 

良いことがあれば悪いことも起きるし、逆もまた然り。

何が正しくて間違っているのか、大変なことの真っ只中にいるとそれがなかなか見えてこない。

 

これからのことはまだまだ心配だが、情報に振り回されるのではなく、ある程度取捨選択していく基準みたいなものを改めて考えてみたいと思った。

 

ふと、道を眺めてみると道端の紫陽花が綺麗に咲いている。

人間がてんやわんやしていても、季節は動いていくのだ。

ご近所の幼稚園は、昨日が入園式だったらしい。

 

毎年、入園・入学の季節には桜が寄り添っていたけれど、今年は紫陽花だ。

いろいろな意味でイレギュラーなことが多い2020年だが、その分考えさせられる。

 

ところで、このおこもり期間は肩こりがひどくなった。

マッサージや整体や鍼灸も行くのが難しいかな…ということで、試しにセルフでお灸をしてみたら、症状が和らいでくれた。

そんなわけで、現在は火の使わないタイプのものを常備しつつ、気軽なお灸ライフを楽しんでいる。

おこもり期間に得たことのひとつである。

プロフィール
ライター
かつらひさこ
1975年札幌市生まれ。自分が思い描いていた予定より随分早めの結婚、出産、育児を経て、6年前からライティングを中心とした仕事を始める。毒にも薬にもならない読みやすい文章を書くことがモットー。趣味はクイズと人間観察。

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