グラフィック2020.08.08

デザインエージェンシーがバーチャル展覧会をオープン

東京
株式会社 Kontrapunkt Japan
東京銀座にあるggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)でオーダーメイドの書体のインタラクティブな展示が成功したことで、デザインジェンシーのKontrapunkt (コントラプンクト)は、4月からの京都dddギャラリーでの個展「コントラプンクト タイプ」へ向けての準備をすすめていました。しかし、COVID-19の状況下延期になっていました。緊急事態宣言の解除を受け、京都ddd ギャラリーは6月9日に再開しました。それと共に、自宅やそれぞれのコンピュターから誰もがオンラインで楽しめるバーチャル展示の日本語版もオープンしました。

 


Kontrapunkt Type(コントラプンクトタイプ)とは。

これまでに多数の企業のオリジナルのタイプデザインを手がけてきたKontrapunkt(コントラプンクト)。「私たちにとって、タイプ(書体)デザインは彫刻のように物語る一つの形であり、しかもそのストーリーはここで終わるのではありません」とコントラプンクトのボー・リネマンは語ります。
彼らが手がけた10のプロジェクトを紹介する今回の展覧会を通じて、今一度、書体に対する見方を考え直し、日々それとなく使っているタイプデザインに違った見方ができるようになり、一人一人がタイプデザインを見直す機会になればと思っています。

バーチャル展の誕生
COVID-19の世界的な流行により、自宅で過ごす時間が長くなっている最近の日々がより有意義で充実感のある時間になるよう、また世界中どこからでも鑑賞して楽しんでいただけることを願って制作しました。
サイトへはここから
https://type.kontrapunkt.com/

 


テクノロジーを駆使して、できる限り実際の展示に近づけるようにしたいと言うのが始まりでした。
サイトの制作は大変でしたが、この状況の中でもたくさんの人に展示を見て欲しいと言う思いが優っていました。
できるだけ、実際の会場にいるように、インタラクティブにできるように設計しています。(Kontrapunkt デジタルデザイナー談)
サイトにはKontrapunktが今ままでに制作した8ケースのブランドタイプフェイスが展示されています。

それぞれのページには、
Concept(タイプフェイスのコンセプトの投影)
Specimen (書体見本)
Spotlight (スポットライト)
Application (実例)、もしくは、Extra (その他)
の4つをモーションで見られます。

Asicsの例

 


これは実際の展覧会では、来場者がペダルを踏んで楽しむ事が出来るようになっています。


Kontrapunkt ステートメント

ブランド独自の書体は、多言語にマッチし、国境を越え、文化の架け橋となります。これは創り出された時から世界に通じ、多言語に適していますが、そのボイスや特徴は変わりません。叫ぶこともあれば囁くこともあり、実用的だったり、遊び心に満ちていたり。グローバルでありながら、本質的に、時・場所・族に特有のものです。
書体は、それぞれ独自のストーリーが込められたブランディングの要素の1つです。私たちはストーリーを文字のデザインで語ります。北欧特有の感覚を暗示し、ホップの葉をシンボルとして表したり、音の響きや象徴的なロゴからヒントを得たりするのです。書体が形作る言葉だけでなく、ブランドの特徴そのものも伝えるのは、こうしたディテールです。アルファベットのすべての要素が、さらなるストーリーを生み出すたくさんの語り口を持っているので、私たちはそれぞれの文字を独立したスカルプチュア(彫刻)として扱っています。私たちにとって、タイプ(書体)デザインは彫刻のように物語る一つの形であり、しかもストーリーはここで終わるのではありません。書体に対する
見方を皆様と共有できるこの機会を得られたことは大変光栄で、心から嬉しく思っております。

Kontrapunkt

北欧のリーディングデザインエージェンシー。35年の歴史の中で、政府機関、インフラ、NGO、文化団体から大企業に至るまで、多数のブランディングを手がける。世界中のデザイン賞も多数受賞。グラフィックデザインから、空間デザイン、タイポグラフィ、デジタルと多岐にわたるエリアのデザインでブランディングを一貫して手がけている。
2015年には日本法人も設立。機能美がありつつ、心の琴線に触れるデザインを基本とし、国境や文化を超え、時を超えるようなデザインを得意とし、デンソー、日産自動車、三菱自動車工業、資生堂、アシックス等、多数の日本の企業もクライアントに持ち、グローバルブランドへの一旦を担う。

日本法人
株式会社 Kontrapunkt Japan
〒1500001東京都渋谷区神宮前5−3−14 Turtle 2F
https://www.kontrapunkt.co.jp/
https://www.facebook.com/kontrapunktcom/
https://www.instagram.com/kontrapunktcom/?hl=en

Kontrapunkt Type web Gallery
www.type.kontrapunkt.com

Kontrapunkt Type 京都ddd gallery
http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=2&seq=00000759

主催
公益財団法人DNP文化振興財団
後援
デンマーク王国大使館

会場時間・会場アクセス
開館時間11:00-19:00 ※土曜日は18:00まで
日曜・月曜・祝日 休館 ※入場無料
〒616‒8533 京都市右京区太秦上刑部町10
TEL: 075-871-1480 FAX: 075-871-1267
地下鉄東西線 太秦天神川駅1番出口 徒歩3分、嵐電嵐山本線 嵐電天神川駅 徒歩5分、市バス・京都バス 太秦天神川駅前下車、駐車場無
 
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、リリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
本記事に関するお問い合わせ:株式会社 Kontrapunkt Japan

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