グラフィック2020.06.08

あなたの作品を東京都美術館で展示してみませんか?

東京
公益財団法人東京都歴史文化財団

東京都美術館では「都美セレクション グループ展 2021」の展覧会企画を公募しています。この展覧会は東京都美術館が、新しい発想によるアートの作り手の支援を目的として、企画公募により開催するものです。2012年のリニューアル以来、毎年実施し、2021年は10回目の開催となります。

 

 

 東京都美術館という場所の意味やギャラリーA・B・Cという空間の特性を活かした、独自の展覧会企画を募集します。少人数のグループで東京都美術館を使用できる、唯一の枠組みです。

 応募条件は出品作家3名以上のグループで、年齢が18歳以上であること、展覧会の開催経験があることなどです。この企画公募のために結成し、グループとしての活動実績が無くても応募することができます。

 本企画公募で選抜されて過去に開催された展覧会には、絵画、彫刻、立体、インスタレーション、工芸、書、写真、映像、そしてパフォーマンス等の様々なジャンルや形態の作品が出品されました。同時代美術の発表であり続ける当館の歴史に連なる、幅広く多彩な表現による意欲的な企画案をぜひご応募ください。



◆ 審査委員

大谷省吾(東京国立近代美術館 美術課長)
笠嶋忠幸(出光美術館 学芸課長)
野地耕一郎(泉屋博古館 分館長)
山村仁志(東京都美術館 学芸担当課長)

 応募方法
東京都美術館ウェブサイトより募集書類一式をダウンロードして、提出書類を書留郵便で郵送してください。詳細は下記を参照ください。
応募締切:2020年7月10日(金) (当日消印有効)
https://www.tobikan.jp/information/20200401_1.html

選抜されると
1、ギャラリーA・B・Cのいずれかの会場で、2021年6月上旬から7月上旬のうち4週間程度(搬入出・展示・撤去作業の日程を含む)、展覧会を開催することが出来ます。

  • 10メートルもの吹き抜けの高い天井と、館内でも最大規模を誇るギャラリーA、ホワイトキューブ的なニュートラルな空間の中央に4つの柱を配し、隠し部屋のような趣のあるギャラリーB、5メートルを超える高い天井のスペースと、対照的に天井が低く細長いスペースを兼ね備えたギャラリーCという、いずれも個性的な特徴を持つ、展示しがいのある独特な会場です。
  • 公募展や特別展などを目的に当館を訪れる来館者の多くが、このグループ展にも来場する傾向があります。現代美術に馴染みのない来場者も含めた、大勢の鑑賞者と作品の出会いの場となります。「都美セレクション グループ展 2019」の来場者は、のべ37,323人(21日間)でした。

 

ギャラリーA

ギャラリーB

ギャラリーC 高天井

ギャラリーC 低天井

 

2、会場使用料が免除されます。

  • 会場使用料と会場受付スタッフ費用は、東京都美術館が負担します(受付は当館より指定会社に委託)。グループは、搬入出にかかる費用と、作品制作・設営費、展示室の看視スタッフ等の経費負担が必要となります。

3、東京都美術館が記録集を制作・配布します。

  • 東京都美術館が撮影する会場記録画像とともに、開催実績と審査委員の講評を収録した記録集を制作します(グループの費用負担はありません)。
  • 記録集は東京都美術館ウェブサイトに全ページを掲載するほか、全国の美術館・博物館の図書室に無料で配布します。
  • 過去の記録集はこちらでご覧いただけます。https://www.tobikan.jp/archives/publication.html

 


◆ 都美セレクション グループ展 2020 開催 会期:2020年9月11日~9月30日
昨年度の企画公募で選抜されたグループによる3つの企画展を開催します。会期は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当初の予定を変更して、9月11日~9月30日(会期中無休、夜間開館なし)となります。
ギャラリーA 「描かれたプール、日焼けあとがついた」(グループ名:日焼け派)
ギャラリーB 「都市のみる夢」(グループ名:tmyc)
ギャラリーC 「東アジア絵画のなかへ―トランスする「日本画」の可能性」(グループ名:東アジア絵画研究会)
 

◆過去の展覧会画像

都美セレクション グループ展公募 第1回 「STAR DUST」会場風景 撮影:ただ(ゆかい)

第3回 都美セレクション グループ展 「祭、炎上、沈黙、そして…POST 3.11」会場風景 撮影:ただ(ゆかい)

都美セレクション グループ展 2018 「蝶の羽ばたき Time Difference 時差 vol.3 New York-Seattle-London-Tokyo」会場風景 撮影:坂田峰夫

 

 

 

本記事に関するお問い合わせ:公益財団法人東京都歴史文化財団

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