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その他2019.09.21

クーガー、人型AIアシスタントをJavaScriptで作れる「コネクトームSDK」の提供を開始|人間科学を取り入れたAIを目指し、全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表 山川 宏氏がアドバイザーに就任

東京
クーガー株式会社
クーガーは、人型AIアシスタントをJavaScriptで開発できる「Connectome SDK(コネクトームSDK)」の提供を開始しました。また、人間科学を取り入れることで、より人間とテクノロジーのコミュニケーションをシームレスにつなぐAIアシスタントを実現すべく、全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表 山川 宏氏がアドバイザーに就任しました。
クーガー株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役CEO: 石井敦、以下「クーガー」)は、人型AIアシスタントをJavaScriptで開発できる「Connectome SDK(コネクトームSDK)」の提供を開始したことを発表いたします。また、人間科学を取り入れることで、より人間とテクノロジーのコミュニケーションをシームレスにつなぐAIアシスタントを実現すべく、山川 宏氏がアドバイザーに就任されたことも発表いたします。

 

人型AIアシスタントコネクトームの背景
クーガーはこれまで、KDDIの「バーチャルキャラクター × xR」へのゲームAI技術の提供、自動運転技術の学習環境として、通行人の動きに特化したAIラーニングシ
ミュレーターの本田技術研究所への提供、株式会社電通国際情報サービスと共同で人型AIアシスタントを使ったショッピングモールでの実証実験など、人型AIに関する様々な技術開発と提供を行なって参りました。
このたび、音声認識や映像認識といったAIモジュールおよび、3Dモデリングされたバーチャルヒューマンを搭載し、表情や身体を用いたリアルタイムコミュニケーションを実現する人型AIアシスタントの開発ツールキット「コネクトームSDK」を開発いたしました。


コネクトームSDKのねらい
近年、アニメやゲームキャラクターが映画やゲーム空間を越えて、キャラクターグッズやテーマパークなど幅広い分野でキャラクター知財のコンテンツが拡大しています。さらに、YouTuberやインスタグラマーのように、”個人”が影響力を持つ事で、
プロ・アマチュアを含めたキャラクターの影響力は増大しています。
 
 
 
 


一方、着ぐるみやコスプレイヤー、YouTube動画などは中身が人間であるため、労働集約型になりやすく、企業にとって導入コストが大きくなりすぎるといった課題もあります。また、グッズや映像などのキャラクター知財の活用は表情や身体の動きなど相手の反応に合わせたリッチな表現をするには限界があります。

コネクトームSDKは企業の営業目的やブランドにあわせ、人型AIアシスタントを開発・拡張を容易にします。その結果、タブレットやデジタルサイネージなどのあらゆるデバイスで高度かつリッチな人型AIアシスタントを導入することができます。

高度な認識技術を持つ人型AIアシスタントによって、サービスや医療などの慢性的な人手不足に悩む企業や、外国語対応を求められている企業、ゲーム・エンタメといった幅広いニーズへの対応を進めて参ります。

山川宏氏のアドバイザー就任について
人間とテクノロジーのコミュニケーションを拡張するインターフェースを実現していくにあたり、汎用人工知能研究者として世界の第一線で活躍されている全脳アーキテクチャ・イニシアティブの代表である山川 宏氏をアドバイザーに迎えました。山川氏の豊富な知見と経験から導き出されるアドバイスをいただくことで、人型AIアシスタントが人々から注意をひいたり、ストレスフリーな会話に近づけていくなど、磨きをかけて参ります。

山川宏氏からのコメント
「クーガー社が開発を進めている人のような形をもつ存在としてのVHA(バーチャルヒューマンエージェント)は、有望な自律テクノロジーであると同時に、無機的な情報端末とは異なる大きな影響をユーザに与えるでしょう。このたび私は、VHAの認知・記憶・感情などを、人間社会により適切な形で親和させていけることについて微力ながら貢献できると考え、アドバイザーを引き受けさせていただきました。」

 
山川宏氏プロフィール
1987年東京理科大学理学部卒業。
1992年東京大学で神経回路による強化学習モデル研究で工学博士取得。
同年(株)富士通研究所入社後、概念獲得、認知
アーキテクチャ、教育ゲーム、将棋プロジェクト等の研究に従事。脳のアーキテクチャを参照して汎用人工知能を開発することを促進するNPO法人全脳
アーキテクチャ・イニシアティブ代表。

 
 
 
 
 
 

コネクトーム SDKの特徴
  1. JavaScriptにてバーチャルヒューマンの行動をプログラミング可能。
  2. 3Dモデリングされたバーチャルヒューマンが、コミュニケーションに合わせてリアルタイムで表情や身体表現。
  3. 物体認識:カメラで認識した物体や、人物の表情やジェスチャーに合わせて、バーチャルヒューマンの行動をプログラミングが可能。
  4. 音声認識:マイクで認識した音声に対して、バーチャルヒューマンがどのような行動をするかプログラミング可能。
  5. 感情認識:コミュニケーションに伴って人間のように感情の値が変化。その感情と視覚・聴覚を組み合わせたプログラミングが可能
  6. 外部連携:外部APIとの連携機能により、天気やWeb情報などが検索できる他、誰かにメッセージを送ったりスケジュールを登録したりできる。

会話や表情や体の大きさなど、インプットされたデータをAIモジュールが認識し、JavaScriptで人型AIアシスタントの行動をプログラミングすることができます。
これによって企業や個人の開発者が利用場面や目的にあわせて人型AIアシスタントを開発しやすくなります。

 
 

コネクトーム SDKアーキテクチャー

 
 
会話や表情や体の大きさなど、インプットされたデータをAIモジュールが認識し、
キャラクターAIで3Dモデルの人型AIアシスタントの行動を制御できます。

 
 
 
 
 
 
JavaScriptGUIツールでの開発をサポート

 
 
今後、プログラミングなしに人型AIアシスタントの行動をカスタマイズできるGUIツールのリリースを予定しております。これにより多くのユーザーが簡単にバーチャルヒューマンを導入することをサポートします。
 
 
 
 
 
 
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
本記事に関するお問い合わせ:クーガー株式会社

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