スペース2019.05.28

植物をテーマとしたアート展「THE BOTANIC GARDENS」

東京
株式会社 三越伊勢丹ホールディングス
2019年5月15日(水)より、伊勢丹新宿店メンズ館2階のギャラリースペース 『ART UP』 にて、”植物”をテーマとしたアート展「THE BOTANIC GARDENS(ザ ボタニック ガーデンズ)」を開催。
『ART UP』の第4回目の企画となる本展では、植物を題材に、それぞれの切り口で表現する個性豊かな3組のアーティスト「AZU KIMURA」、「Saori Ohwada」、「Ginkgo Sisters」を招致し、作品を展示販売いたします。
花びらの外形を取り除いた色彩豊かな押し花や、樹木や多肉植物などの生命力溢れる繊細な描写、ひとつとして同じ形が存在しない多様性と芸術性を持つイチョウの葉拓など、それぞれのアーティストによる異なる視点や手法で、植物に対する愛情や魅力が表現されています。

■アーティストプロフィール

©Hideyuki Seta

 

〈Azu Kimura〉
フラワーデザイナー / アーティスト。植物を素材とした空間ディスプレイや、撮影を担当する傍ら自然物をテーマに作品を制作。
植物という存在が鑑賞者にとって新鮮なものになることを目的に活動している。
©Hideyuki Seta
〈Saori Ohwada〉
福島県いわき市出身。日本デザイナー芸術学院専門学校グラフィックデザイン専攻科卒業後、印刷・アパレルなどのデザイン会社において商品企画デザインに携わる。都内を中心に活動し、定期的に個展や展示会を開催し、作品制作以外に壁画や内装など大きな画面での制作活動も積極的に取り組む。2012年、樹木の生態と生命力に興味を持ち、樹木の生き生きとした佇まいと樹皮が持つ皺やたるみといった樹にしか持つことの出来ない表情に胸を打たれ、自身の作品モチーフを樹木に絞る。現在も樹木の作品に加え、サボテンや多肉植物といった植物のリアル画をシリーズ化させ、植物の生命力を作品に込め、描き続けている。
〈Ginkgo Sisters〉
"イチョウ(銀杏、公孫樹、鴨脚樹、学名:Ginkgo biloba)は世界古来の樹木の一つであり、秋季には美しい紅葉を見せる。イチョウ科の植物は中生代から新生代にかけて世界的に繁栄した後、その多くは氷河期に絶滅した。現在のイチョウは唯一現存する種であり、「生きる化石」としてレッドリストの絶滅危惧 IB 類に指定されている。"
版画作家である Ginkgo Sisters(ギンコシスターズ)が魅力を感じたのは、ひとつとして同じ形が存在しないイチョウの葉型・葉脈の多様性と芸術性。イチョウの葉が持つ固有の切れ目や形状の種類には際限が無い。それらの個性的なイチョウを忠実に写し取るべく、「葉拓」と呼ばれる技法を用いて転写。そして、特に希少性や芸術性が高いものを葉拓作品や植物標本として発表している。


「THE BOTANIC GARDENS」
【会期】2019年5月15日(水)〜6月4日(火) 
【会場】伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内 “ART UP”
 
 
本記事に関するお問い合わせ:株式会社 三越伊勢丹ホールディングス

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