アフタヌーンティはいかが?

関西
コピーライター・セミナー講師
くすぐる大人の好奇心❤
松井 貴代

最近、スイーツが好きな人が増えているように感じます。「インスタ映え」することからも可愛いパフェやケーキの写真を投稿する人が多いですよね。「スイーツ男子」なんて、もうめずらしくありません。性別に関係なく、スイーツ好きが増殖中。

その関連として、特に流行っているのがアフタヌーンティ。前線にあったのがスイーツビッフェでしょう。

私もスイーツ好きなので、今までスイーツビッフェやアフタヌーンティはリアルに体験済みです。

アフタヌーンティは、だいたい午後2時から3時頃にスタートし、イメージとしては、遅めのランチとおやつを混ぜたと言ったところでしょう。時間の感覚が私のライフスタイルに合っているのでよく取り入れています。

さて、アフタヌーンティの由来についてですが、発祥はイギリス。元々英国貴族たちのランチは、ピクニックなどで軽く済ませることが多く、ディナーまでの時間が長すぎて、その間の空腹を少し満たすために生まれたようです。

三段になった豪華なプレートが有名ですね。場所をとらずに色々な食材が盛れるというメリットがあるために考案されたようですが、何よりも、華やかな三段重ねに胸がときめきます。

マナーはディナーほどうるさくないようです。今、私たちが楽しんでいるアフタヌーンティは、プレートが二段に別皿が付いたスタイルなど様々にアレンジされています。

一応、ルールがあるのでご説明すると、三段の場合、一番下の段は、サンドイッチ類、真ん中が暖かい小皿料理、最上段はケーキや焼き菓子などのスイーツ。スコーンは、プレートに一緒に盛られたり、別のバスケットに載せられたりとケースバイケース。一番下から食べるのが正式なルールですが、厳格さを求められるシーンでないなら、今は、何から食べても自由です。

ホテルのティルームなどでは、ドリンクはお代わりが自由になります。

近頃は、様々なホテルが競うようにアフタヌーンティを華麗に彩っていますね。三段重ねだけでなく、重箱やミニクローゼットに入った驚くような凝ったデコレートもあり、見た目も本当に楽しめます。

お値段は5000円前後が平均なので、それなりに高めの価格。時間制限の中で、少しずつたくさんのものが食べられ、目にも鮮やかに楽しめるので、それがお高いのかお得なのかは、その人の感覚次第ですね。

ホテルやカフェも価格が高いタイプからお値段をやや低く抑えたタイプまで、バリエーションが広くなってきたので、用途に合わせて試してみるのもいいですね。私はなるべくリーズナブルなものを探して楽しんでいます。

先日、友人と試したのが事前予約限定メニューで、どちらかというとスイーツは少なめで、パスタや小皿料理が主役。こんなタイプもあるのだ…と新鮮な気分になりました。

何れにしても、高く重ねられたプレートにお料理やスイーツが盛られたビジュアルには、何度見ても魅せられます。まさにハートがくすぐられるという言葉がぴったり!

イギリスの貴族にならなくても手軽に楽しめるようになったアフタヌーンティ。優雅な午後が過ごせるのは間違いなし。

新たなエナジーやアイデアを出すためには、チャージしないとね!
忙しい自分を少し小休止することは大切。映画のワンシーンのようにゆったりとした時間を体験してみてはいかがでしょう。

プロフィール
コピーライター・セミナー講師
松井 貴代
京都精華大学大学院人文学研究科修士課程修了。雑誌広告、情報誌、カタログ、Webサィトなど多数の仕事に携わり、ファッション、美容を中心に、女性のライフスタイルや多様性を提案する広告制作を行っています。フリーランスのコピーライター、またコピーライティングをレクチャーするセミナー講師として活動中。

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