スペース2019.02.11

日が暮れると出現する”宵の美術館”

皆さんは日本三大美肌の湯といわれている嬉野温泉をご存知ですか?

佐賀県と長崎県の県境にある嬉野温泉では、数年前からある取り組みが行われています。

その名も【宵の美術館】です。

以下、公式HPからの抜粋です。

 

夜の帳が落ちると、嬉野の温泉郷全体が一瞬にして「宵の美術館」に姿を変える。

今後、嬉野温泉全域を活用し、50カ所程度のアートパビリオンを常設する。

365日、太陽が沈み、次の太陽が昇るまでの間、世界最大規模の「美術館」がここ嬉野の地に出現(開館)する。

 

この取り組みの一環として、今年は嬉野体育館で、

「なまずの寝床」というランタン空間作品が展示されていました。

嬉野の地で古くから守り神として祀られてきた海神の娘・豊玉姫の遣いとして知られている白なまずをモチーフにした作品です。

白なまず以外にも沼に生息する生き物たちや水の流れなどが表現された作品でした。

今年は今日までの展示だったので見ることはできませんが、

来年以降も「宵の美術館」開館に向け、様々な作品が生まれることでしょう。

また、温泉街は日が暮れると等間隔に灯篭が灯され、幻想的な雰囲気を味わうことができます。

是非、来年の冬は嬉野温泉へ!

 

公式サイト:『嬉野「宵の美術館」~なまずの寝床~

画像:自主撮影

 

クリステ編集部:今朝丸仁美

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