福岡の連携ミュージアム

1月11日〜4月17日まで、福岡にある3つの美術館・博物館で連携企画の展覧会が開催されます。
その名も『冬のおとなミュージアム』です。
福岡市美術館、福岡市博物館、福岡アジア美術館の3館で、同じテーマを元に展覧会を行います。
2015年から始まったこのイベントは、今年で4回目です。
2015年のテーマは「愛」。2016年は「秘密」。2017年は「超☆現実」。そして2018年は「コレクション×コラボレーション 激動の時代を生き抜いた人々」。
福岡市博物館では、福岡の藩主だった黒田家にフォーカスした『黒田資料名品展Ⅵ 黒田資料にみる幕末維新』を展示しています。黒田家伝来の文化財「黒田資料」の中でも、幕末期から明治維新期の古文書や記録、絵画資料などを展示し、幕末という激動の時代で黒田家はどう生き抜いたのかを紹介します。
福岡アジア美術館では、『異境にて~日本作家の見たアジア』と題し、日本人画家がアジア各国を旅したり、アジアに移住したなかで描いた絵画を展示します。
福岡市美術館はただ今リニューアル休館中なので、作品提供をするようです。
福岡にある美術館・博物館が連携して、人々に美術や歴史に触れてもらおうとする本企画は素敵です。福岡在住の人は勿論、福岡に旅行に来た際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【福岡市美術館・福岡アジア美術館・福岡市博物館による共同企画「コレクション×コラボレーション 激動の時代を生き抜いた人々」】
・入館料(両館ともに) 一般200円 高大生150円 中学生以下無料
・期間 1月11日〜4月17日
クリステ編集部 西村英子