職種その他2018.02.02

手紙と母

近年はメールやLINEなどの発達により年賀状や暑中見舞いなどでしか手紙を書く事は無くなってしまいました。

確かにメール等では簡単かつ気軽に連絡を取れます。

しかしメール等では相手に感謝の想いを正直に書いても十全に伝わるかは怪しいです。

そして昔から告白や誕生日や結婚式やお葬式といった大事な場面で活躍するのは手紙です。

つまり本心を伝えたい時こそが手紙なのです!

手紙は書く機会こそ減ってしまいましたが、その価値は昔と変わらない……いえ、寧ろ書く機会が減ってしまったからこそ価値は上がったのかもしれません。

 

そういった中で日本一短い手紙コンクール「第25回一筆啓上賞」の大賞が発表されました。

全国から3万8通の応募があり、今回のテーマは「母」との事です。

大賞は福井県の中学2年生である玉村綾音さんという方で、内容は

「『死にたければ一緒に死ぬよ。』この一言が私の生きる支えです」

という母への感謝の手紙でした。

入賞した他の手紙は亡くなった母への想いを綴ったモノ、母への愛情を綴ったモノなど短くも心溢れるモノばかりでした。

 

貴方も今一度短くも相手に心が伝わる手紙を書いてみてはいかがでしょう?

 

『一筆啓上賞』

 

クリステ編集部 竪山直希

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