スペース2017.08.01

そうだ 京都、行こう。

まもなく、8月。

8月と言えば、少し長いお休みがあります。

ちょっぴり遠出ができるこの時期。

今回は、京都の地下に眠る、ある避暑地をご紹介します。

 

個性豊かな椅子の数々。

どこか忘れ去られたような、時が止まってしまったような雰囲気を醸し出している。

ここは、京都にある、とある劇場です。

その名も「アンダースロー」。

出典:地点京都 http://chiten.org/
全貌。うーん、なにか出てきそう・・・

 

ここは、『 地点 』という劇団が「自分たち専用の劇場がほしい」と言って廃墟を改装して作った劇場です。

地点の地点による地点のための劇場です。

その利点を存分に生かし、毎週のように公演を打っています。

なので、見に行けるチャンスが多い!という良さを持っています。

しかし。

『 地点 』の旨味はこれだけじゃありません。

それは、言葉の意味と身体性を切り離した、その独特の表現方法のみならず、

独自の観客を呼び込むシステムを持っていることで有名です。

そのシステムは、なんと、

 

タダで芝居を見れる。

 

というシステムです。

 

「タダでさえ演劇を見る人が少ないのに、タダにしちゃって経営が成り立つの???」

「成り立つんです」

カビラさんも唸るシステムがこちら。。。

 

出典:地点京都 http://chiten.org/
みんな人相悪い・・・

率直に言えば、他人のお金で劇が見れる!!!

人のお金で焼肉が食べたい私と一緒ですね。

「まったく劇を見たことがない」「まあ見てみたいかも」「そんなことより銀魂の実写見た?」

という方もそうでない方も、死ぬ前に一度、

京都へ芝居を見に行くんだ と一風変わった楽しみ方をしてみてはいかがでしょう。

もちろん後悔はさせません。

 

こんなに自信のある劇団なんて『 地点 』くらいですし、寄付金なのでね。

 

次回の公演 8月5(土)-20日(日) 『汝、気にすることなかれ』

http://chiten.org/next/archives/49

 

クリステ編集部 小森ひなた

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