その美貌で現在も語り継がれるハプスブルク帝国の皇后エリザベート。 よくテレビでも特集が組まれているのを目にしたことがあるのでは？！ 今回ご紹介するミュージカルは、そんなエリザベートの生涯を”死”という概念と共に描いた作品です。 ウィーン発のミュージカルで、ほぼ全編にて綴られる楽曲は素晴らしく、 日本では宝塚歌劇団や東宝によって長年上演されている人気の演目です。 ↑http://www.umegei.com/elisabeth2016/ 注目すべきは死を擬人化した「トート」というキャラクターです。 エリザベートの人生のあらゆる場面に登場し、その都度エリザベートを死の世界に誘おうとします。 楽曲を聴くだけでも楽しめますし、ストーリーを深読みしていくことで「こういう見方もあったんだ」という発見が 何度観てもあるのが魅力だなと思います。   この公演は9月30日で千秋楽を迎えますが、今年の年末から来年にかけては、 エリザベートのスペシャル・ガラ・コンサートが行われます。 そちらは宝塚歌劇団OGの歴代キャストが出演するということで、これも必見ですね！ ↑http://www.umegei.com/schedule/586/   大阪では梅田芸術劇場で12月9日～18日、 東京ではBunkamuraオーチャードホールで1月8日～20日ですよ♪   クリステ編集部　八木日向子