職種その他2020.04.12

~シェアサイクルで川沿いを疾走~

東京
編集ライター
映画とラテンと音楽と
JUNTO

 在宅勤務が始まった3月中旬、運動不足解消も兼ねて多摩川をサイクリングしてきた。

去年の台風の被害のせいで、まだまだ使用できない河川敷グラウンドも多く、あちこちで工事が行われていたが、風も気温も体に心地よい。

あいにく自転車を持っていないので、区が設置しているシェアサイクルを利用した。

◇◇

 実はシェアサイクルには、サービスが始まったばかりの5、6年前から登録している。
そうはいってもヘビーユーザーではなく、年に1回使用する程度の超ライトユーザー。

 登録したのは、毎朝憂鬱だった銀座線の通勤ラッシュから逃げたい、ということがきっかけだった。
当時、シェアサイクルはまだ実験段階で、利用可能なのは港区のみだった。専用の自転車置き場も少なく、大都市のど真ん中で通勤時間に自転車に乗るのは、人も車も多くて運転しづらかったこともあり、自転車通勤は1度きりであっさり断念した。

 その後は、仕事の空き時間にシェアサイクルで皇居一周にもトライした。
電動アシスト付きなので多少の坂道は登れるのだが、皇居周りは思った以上に高低差があり、ジョギング客も多くて運転しにくいので、こちらも1回で断念。

 他にも、急いで都内を往復する必要がある用事で2、3度利用したが、都会での自転車利用は歩行者と車の両方を気にして運転しなければならないので、正直楽しいとは言えなかった。

 やっぱり自転車は、人が少なくて自然の多い場所を走るのが一番! 

 ということで、季節のいい時には、時々シェアサイクルを利用し、サイクリングを楽しんでいる。

◇◇

 ここ2、3年ほどで、区のシェアサイクルは普及し、今では区をまたいだ利用も可能。
1度登録すれば、スイカやパスモで支払いができるようになった。自転車置き場(ポート)もあっという間に増えていて、ポートが検索できるアプリもある。

 シェアサイクルは東京だけでなく、横浜や大阪、仙台など、日本全国にサービスが広がっている。

 世界中でストレスの多い毎日が続いているが、コロナ禍が落ち着いてきたら、シェアサイクルを利用したサイクリングを楽しんでみては?

自転車シェアリングサービス

プロフィール
編集ライター
JUNTO
普段は固めの記事広告ライター。ときどき映画やラテン絡みでもお仕事してます。 10年前に2年ほどブラジルに滞在して以来、ラテンカルチャーを日本で広めようと奮闘中。 写真は建築家オスカー・ニーマイヤーが設計したリオのニテロイ現代美術館。

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