WEB・モバイル2019.12.07

アーティストとデザイナーのちがい

広島
WEBデザイナー
Webデザイナーが技術以外で学んだ大切なこと
まめ

こんにちは。ガーリー専門デザイナーのまめです。

 

皆さんは、アーティストとデザイナーの違いって説明できますか?

わたしは、転職活動中の面接で初めてその質問をされてうまく答えられませんでした。

 

アーティストもデザイナーもどちらも「つくる」という点では同じです。

じゃあ、なにが違うのか。自分なりにいろいろと調べたり考えてみました。

 

アーティストはアートする人ですよね。

アートは芸術。なのでもちろんアーティストは芸術家になります。

大辞林によるとアート(芸術)の定義は「特殊な素材・手段・形式により、技巧を駆使して美を創造・表現しようとする人間活動、およびその作品」だそうです。

アートの目的は表現することなのだと思いました。

 

ここからはわたしの勝手な想像になりますが、なにかと昔の文明にはよくわからない絵が描かれていることが多いし、アートはきっと紀元前何万年とかからあってなんちゃら原人がなにかの絵を描いたのが始まりじゃないだろうかと思います。

 

で、そのなんちゃら原人が鳥が飛んでるのを初めて見て「すごい!飛んでる!速い!もふもふ!」とかって感じてそれを感じたままに描いた。ただそれだけで特に深い意味はない。なんとなく絵日記みたいな感覚じゃないかと思います。

 

ただ自分が感じたことをそのまま表現するだけで誰かに理解をしてもらいたいわけじゃない。子供が丸を描いてお母さんだと言うのと同じじゃないかと思います。

 

なにが言いたいかと言うとアートはただ「自己表現することが目的」で誰かに伝えたり利益を重要としないものじゃないかと思います。

 

もちろん自分が表現したものが売れるのは喜ばしいことだと思うけれど、それでも売ることに目的に描いているのではないと思います。

 

一方、デザイナーとはなにか?デザイナーはデザインをする人。

大辞林によるとデザインの定義は「作ろうとするものの形態について、機能や生産工程などを考えて構成すること」だそうです。

 

デザインの歴史を簡単に調べると約160年と意外と浅いことがわかりました。
イギリスの産業革命が始まりらしい。産業革命により物の大量生産が起こったけれど職人の手作業に比べ粗悪なものが多く、もっと万人に理解される美しいものを作ろうではないかという運動がはじまったそうです。歴史に疎いのですごくざっくりと説明していますが、アーツ・アンド・クラフツ運動のことです。

それからフランスやロシアやアメリカ等など歴史が動いていくのですが、すごく長くなりそうなのですごーーーーく簡易な要点だけまとまると。

万人に理解される美→機能的である→人々に考えを伝える・行動を促す
というような流れでした。

歴史からわかるようにデザインはいつでも「人のため」につくられていることがわかります。
どうすれば伝わるか、売れるか、行動してくれるか、使いやすいかなどなど全て計画してつくられています。

デザインはアートとは違って作ったものの先に目的があると感じました。

 

きっとアーティストとデザイナーの違いについてはいろんな意見があると思いますが、わたしはこんな風に考えました。

プロフィール
WEBデザイナー
まめ
アパレル販売員から未経験でWebデザイナーに転職 クリエイター支援イベントの運営にも積極的に参加 現在は、ガーリー専門デザイナーとして会社員と副業フリーランスの二足のわらじで活動中 将来的には地域活性化のしごとに携わりたい

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