職種その他2020.06.24

沖縄で和菓子

沖縄県
ライター
Jun Nakahama
仲濱淳

どこの地方都市にもあると思うが、沖縄にも独特なお菓子が結構ある。お土産の定番、ちんすこうをはじめとして、「くんぺん」という、月餅に似たお饅頭のようなものや、旧暦の十五夜に食べる「ふちゃぎ」、冬に食べる「ムーチー」など、季節ものの餅菓子などなど。美味しいかどうかは、まあ個人の好みだが、県外出身の私としては、、、、実はそこまで美味しいと感じたことがない。なぜかと考えてみた(暇だね)。その結果、沖縄の餅菓子の類が特に苦手だということに気付いた。

沖縄では、さまざまな行事で餅がよく食べられていると感じる。お供え物に近いんだと思う。この餅菓子の食感がどうも・・・。本土で「餅」といえば、蒸したもち米をつい作るが、沖縄のお餅は、もち米を石臼で挽いてできる「もち粉」を、水でこねて蒸したものが一般的。白玉とかに近いかな。でも、白玉よりも柔らかくふにゃりとしていて、食感に主体性がないんだよね。(あくまで個人の感想です)

適度に弾力があって、伸びのいい餅菓子が食べたい!さらに欲を言えば、練りきりとかの上品な和菓子が食べたい!さてどうしたものか・・・と思っていたら、以外にも身近にありましたよ。沖縄では非常にレアかつ貴重な和菓子店が。「知念製菓」というお菓子屋さんです。首里にあって、沖縄の伝統菓子を作りつつ、本土の和菓子にも挑戦しているというこちら。行ってみると、たくさんの美しい和菓子!お、イチゴ大福もあるぞ!

さんざん悩んでこの度購入したのは、今話題の「アマビエ」の練りきり。見た目はキュート、でも味は本格派。娘の心もがっちりつかみ、久しぶりの和菓子に癒されたのだった。

プロフィール
ライター
仲濱淳
雑誌・WEBマガジン編集職を経て、3年前よりフリーランスライターとして沖縄県で活動中

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