雪が恋しい…

北海道/札幌
校正
ささやかな日々の考えごとや思ったこと
こまこま

冬至まであと1週間ほどですね。
夏の頃は19時過ぎても明るかったのに、今や16時には外が真っ暗になり完全に夜。

仕事中にふと見えた窓の外が真っ暗になっていると「もうちょっとで帰れる!」と一瞬気分が上がりますが、時計を見たらまだ16時。
「あと2時間以上働かないといけないのか…」と打ちひしがれています。
この時期は暗くなるのが早くなっているとわかっていても、毎日のように一瞬喜びそして現実に打ちひしがれて…毎年同じことをやってしまうので、最早この時期の風物詩と言っても過言ではありません。

 

また、札幌市街地は未だに雪が積もっておらず、余計に外が暗く見えます。
今年は11月から雪が降っているのですが、なかなか積もりません(その分歩きやすいのは助かってます)。
そしてこの時期は気温が低いので、雪は溶けても湿ったアスファルトはなかなか乾かず黒ずんだまま。

雪が積もってしまえば街灯の光が反射して意外と夜でも明るいと感じられ、曇りの日では雲も街灯の光を反射してさらに明るくなるのですが…

 

ああ、雪よ
いつになったら積もるのだ…

 

話は変わり、先日、札幌市内の山間部の方へ行きました。
こちらは一足早く根雪(=冬のあいだ積雪状態が続くこと)になっていて道路などは一面真っ白。その日は晴れ間もありましたが、時折吹雪くこともあり遠くに見える家や電柱なども雪でぼやけて見えるほど。
さらに遠くにある山々は稜線がかき消され、吹雪の奥に黒くて大きい影が潜んでいるように見え、冬の厳しさや自然畏れのようなものを久しぶりに感じました。
「これぞ厳しい冬!待ってました!!」と嬉しくなり脳内でスタンディングオベーション。

 

昨年は暖かい日が続き積雪や吹雪も少なく、例年より冬らしさをあまり感じられなかったので、今年は雪に対しての思い入れがいつも以上に強く、気持ちが高ぶります。
日常的すぎて(+寒すぎて)普段は雪の写真は撮らないのですが、この日は思わず写真をとってしまうほど。観光客のような気分で新鮮な気持ちで雪を楽しめました。

12月後半から本格的に雪が降り最高気温もマイナスな日が続くようで、市街地もいよいよ根雪になるのかなと思われます。

昨年はホワイトクリスマスが迎えられなかったのですが、今年はクリスマスまでには雪が積もっていてほしいところ!
雪が積もるといろいろなことが不便にはなりますが、雪のある風景が見れることをいつも以上に楽しみにしています。

 

(ちなみに、毎年1月中頃になると雪に飽きてきます…)

プロフィール
校正
こまこま
デザイン系の大学に行くも、就職で迷走。ライターをかすめる程度にやってみて、現在はウェブや誌面の校正の仕事に携わる。失敗と勉強が重なる毎日。真冬の北海道生まれだが、寒さに非常に弱く冬が苦手…だったのですが、冬の澄んだ青空や弱々しいけど眩しい日差しに最近きれいで感動を覚え始めている。

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