昔も今もいろんなことを教えてくれる『きかんしゃトーマス展』

新潟
フォトグラファー
Feel Cool NIIGATA
磴 千草

子供のころに慣れ親しんだ作品の中で、今もなお大人気の「きかんしゃトーマス」というものがあります。

「きかんしゃトーマス」には「汽車のえほん」という原作があり、イギリスで出版されてから75周年となります。

 

この75周年を記念して新潟市美術館で展覧会が開催されているのはご存知でしょうか?

第16回目は昔も今もいろんなことを教えてくれる『きかんしゃトーマス展』をレポートします!

 

新潟市美術館とは

新潟市中央区にある美術館で、毎年さまざまな展覧会を催しています。

館内にはオシャレな喫茶店やおみやげコーナーもあり、のびのびと過ごすことができる場所です。

公式WEBサイト:新潟市美術館

 

きかんしゃトーマスとは

イギリスのウィルバート・オードリー牧師による「汽車のえほん」が原作の子供向けアニメです。

イギリスでは1984年から、日本では1990年に「ひらけ!ポンキッキ」の番組内で放送がスタートしました。

 

トーマスと個性豊かな仲間たち

主人公トーマスには個性豊かな仲間がたくさんいます。

みんなで協力してトラブルを乗り越える時もあれば、お互いに意地や見栄を張り合って痛い目に遭うことも。

「きかんしゃトーマス」の物語すべてに子供たちに伝えたいメッセージが込められており、学べることや気付かされることがたくさんありました。

大人もハッとさせられるようなお話もあるのでトーマスや仲間たちはとても面白く、頼もしい存在です。

 

展覧会の様子

入口と出口が撮影可能スペースでした。

まず、入口にはトーマスの立体人形がお出迎えしてくれます。

[写真]新潟市美術館 館内 入り口(令和3年3月撮影)

 

少し先に進むとトーマスたちが走る舞台の模型がありました。

とても細かく再現されており、実際にトーマスたちも線路を走っています。

[写真]新潟市美術館 館内 模型(令和3年3月撮影)

 

[写真]新潟市美術館 館内 模型(令和3年3月撮影)

 

トーマスの世界のイギリスにある架空の島「ソドー島」のマップも飾られていました。

意外と広い島ですね。

[写真]新潟市美術館 館内 地図(令和3年3月撮影)

 

このほか展示室ではトーマスの歴史や時代背景などが詳しく解説されていました。

当時発売されていた絵本がすべて並んでいたり、日本で刊行された汽車の書籍の紹介があったりと一味違った観点からも知ることができます。

各キャラクターたちの紹介が物語とともに掲載されていたので、子供の頃に観ていたことがある人には懐かしさを感じられる空間でした。

 

そして出口には面白いギミック満載のトーマスのプラレールがありました。

中央の橋はきかんしゃたちが走る度にグラグラする設計になっており、子供たちの目線は釘付け。

大人も思わず目を追ってしまうような大きなプラレールでした。

[写真]新潟市美術館 館内 プラレール(令和3年3月撮影)

 

まとめ

世界中の子供たちに何世代にも渡って長く愛されてきた「きかんしゃトーマス」。

幼い頃に慣れ親しんだ「きかんしゃトーマス」を、今の子供たちも観ていると思うと感慨深いものがあります。

 

トーマスたちから学んだことは人と人のコミュニケーションの大切さでした。

大人になった今だからこそ、もう一度トーマスたちからいろんなことを教えてもらいたい、そんな風に思える展覧会でした。

 

プロフィール
フォトグラファー
磴 千草
新潟生まれ、新潟育ち。普段は自然風景や料理をCanon EOS Kiss X8iで撮影しています。漫画・アニメ・ゲームが好き。新潟に関わりのある作品やカルチャーイベントをレポートします。

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