映画たち、本たちは未来の栄養に。

東京
書道家・ライター
Thoku
桃空

書道は室内でできるし、篆刻も同じです。わたしが関わっているものは大概室内でできます。なので、普段とあまり変わらず、けれどそれをよりじっくり取り組める時間が最近は増えました。それもこれもコロナウイルス感染症というこれまでに体験したことのない状況に世界が震撼し、さまざまな情報が行き交っている状態であるからですが、こんなときにどうするか、皆さんの時間の過ごし方が重要になってきます。

やはり恐ろしいウィルスであることを日々の情報のなかで知り、精神的に大きなストレスになることもありますし、今いるこの場所で、税金を払ってきた国の判断に裏切られたような、残念な気持ちになることで、さらにストレスに追い打ちをかけられているようなところもあるでしょう。

こういうときに前回述べた「哲学の本」は役に立つことがあると思います。そして何より、今という時間を無駄に過ごさないよう、テレビより映画や本など、普段読もうと思っていたのになかなか時間が取れずに読めなかったというものに目を向けるということも重要かと思います。よく縮んだ時間、それは次によく伸びる栄養になると思います。

※今週観た映画や本を写真で挙げました。

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先日亡くなった大林宣彦初監督作品『HOUSE』。アイドル映画だが独特の世界観で惹かれました。

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こちらは2017年の大林宣彦監督作品。大林さんがデヴューの頃に構想していた、檀一雄の原作の映画化。念願かなっただけあって相当の力作でした。また観ると思います。

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木村友祐さん『幼な子の聖戦』。先日の芥川賞受賞の候補作品でした。こちらもぜひご一読をおすすめします!!

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ちょうど最近公開されるはずだったインドの著名な詩人タゴールの詩集とアリストテレースの『詩学』です。どちらも心響く名作!!

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