明けましておめでとうございます! お雑煮で家の個性がわかる!?

関西
コピーライター・セミナー講師
くすぐる大人の好奇心❤
松井 貴代

新年、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

皆さま、どんなお正月をお迎えでしょうか?

清々しいスタートの時、
お仕事も少し休んでゆっくりと
今年の目標などを考えるのもいいかもしれません。

年末は、バタバタと仕事をしつつ
お正月の準備もしないといけない…
うちは、新春気分を盛り上げる
お正月のお飾りを「する派」です。

初春を意識したお花を活けたり、羽子板を飾ったりするだけで
華やかな気持ちになり、
なんとなくテンションが上がるのです。

さて、元旦は、お雑煮を食べましたか?

お正月のしつらいやお雑煮も
もう段々と、家庭から消えていくものなのでしょうか?
それは、少し寂しいですね。

お雑煮は、地域やその家によって、少しあるいは、
全く異なるので、とても面白いと思います。

まず、味噌か、おすまし汁か…
味噌と言っても白味噌か赤だしか…
この段階で、思いっきり味の分かれ目という感じ。

関西は、断然、白味噌です。
私は、甘くてまったりとした白味噌が大好き!

では、我が家の元旦のお雑煮をご紹介しましょう。

まず、昆布で出汁をとり白味噌仕立てに。

大根、人参、里芋などをとても小さく刻んで入れます。

そして、もちろんお餅も。
焼き餅ではなく、そのまま煮ます。

そして、ここがポイント、牡蠣を入れます。
花かつおを上から躍らせて、出来上がり。

みんな牡蠣にびっくりするのです。

というか、私は、大阪寄りの阪神間に住んでいますが、
関西は、みんな白味噌仕立てで、
牡蠣を入れるのだと思っていました。

ところが、数年前にSNSでお雑煮の写真をアップした時、
「牡蠣を入れるなんて初耳」と
驚きの声ばかりが!!

お雑煮は、家風が出るところがやはり
興味深いですね。

今は亡き、明治生まれの祖母から、
お嫁に来た母に受け継がれたのですから、
なぜ牡蠣を入れるのか、真相は、
もはや、聞けませんが…

母も、実家では白味噌だけど牡蠣は入れていなかったとのこと。

でも、長年食べてきたので、
私にとって牡蠣は、ゆずれません…笑

それに、美味しいのですよ。

おせち料理は、今では、購入する人が多いですが
形として残りつつありますよね。

お雑煮もぜひ、食文化として残していってほしいと思います。

そうするためには、私がちゃんと作らなければいけないのですが….

「食べる人」…になっている気が…笑
作らないとね…

時代とともに、変化するものがあって当然だし、
食生活も便利なように進化して良いと思います。

確実に昔のレシピを再現したり
完全に継承していくのは難しいでしょう。
真剣にお料理することは重労働で、エネルギーが必要ですから。
はっきり言って、私も苦手です。

自分流に新たにアレンジしつつ、自身が残したいと思うことだけを
続けていくのが大切ではないでしょうか。

できることを無理せずに続ける…

今年は、ブロッコリーが載っている!
これは、母のアレンジです。

今年も、ハートをくすぐるリポートを書けるよう頑張りますね。

皆さまにとって、輝かしい年になりますように。

プロフィール
コピーライター・セミナー講師
松井 貴代
京都精華大学大学院人文学研究科修士課程修了。雑誌広告、情報誌、カタログ、Webサィトなど多数の仕事に携わり、ファッション、美容を中心に、女性のライフスタイルや多様性を提案する広告制作を行っています。フリーランスのコピーライター、またコピーライティングをレクチャーするセミナー講師として活動中。

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