昭和レトロながま口バッグに夢中!

金沢
ライター
いんぎらぁと 手仕事のまちから
しお

サザエさんに登場する三河屋のサブちゃん。

彼がいつもユニフォームとして着用している前掛け、なにげない昭和アイテムのひとつですよね。

あの前掛けを使ってがま口バッグを作る金沢在住の作家・スズキアコさんの作品に今、夢中です。

スズキさんは昭和レトロな前掛けや、昭和初期~中期の古布を使ってがま口バッグを制作しています。

作品に使う前掛けのロゴやデザインを大事にし、生地への愛情を持ってつくるスズキさんの作品の魅力に惹き込まれ、スズキさんのバッグを愛用しているお友達のご縁もあって、がま口ポシェットをつくっていただきました。

まずは自分の気に入った前掛けを探すところから始めたのですが、迷いに迷い…

探し始めると前掛けって、意外といろいろなものがあるんですね。

定番の酒屋系のものから、お菓子メーカーだったり青果店だったり食品系も惹かれる!

意外と農協のロゴが可愛かったり…

ついに決めた前掛けがこちら!

前掛け

「しろい麦」。調べると宮城県で米穀餌料の卸や精麦を行っていた会社のようです。

昔の日本ではコメだけでなく、麦も主食だったようで、しろい麦を手に微笑むミセス・エプロンのイラストがまた、レトロ感爆発です♡

そして完成したがま口バックがこちら!

がま口バッグ

がま口バッグ前

ミセス・エプロンはあえての裏面、隠れキャラです♪

がま口バッグ後

こんな素敵な作品を作り出すスズキさんですが、とても面白い方で、前掛けや生地についてもいろんなお話をしてくださいました。

中でもお仕事のこだわりとして、「オーダーが立て込んできても、ダンナさんに優しくできるペースで作る」とおっしゃったスズキさん。

私の仕事が立て込むたび、とばっちりをこうむっている主人や子どもたちを思い、身につまされました…

素敵なものをクリエイティブするための余裕って、大切ですね(笑)

プロフィール
ライター
しお
ブランニュー古都。 ふるくてあたらしいが混在する金沢に生まれ育ち、最近ますますこの街が好きです。 タウン情報サイトの記者などをしながら見つけたもの、感じたことをレポートします。

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