岩崎さんのねりぐらしVol.1「ラブレターの返事は公文書」

東京
フリーランス記者・作家
スーパーいわちゃんねる!クリ目版
岩崎

 ※今回から不定期で「岩崎さんのねりぐらし」シリーズを始めます。我が第二の故郷・練馬について無駄に熱く語ります。併せまして「みちのくクリエイティブ探訪」シリーズは、新型コロナウイルス流行による帰省困難のためしばらくお休みです。実家帰りたい。

 

 皆さんは、自分の住んでいる街に愛着はありますか? 私はあります。それはもうとんでもない大きさのLOVEです。なにしろ、20年来の一目惚れですから。練馬、大好きです。

 で、その溢れる愛を止められなくなったある日、近所に設置してあった「区長への手紙」の封筒と紙をもらってきて帰宅。一晩かけて練馬への愛を書き綴り、翌朝ポストに投函する……という謎の暴走をしてしまいました。内容を恋愛ゲームのセリフ風に説明すると「練馬……お前、20年前と全然変わってねぇな。そういうとこ、好きだぜ? おっと、返事はいらねぇよ。俺はずっと、お前の側にいるからな」といった具合。かなり気持ち悪い。深夜テンションって怖いですね。自分でもどうかしていたと思います。あ、上のセリフは皆さんの好きなイケボ声優で脳内再生してくださいね。私は小野大輔氏にしました。

 数週間後、ポストを見たら練馬区役所からお返事が来ていました。中を開くと広聴広報課長からお手紙が入っていました。おかしいな、ちゃんと「返信不要」の欄にチェックマークを入れたはずなのに……。

 手紙の内容はざっくり以下の通り。(一部抜粋)

 【お手紙の内容を伝えたところ、区長も大変喜んでおりました。】

 きゃー!! 区長に言わないでよ課長〜!! はーずーかーしーいー!!

 例えるなら「下駄箱にこっそり入れたラブレターがクラスメイトに見つかり、教室でみんなの前で暴露される」レベルの恥ずかしさ。「じゃあそもそもそんな内容の手紙を出すなよ」と思ったそこのあなた、大正解。その鋭い感性をぜひクリエイティブ活動に活かしてくださいね。

 【区は、引き続き地域の皆さまとの協働によって、暮らしやすいまちづくりを進めていく考えです。今回のお手紙により、改めて、この思いを強くいたしました。】

 そうそう、練馬の良いところは「誰でも安心して暮らせる街」。子供からお年寄り、そして地方から上京した挙句に愛を拗(こじ)らせている私のような人間まで受け入れる懐の広さが最高なんだよね。でも、あの手紙の内容で本当にそう思ってもらえたのか疑問だが……。そのことは一旦忘れよう、うん。

 【一日も早い新型コロナウイルス感染症の収束と岩崎さまのご健康をお祈り申し上げます。】

 いやぁ、私は死んだら骨を練馬大根の畑に埋めてもらうから大丈夫だけどさ(※大丈夫じゃない)、区役所の皆さんは今頃コロナ対応に追われて大変だろうに……。お互い様です。この困難を共に乗り切って、楽しい練馬ライフを取り戻しましょうね!!

プロフィール
フリーランス記者・作家
岩崎
フリーランス記者・作家。メディア関係の仕事を経て、書いて撮って編集・デザインして発信できる「平面系マルチクリエイター」を目指す平成元年生まれ。巳年・蠍座の女。本家ブログ&連絡先は「スーパーいわちゃんねる!」で検索。宮城県出身、東京都在住。大学の卒論で「衛生問題の観点から、現在の日本では土葬禁止」と書いたはずなのに、死んだら練馬大根の畑に埋めてもらいたいと切に願っている。ブルーベリー畑でも可。

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