
マラソンのタイムを御堂筋線の中刷り広告として使った宣伝
11月25日に第2回大阪マラソンが開催されました。
数々のランナーが参加され、ラジオでは大阪マラソンの話題ばかりをパーソナリティが話されていました。
先日帰りに電車(御堂筋線)に乗った時に一際目立った広告がありました。
一瞬アメリカドラマの「24」かと思ったのですが、いや、違う。
なんだこれはとよく見ると全部違う数字が書かれていました。
実はこれ、大阪マラソンを走られたランナーの完走タイムでした。
しかも下にはSEIKOの文字が
実は今回の大会で時計のSEIKOがオフィシャルタイマーを務めるとともに、セイコー市民ランナー応援プロジェクトを実施していました。このプロジェクトのメイン企画として、ランナーの完走タイムとメッセージが書かれた電車の中吊り広告をするというものです。
このセイコー市民ランナー応援プロジェクトのコンセプトは
『目標タイムや完走タイムなど自分自身のタイムを意識することで、新たな可能性を発見してほしいという思いを込め、2012年2月の東京マラソンの時にスタートしました。“START YOUR TIME! 新しい自分に会いに行こう”というメッセージを発信し、ランナーの皆さんを応援する取り組みです。』
大会当日、ゴールした後にインテックス大阪内のフィニッシュエリアにあるセイコーブースで、各自の完走タイムとメッセージをセイコーのタイマーをイメージしたシートに記入してもらい、大会翌日の11月26日(月)から11月29日(木)の4日間、北大阪急行電鉄(地下鉄御堂筋線直通)の中吊り広告となり、完走直後のランナーの熱い直筆メッセージが完走タイムとともに吊られます。
これ一枚一枚別刷りではなく、デジタル数字の「0:00.00」が印刷され、黒のマジックで線を各々が消してタイムを表示させています。
一枚一枚別刷りをすると莫大なコストがかかるため、同じ物を印刷することでコストを抑え、且つここまで面白い広告を作れるものなんだと関心させられました。
見とれてしまい危うく乗り過ごしそうになったくらいです。
S.K