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オリンピックで広まった「ピクトグラム」

平昌オリンピックまであと17日、その次はとうとう東京オリンピックです。

日本はこれまで、夏季・冬季合わせて3回のオリンピックを開催してきました。今回は、日本が初めてオリンピックの開催都市となった1964年の東京オリンピックでのクリエイティブをご紹介します。

みなさん「ピクトグラム」はご存知でしょうか。視覚的に情報を伝えるマークのことです。

例えば、トイレや非常口に見られる人型のマークや喫煙所を示すたばこのマークがあります。

  

こちらの「ピクトグラム」、現在は至る所で見かけますが、実はこのデザインが広まったのは1964年の東京オリンピックがきっかけだったのです。

オリンピックには、多数の地域から人が集まります。選手はもちろん、応援に来る観光客もいるでしょう。しかし、当時は今のように外国語を話せる日本人はそう多くはありませんでした。そこで、言葉が通じない外国の選手や観光客たちにも競技種目や施設が一目見て分かるようなマークを作ろう、という思いから考案されたのです。

 

この「ピクトグラム」は、今のオリンピックでも競技のアイコンとして使われています。代表的なものを挙げていきます。

                          (サッカー)  

  

 (柔道)

そして、2020年の東京オリンピックに向けて、海外の方により伝わりやすくするように、案内図用のピクトグラムが見直されました。どのように変わったのか、ぜひ比較してみてください。

誤解のないように相手に伝えるには、限られた正方形の中に、どんな情報を入れるのか...一見シンプルですが、とても難しいデザインです。皆が見て分かるマークを作ろう、という思いから始まった「ピクトグラム」は、今や世界各国に広まりました。デザインは言葉の壁を超える、そう考えさせられますね。

 

東京オリンピック/いらすとや

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公共・一般施設案内用図記号/交通エコロジー・モビリティ財団

クリステ編集部 西村英子

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