折り紙のみでつくられた移動可能な茶室

折り紙のみでつくられた、移動可能な茶室がKatagiri Architecture+Designによって構想されました。

題は、

紙庵「Shi-An」

この茶室は、世界遺産である二条城内の台所土間に計画されました。
500ミリx1000ミリの和紙を8折して作った折り紙のピースを、接着剤等を一切使わず互いに差し込みながらつみ上げていきます。ここでは空間を支える柱・梁などの骨組みは一切なく、 単一エレメントの集合体として、紙をただひたすら反復することで空間をつくっています。紙のつみ方は自由で無限に開かれており、最終的な形態やサイズは空間の用途によって自由に変えることができ、またシンプルな結合システムのため、容易に設置・解体が可能であるそうです。

 

 


4000枚の折り紙を織り上げてつくられた小さな茶室は、日本の伝統文化としての茶室=そぎ落としの美を空間化したものであり、またそれは細胞分裂を繰り返す生命体のようでもあると言われていました。


和紙の質感に包まれた内部空間は、胎内のような暖かく柔らかな空間となっています。

 

kad katagiri architecture design

クリステ編集部 村上胡桃

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