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100万回読める絵本

(出典)講談社ホームページ http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784061272743

(出典)講談社ホームページ
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784061272743

  絵本には夢と愛と人生訓が詰まっていると考えている筆者です。 そこで今回は、一冊の絵本をご紹介。 それは、佐野洋子作「100万回生きたねこ」。 以前ご紹介させていただいたナウシカに続き、今回も超有名どころをピックアップさせていただきました。 この絵本は現在、200万部ほど売れているようです。読んだことのある方も多いのではないでしょうか。 私も、大人になってからこの本を買い直しました。 なぜこの絵本を選んだかと言えば、内容の考察をするでもなく、純愛を世に推奨するためでもありません。 理由は、この本が創作物の性質を如実に反映しているのです。 創作物は、得てして万華鏡のような性質を持っています。 見る人、環境、果ては心境によっても、見えるもの・得られるものがまったく異なってくるのです。 これは特に、情報量が少なく謎が多いものほど無限に広がるでしょう。 100万回生きたねこは、読者による考察の多さから言ってもこういった性質を見事に体現しています。 ストーリーによって大まかな話題が規定されていますから、その考察が突拍子もない話題へ転がることもありません。 (100万回生きたねこであれば考察はおおよそ、生死、愛、人の業、という三つの分野について行われます) そうやって心地よい程度に考える範囲を決められているからこそ、自分自身の中で考えがどのように変わっていくか、その動向を観察することができるのです。 人生の節目に読むといいと言われますが、とんでもない。 絵本の良書は、それこそ100万回読んだとしても、100万1回目にはまた別の答えが出てくるでしょう。 100万回と言わずとも、1年に1回くらいは読んでおきたいものです。 皆様も、昔読んだ絵本を読み直してみてはいかがでしょうか? そこにはきっと、新たな発想の種があると思います。 T.T2

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