WEB・モバイル2022.07.26

Shopify、YouTubeと提携し、クリエイターエコノミーの拡大を図る

東京
Shopify Japan 株式会社

新たなパートナーシップにより、世界数百万を数える Shopify のマーチャントが、YouTube ショッピングを利用可能に/クリエイターとマーチャントが、コマースとコミュニティを結びつける時代の到来

●月間20億人以上のユーザーを持つ世界最大級のエンターテイメントプラットフォームとオンラインショップを簡単に統合することができます。
●YouTube ショッピングにより、Shopifyのマーチャントはライブストリーミング、動画、ストアタブという3つの方法で製品を販売することができます。
●Shopifyは、複数のチャネルで販売するマーチャント(事業者)やクリエイターのための小売オペレーティングシステムで、一つのプラットフォームで簡単に事業を管理することができます。
 
今、世界中のブランドが、「オーディエンスとの関係を深める」ことに一点集中しています。顧客との有意義なエンゲージメントは、もはや単なる「あったらいいね」ではなく、「必要不可欠」なビジネス要素です。この変化により、コンテンツはブランドコミュニケーションの主役となり、クリエイターエコノミーが生み出され、マーチャントとクリエイターの境界性はより曖昧になりつつあります。コンテンツクリエイターは自ら商品を販売し、ブランドを形作り、一方でD2Cマーチャントは、新規顧客獲得を目指してコンテンツを創造しています。

マーチャントやクリエイターが顧客とつながり、ビジネスを成長させ、自らのストーリーを共有する。この目的を新しいツールで強力にサポートするため、ShopifyとYouTubeはこのたびパートナーシップを締結しました。Shopify上でYouTubeショッピングを展開することで、マーチャントは自身のオンラインショップを、月間20億人以上のユーザーを持つ世界最大級のエンターテイメントプラットフォームであるYouTubeと簡単に統合し、顧客や視聴者が慣れ親しんだ環境で直接に顧客に対応することが可能になります。

Shopifyのマーチャントは、以下の3つの方法により、YouTubeでフルラインアップの製品を販売することができます:
  • 「ライブストリーミング」:ライブストリーミング中の重要ポイントに商品をタグ付けすることができます。また、ピクチャー・イン・ピクチャー (PIP) で再生できるため、顧客は商品のチェックアウト中でもコンテンツを視聴可能です。
  • 「動画の真下に商品欄を配置」:オンデマンドビデオの下に商品欄を配置し、厳選された商品リストを表示することが可能です。
  • 「ストアタブ」:マーチャントのYouTubeチャンネルに新しいタブを追加し、全商品を表示することができます。

Shopifyは販売店の小売オペレーションシステムとして機能するため、商品名、画像、価格、配送などの詳細は、すべてのチャネルで一貫して最新の状態に保持されます。商品が売り切れた場合は、YouTubeから自動的に削除されます。またShopifyの管理画面からライブビデオやオンデマンドビデオの動きを直接追跡し、複数チャネルの売り上げを完全に把握可能です。さらに現在のところ米国の一部マーチャントに限定されますが、顧客はYouTube上で見つけたお気に入り商品を、その場で直接に購入することもできます。

世界で2番目に多く利用されているソーシャルメディアプラットフォームおよび検索エンジンであるYouTubeは、自宅にいながらオンラインで商品の検索や評価ができる利便性と、実際に店舗で体験するような信頼性の高いガイダンスを提供しています。90%近くの視聴者が、YouTubeクリエイターは信頼できるおすすめ情報を提供してくれると回答しています。また、ほぼ同じ割合の視聴者(87%)が、ショッピングやYouTube閲覧の際に、より良い商品情報を得ることができると回答しています。

「ビジネスに使っているECプラットフォームと、もっともオーディンスのエンゲージメン率が高いプラットフォームを統合することは、私にとって、大きな変化をもたらすでしょう。」とChristen Dominique氏(YouTuber兼ドミニク・コスメティックCEO)は述べています。「ビジネスを成長させる新しい方法を探している事業家として、お客様が買い物をする場所でプレゼンスを持つことは非常に重要であり、ますますそれがYouTubeになってきています。ShopifyとYouTubeの統合により、ドミニク・コスメティックスの新製品を私の動画やライブストリーミングの中で直接紹介することができます。その結果、視聴者は動画を見ている間に簡単に気になった商品を購入することができるようになります。」

Shopifyの商店サービス担当副社長カズ・ネジャティアン (Kaz Nejatian) は、次のように述べています。「今日の商取引はマルチチャネルであり、YouTubeは世界中で最も影響力のあるチャネルの一つです。Shopifyの、YouTubeとの新たな統合は、クリエイターエコノミーにおける独立系ブランドのビジネスチャンスを一新することでしょう。Googleとの長期的なパートナーシップを拡大し、YouTubeでのD2Cコマースに新境地を開くことができたことを大変うれしく思っています」。

またYouTubeのショッピング担当バイスプレジデント デビッド・カッツ (David Katz) は次のように述べています。「長年にわたり、クリエイターはYouTubeのコンテンツを中心にビジネスを展開し、しばしば起業家精神を発揮して独自のブランドを構築してきました。しかし、これらの商品をYouTube上で直接視聴者に届けるには、シームレスな手法が欠落していました。Shopifyと提携することで、クリエイターはYouTube上でより簡単にストアを展開し、コミュニティと交流できるようになるほか、プラットフォーム上でのショッピング機会を促進することも可能となるのです」。

ShopifyにおけるYouTubeショッピングの詳細については、こちら(https://www.shopify.com/youtube)をご覧ください。

Shopifyについて
Shopify(ショッピファイ)は、コマースに不可欠なインターネットインフラを提供するトップクラスのプロバイダーであり、あらゆる規模の小売ビジネスの立ち上げ、成長、マーケティング、運営を一括で管理できる信頼性の高いソリューションを提供しています。Shopifyは、信頼性を重視した設計のプラットフォームとサービスによって、すべての人のためにコマースをより良くし、あらゆる場所にいる消費者に優れたショッピング体験を提供しています。
カナダのオタワで設立されたShopifyは、個人事業主から中小企業、大手企業など、現在まで175カ国以上で170万以上の事業者(マーチャント)をサポートしており、国内ではKINTO(キントー)、ORION BEER(オリオンビール)、STUDIO R330(ステュディオ アール スリーサーティー)、sakana bacca(サカナバッカ)、Elmers Green(エルマーズグリーン)、Tabio(タビオ)、海外ではAllbirds(オールバーズ)、Staples(ステープルズ)など、多くのブランドに利用されています。Shopifyについては、https://www.Shopify.com/jp Shopify Plusについては、https://www.Shopify.com/jp/plus をご覧ください。
本記事に関するお問い合わせ:Shopify Japan 株式会社

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