WEB・モバイル2022.04.11

建築建材の総合検索プラットフォーム「Arch-LOG(アークログ)」 リファクタリングの第1フェーズが完了

東京
丸紅アークログ株式会社

~UI・UXの改良、スマホ対応、処理速度の向上、検索エンジンに対する最適化などが実現~

建築・建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)に挑戦する丸紅アークログ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三川 亮、以下:丸紅アークログ)では、当社の運営する建築建材の総合検索プラットフォーム「Arch-LOG(アークログ)」について、よりユーザーの視点に立った使いやすさを目指し、プログラムの動作を変えずに内部構造を整理するリファクタリングを実施いたしました。今回のリファクタリングはユーザーへの表示など、主にフロントエンドに関するもので、「ユーザーインターフェース(UI)の改善によるユーザーエクスペリエンス(UX)の向上」「処理速度の向上」「検索エンジンに対する最適化」などが実現しました。

 

「Arch-LOG」は、ゼネコンや設計事務所、デベロッパーといった建築・建設業界のDXを実現するため、運用開始時から登録建材の拡充と新機能の開発を続けており、業界内での普及が急速に進んでいます。一方、高まる期待に対して持続可能で効率的に対応していくためには、プログラムのソースコードの大幅な整理が必須の状況となっていました。そこで、より便利にご利用いただけるような新規機能の開発を、できる限り早めるべくサービス全体のリファクタリングに着手しました。今回はその第1フェーズとして、利用者に対する表示や操作の受付、他のシステムとの入出力など、外部と直接やり取りを行う要素であるフロントエンドのリファクタリングが完了しました。

 

■ 新しくなった「Arch-LOG」のインターフェース ■

▲PC版トップページ

 

▲PC版建材検索結果ページ

 

▲スマホ版トップページ・建材検索結果ページ

 

<今回のリファクタリングによる改善のポイント>

1.『ユーザーインターフェース(UI)の改善によるユーザーエクスペリエンス(UX)の向上』

ユーザー体験の向上を目的として、インターフェースに大きな変更を加えました。この変更により、視認性や操作性が向上したほか、サイトの構成を組み替えたことで下層にあった情報にアクセスしやすくなりました。

2.『レスポンシブ対応(スマホ表示最適化)』

これまでは、PCでの表示を優先したUIだったため、スマートフォンでの操作性に課題がありました。今回のリファクタリングでは、レスポンシブWebデザインを採用し、スマートフォンからでも直感的に操作できるようになりました(マテリアルボード機能を除く)。

3.『処理速度の向上』

リファクタリングによってサイトパフォーマンスが向上し、多数の商品情報を表示する際などの表示速度が速くなりました。

4.『検索エンジンに対する最適化』

登録建材の詳細ページのコードが検索エンジンに解釈されやすい形式になったため、検索エンジンで上位に表示されやすくなりました。

5.『今後の機能開発がスピードアップ』

今回のリファクタリングにより、「Arch-LOG」サイトが最新の開発環境に適したものになったため、今後の新機能開発がスピードアップします。

6.『ブランドカラーの統一』

丸紅アークログのコーポレートカラー(丸紅レッド)をサイト全体のキーカラーとして使用し、サイト全体のイメージを統一することで、『Arch-LOG』ブランドのイメージを一新しています。

 

当社では引き続き、マテリアルボード作成機能の改善や、データの処理や保存などを行うバックエンドのリファクタリング(第2フェーズ)を予定しています。これにより、さらに「Arch-LOG」が便利で快適にご利用いただける準備が整います。また並行して、仕上げ表機能(Revit連携含む)や物件データベース機能など、新機能のリリースが今期予定されています。

 

<参考> 「Arch-LOG」とは

「Arch-LOG」では、ガラス、石材、防水材といったカテゴリーや、特定のメーカー名、キーワードなどで必要な建築建材を検索することができます。また、複数のメーカー製品を比較しながら選定することができるため、従来のように膨大なカタログの中から手作業で商品を探し出す必要もなく、サンプル請求も異なるメーカー分が1クリックで可能です。さらに、「Arch-LOG」によって選定した建材を用いたデジタルマテリアルボード作成機能や、高精細CG画像もリアルタイムで生成が可能なBIMレンダリング機能も実装。プロジェクトに関わる全てのメンバーが参加して、施主や顧客へ3D・CGでの仕様提案ができるなど、WEBベースでのプロジェクトの「見える化」が実現しています。これにより、正確な情報共有・合意形成が可能となるため、作業時間の大幅な短縮による生産性の向上が期待できるほか、紙カタログなどの削減はSDGsにもつながります。また、竣工前の企画から設計、施工に至るまでの進捗管理、使用建材の各製品データ(取扱説明書・耐用年数)など詳細な建物情報をデジタルベースで一元管理。さらに竣工後、各製品の交換時期になると自動でアラートが鳴り、メールでお知らせすることで、長期にわたる建物維持管理のためのメンテナンスや顧客へのリフォーム提案などが可能となる「メンテナンスアラートサービス」や、BIMとの連動が可能で設計から施工までの設計フローをシームレスにつなぐことができる「仕上表機能」を今期実装予定です。

*レンダリング機能:3 D モデルの情報と割り当てられた素材や光源などの情報からスーパーコンピューターが計算し、パース(透視図)を作成する機能

 

▲「Arch-LOG」のレンダリング機能でCG化された高精細なデジタル・モックアップ画像

 

■Arch-LOG ご紹介映像■                         

ユーザー編  https://m-arch-log.com/index.html?ID=movie 

 

メーカー編  https://m-arch-log.com/index.html?ID=makermovie 

 

▲「Arch-LOG」共有のイメージ

 

▲「Arch-LOG」利用のイメージ

 

<丸紅アークログ株式会社 会社概要>

商号 丸紅アークログ株式会社(Marubeni Arch-LOG Co., Ltd.) 
https://m-arch-log.com/

本社住所 〒105-0023 東京都港区芝浦1-3-3 浜松町ライズスクエア2階

TEL 03-6381-7270(代)

設立 2019年6月27日

資本金 16億9,430万円(資本準備金含む)

代表者 三川 亮(代表取締役社長)

事業内容 建設業界のためのデジタルデータプラットフォーム「Arch-LOG」
https://www.arch-log.com/

建築建材の“価値”と“想い”をストーリーで語るWEBメディア「Arch-MATERIA」
https://arch-materia.com/

 

本記事に関するお問い合わせ:丸紅アークログ株式会社

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