舞台・ライブ2021.12.08

テクノロジーを駆使した、ボーダレスな音楽フェス「MOVE FES. 2021」開催

東京
一般社団法人WITH ALS

ALSクリエイター武藤将胤がプロデュース

一般社団法人WITH ALSは、2021年12月9日(木)に、渋谷TRUNK(HOTEL)にて、「MOVE FES.2021 Supported by ONESTORY」を開催いたします。
- 日時:2021年12月9日(木) 18:00〜21:00予定(17:15開場予定)  / 場所:TRUNK(HOTEL) MORI
- MOVE FES.公式ページ:https://withals.com/post/?id=451
- 配信チケット販売ページ : https://withals.zaiko.io/e/MOVEFES2021

 
WITH ALSは、「ALS(筋萎縮性側索硬化症)の課題解決を起点に、全ての人が自分らしく挑戦出来るボーダレスな社会を創造する」ことをミッションに掲げ、エンターテイメント、テクノロジー、ヒューマンケア(介護)の3領域で活動しています。

「MOVE FES.」は、 ALSの啓発を目的にした音楽イベント。ALS患者でありながらクリエイターとして活動を続ける武藤将胤が企画・演出を務めます。本イベントは開催にあたりクラウドファンディングを実施し、WITH ALSでは過去最高額となる4,858,665円、目標の161%を達成いたしました。

今回は初めて、ライブ配信でイベントを生放送。ステージには、企画の趣旨に賛同したアーティストが出演します。出演者は、androp・内澤崇仁、清春、NOBU、 HOME MADE家族・KURO、DJ A-Six、ダンサー・GenGen。ステージのラストには、武藤自身が視線の動きでDJ・VJを操作する「EYE VDJ」をプレイします。さらに視覚や触覚でも音楽を楽しめるよう、音を光と振動に変換するデバイス「Ontenna」と連携したステージを実現。配信視聴者にもボーダレスに楽しんでいただけるよう、数量限定でレンタル配送も実施します。

また、今年は音楽ライブ以外のコンテンツもさらに充実。「ALSトークショー」では、テクノロジーの分野と治療薬研究開発のファンドレイジング活動の分野からゲストを招いて対談を実施します。分身ロボット開発者・吉藤オリィ氏、脳波コミュニケーションツール開発者・荻野幹人氏、せりか基金代表・黒川くりす氏が登壇。平野裕加里氏ナビゲートのもと、ALS支援の最前線についてトークを展開します。

会場には、分身ロボット「OriHime」とタッグを組んだ「01 ROBOT POP-UP STORE」をオープン。ボーダレスウェアを展開するWITH ALSのアパレルブランド「01 BORDERLESS WEAR」の商品を、分身ロボットが販売します。現地で接客にあたるOriHimeは、遠隔地から障がいを抱えるパイロットたちが操作します。

そのほか、文字起こしアプリ「UD Talk」の活用や、会場内バリアフリー環境の整備などを準備中。ご希望の声に合わせて、さまざまなニーズに応じて可能な限り柔軟に対応していく予定です。

「MOVE FES. 2021」
「MOVE FES.」とは:
「MOVE FES.」は、 ALSの啓発を目的に2016年から毎年開催している音楽イベント。 ALS患者でありながらクリエイターとして活動を続ける武藤将胤が、自身で企画・演出を務めます。賛同アーティストによるステージに加え、視線の動きでDJ・VJを行う「EYE VDJ」をはじめ、脳波で想いをラップする「BRAIN RAP」、ユニバーサルファッションのランウェイなど、毎年新たな試みを行ってきました。昨年はCOVID-19の影響で初めて開催を断念しましたが、今年はテクノロジーを駆使した新たなコンテンツを用意して開催を実現いたします。

2021年開催のコンセプト:
今年の「MOVE FES.」では、このコロナ禍の社会情勢を考慮して、 MOVE FES.初の自宅からでも多種多様な皆様に参加していただけるライブ配信と、会場に訪れるゲストがリアルに体験出来るボーダレスなコンテンツを創造してまいります。 『LIGHT OF HOPE. 希望の光』をテーマに、 ALSをはじめ障がいの有無に限らず、全ての人にとって、希望の光となるイベントをお届け。 テクノロジーを駆使したアーティストライブ、ALSトークショー、ロボットポップアップストアを通じて、 新しい希望の光を体験していただきます。

タイムテーブル:

※本イベントのフライヤー・タイムテーブル等資料素材は、武藤将胤自身がイラストレーターを視線入力で作業し、制作したものです。


クリエイティブユニット「 BORDERLESS RECORDS」
この度、ロックミュージシャン・清春×EYE VDJ MASA(武藤 将胤)によるクリエイティブユニット『BORDERLESS RECORDS』を結成。本ユニットでは、アパレルや音楽のコラボレーション作品を制作し、今後順次発表して参ります。

コラボレーション第一弾として、今回のMOVE FES. 2021にて二人のこだわりを詰め込んだジャージセットアップを発表いたします。ボーダレスなアパレルウェア「01 BORDERLESS WEAR」を象徴する、ストレッチ性が高く肌触りの良いジャージ素材を採用。ブルゾンは逆開閉可能なファスナーに、指のかけられるリング型のジップをつけて仕上げました。パンツは、ウエストから裾下までジップを付け、全開閉出来る仕様に。様々な方が着脱しやすいよう、ボーダレスなデザインのセットアップに仕上げました。

商品は、「MOVE FES.2021」の会場および「01 BORDERLESS WEAR」のオンラインストアにて、12/9(木)からご購入いただけます。

公式サイト:https://01borderlesswear.stores.jp/

 

主催メッセージ・MOVE FES.2021に込めた想い

一般社団法人WITH ALS 代表理事 / COMMUNICATION CREATOR / EYE VDJ
武藤 将胤 / EYE VDJ MASA


「2020年・2021年は、新型コロナウイルス感染症により、世界中の人々の「日常」が揺らぎ、みんなが様々な不自由を経験してきた2年だったと思います。僕自身も数々の大切なイベントが中止になり、悔しい思いを沢山してきた日々でした。ALSをはじめとする病気や障がいのある人は、コロナ感染の重症化リスクが高い人も多く、これまで以上に日常生活での不安や緊張が高まったことと思います。

その一方で、制約や困難の中から新しい可能性も生まれていきます。コロナによってリモートワークやオンライン配信等が普及したことで、これまで外出や就労が困難だった障がいのある人にも、自宅にいながらにして仕事をしたり、エンターテインメントを楽んだりする機会が増えた面もあると思います。

今回のMOVE FES.でも、コロナ禍をチャンスに変えて、誰もが希望の光を感じられるような、新しいBORDERLESS ENTERTAINMENTを生み出したいと思っています。

コロナ禍で生きている、今この一瞬一瞬も、僕らの有限な人生の中の大切な一部です。
こんな今だから出来る挑戦を、共に続けていきましょう。
NO LIMIT, YOUR LIFE.」
 

▼プロフィール
35歳、ALS患者。ALSの課題解決を起点に、クリエイティブの力でBORDERLESSな社会を創造することをミッションに活動している。全ての人が自分らしく挑戦出来るBORDERLESSな社会を目指して、エンターテイメント、テクノロジー、介護の3つの領域で、課題解決に取り組んでいる。
一般社団法人WITH ALSとは、自身のALS闘病体験を通じて、世界中にALSを周知し、認知・理解を拡大させることで、治療方法や支援制度を向上させることを目的とする。
また、ALS患者その家族、非患者のQOL(Quality of Life)の向上に貢献する、コンテンツ開発・支援活動を様々な手口で実施する団体。http://withals.com/


開催概要
イベント名 : MOVE FES. 2021 Supported by ONESTORY
会場 : TRUNK(HOTEL) MORI (〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-31)
日程 : 日時:2021年12月9日(木) 18:00〜21:00予定(17:15開場予定)
主催 :一般社団法人WITH ALS
問い合わせ:info@withals.net

※MOVE FES.2021は、文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業としても採択されています。クラウドファンディングでのご支援、ARTS for the future!の補助金、企業スポンサー費、チケット売上等を組み合わせてイベント全体の経費をまかなう予定です。


難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、 2021年現在、有効な治療法が確立されていない指定難病。意識や五感は正常のまま身体が動かなくなり、やがて呼吸障害を引き起こす。延命のためには、人口呼吸器が必要。平均余命は、3〜5年。呼吸器を装着する事で生きることはできるが、身体能力に加え発話能力も失っていく。現在年間約10万人に1人が発症しており、世界で約35万人、日本には約1万人の患者がいる。
 


本記事に関するお問い合わせ:一般社団法人WITH ALS

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