スペース2021.08.06

ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021 Akatsuki ART AWARD最優秀賞受賞者展覧会『野田幸江個展「腐っていくことやここからの眺め」』を開催

東京
京都府
京都府、ARTISTS' FAIR KYOTO実行委員会、一般財団法人東京アートアクセラレーションは、「ARTISTS' FAIR KYOTO 2021 Akatsuki ART AWARD」最優秀賞受賞者展覧会として、野田幸江個展「腐っていくことやここからの眺め」を、2021年8月7日(土)から29日(日)の日程で、東京のANB Tokyoにて開催いたします。
造園業や花屋として活動しながら作品制作を行う野田は、本展で植物や土、水を素材としながら、流動的に変化する自然を取り込んだ独自の風景を構築します。六本木の風景を見渡す一部屋の中に、土が乾く、雨が降る、種が潤う、植物が栄える、ものが腐る、綿毛が舞う、といった現象を想起させる自然物をアトランダムに配置し、それぞれが呼応しながら見る人の想像力を駆り立てる光景をつくり出します。

「フィールド」2021年制作 AFK2021 Akatsuki ART AWARD最優秀賞作品

「すべてのことがまっ平らになってゆく」2018年制作 BIWAKOビエンナーレ2018出展

 
  • 開催概要
野田幸江個展「腐っていくことやここからの眺め」
ARTISTS' FAIR KYOTO 2021 Akatsuki ART AWARD最優秀賞 受賞者展覧会

会  場:ANB Tokyo(港区六本木5丁目2-4 )*六本木駅から徒歩3分
会  期:2021年8月7日(土)〜29日(日)
開館時間:12:00〜18:00
休館日 :月・火曜日(祝日の場合は開館)
入場料 :一般/1000円 大学生/500円(同時開催展を含め全フロア共通チケット)
     高校生以下入場無料 
     ※価格は全て税込    
     ※大学生、高校生、中学生は受付にて学生証の提示が必要です。
申  込:オンライン事前予約制(新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため)
     オンライン予約ページ
     https://reserva.be/anbtokyo
主  催:京都府、ARTISTS’ FAIR KYOTO 実行委員会、一般財団法人東京アートアクセラレーション
H    Phttps://taa-fdn.org/events/1026/
 

 

  • プロフィール
野田幸江 Noda Sachie

1978年滋賀県生まれ。1999年より絵画制作を始め、各所で作品の発表を行う。また、家業である花屋「ハナノエン」(滋賀県甲賀市)を営みながら、植物による造形の制作、風景についての創作を行っている。自然の流れと、それに関わる人の手に向き合い、観る人の記憶と結びつくような“風景”をつくり出す。
 
  • ARTISTS' FAIR KYOTO 2021 Akatsuki ART AWARDとは
AFK2021メイン協賛企業の株式会社アカツキ支援のもと、若手アーティストの活動支援をするアートアワード。継続して顕彰することにより、日本現代美術の登竜門となることを目指すとともに、新しい芸術の創造に取り組むアーティストの創作活動を奨励していきます。
 
  • 関連イベント
AFKのディレクターを務める椿昇を迎え、AFKの魅力と野田幸江の作品に関するトークイベントを開催します。

日  時:2021 年 8月 7日 (土) 16:00~17:30
会  場:ANB Tokyo 7F
登壇者 :椿昇(AFKディレクター)、野田幸江、山峰潤也(ANB Tokyoディレクター)
定  員:20名(先着順)
申込方法:下記の必要事項をご記載の上、bungei@pref.kyoto.lg.jp 宛にメールにてお申し込みください。
     ①件名「ANB Tokyoトークイベント申込」
     ②お名前
     ③ご所属先(任意)
     ④来場人数(申込者ご本人を含む)
申込締切:2021年7月31日(土)(定員に達し次第締切とさせていただきます)

※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、イベントの実施内容に変更が生じる場合があります。
 
  • 同時開催
Kyoto Perspective

「Kyoto Perspective」は、AFK 2021に参加した若手アーティストと、AFK2021アドバイザリーボードのアーティストの中からANB Tokyoがセレクションし、東京で開催するグループ展です。AFK2021に出展した若手アーティストから岡田佑里奈、土取郁香、藤田紗衣、藤本純輝、油野愛子ら5名のアーティストを、そして彼ら彼女らを推薦したアドバイザリーボードのアーティストより池田光弘、薄久保香、大庭大介、鬼頭健吾の4名のグループ展を行います。地域性やそこで培われたコミュニティーの魅力というのは、それを切り口にしないとなかなか見えてこないものです。本展は、京都で育まれた世代を越えたアーティストたちの連帯を紹介するとともに、京都と東京との新しい交流回路を拓いていく試みです。

主催:一般財団法人東京アートアクセラレーション
協力:ARTISTS’ FAIR KYOTO 実行委員会
H  Phttps://taa-fdn.org/events/1028/

※会期・入場料は、野田幸江個展に準じる


▶4F  岡田佑里奈、土取郁香、藤田紗衣、藤本純輝、油野愛子
4FではAFK2021に出展した若手アーティストの作品を紹介します。岡田佑里奈、土取郁香、藤田紗衣、藤本純輝、油野愛子の5名は京都・滋賀を拠点に制作する90年代生まれのアーティスト。彼ら彼女らの作品からは、身近な風景や事象を出発点にしながら、それぞれが絵画や写真、シルクスクリーンなど様々な素材や技法を探求する姿勢を深めていることがわかります。

① 岡田佑里奈《ドリームインアウト》2021 ②土取郁香《I and You》2020 ③藤田紗衣《DDD(warp)》2020 ④藤本純輝《Olive_03》2020 ⑤油野愛子《The house》2021

 

▶3F  池田光弘、薄久保香、大庭大介、鬼頭健吾
3Fでは、若手アーティストを推薦する「AFK2021アドバイザリーボード」より池田光弘、薄久保香、大庭大介、鬼頭健吾の4名による作品を展示します。国内外で活動の幅を広げつつ、京都のアートシーンと密接に関わりながら精力的に活動する彼ら彼女らは、日本の新しいアートのムーブメントを体現しています。本展では、それぞれが取り組むテーマの新作を含む、大型の作品を中心に約15点を発表予定。

⑥池田光弘《blue (no.1)》2021 ⑦薄久保香《An experiment based on an accidental 偶然の実験室》2018 ⑧大庭大介《THE BATTLE STAGE》2013 [Photo: Nobutada Omote / Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE] ⑨鬼頭健吾《cosmic grave》 [画像提供:rin art association]

本記事に関するお問い合わせ:京都府

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