スペース2020.09.23

「Sony Creators Gate」の三者対話ライブ“trialog vol.10 -クリエイターと社会のディスタンス-”10月10日(土)19:00~23:00開催

東京
trialog 事務局

Sony-Stories公式アカウント(https://twitter.com/storiesbySonyJP)とtrialog公式Twitterアカウント(https://twitter.com/trialog_project)にてライブ配信

ソニー株式会社(以下、ソニー)は、黒鳥社のコンテンツ・ディレクター若林恵と次世代のクリエイターの育成を推進する「Sony Creators Gate」の取り組みとして、ニューノーマル時代に新たな価値を生み出すクリエイターたちの深層思考に迫る三者対話ライブ「trialog vol.10 -クリエイターと社会のディスタンス-」を、2020年10月10日(土)19:00より、完全オンラインで開催します。

 


 

今回のtrialogでは、これからの時代に向けてプロトタイプに挑むクリエイターと、新しい価値を生み出そうとしているソニーのプロジェクトや事業に関わるキーパーソンが、 “クリエイターと社会のディスタンス”というテーマで、4つのセッションを通して議論します。

セッション1では「エッセンシャルとは何か」、セッション2では「クリエイターをどうエンパワーメントするか」、セッション3では「クリエイターのアクション」、セッション4では「クリエイターとデジタルプレイス」をテーマに、コロナ禍を通して大きく変化した社会におけるクリエイターのあり方をゲストと共に考えます。

当日は、Sony-Storeis公式Twitterアカウントとtrialog 公式Twitterアカウントにて、イベントの模様をライブ配信する予定です。また、新たな試みとしてセッション2、セッション3は同時に行われるセッションのうち一つを選択して視聴する形式をとり、完全オンラインならではの体験提供を目指します。
 

  • トークセッション

SESSION 1
Essential|エッセンシャルとは何か

コロナ禍において盛んに叫ばれた不要不急という言葉。身の回りのことの価値が推し測られ、場合によっては切り捨てられる困難な社会状況を経て、暮らしにおけるエッセンシャルとは何かを考える。生活の中で欠くことができないこととは一体何なのか。それはどのように主張されるべきか。どんな形で支えられるべきか。医療従事者をインターネットで支えるエムスリーの山根有紀子、政府の自粛要請に対する助成を求めた署名活動 #SaveOurSpaceの発起人yahyelの篠田ミルと共に語り合う。

SESSION 2(選択式セッション)
Empowerment|クリエイターをどうエンパワーメントするか

クリエイティブ世界のエコシステムを考えるにあたって、プラットフォーマーとクリエイターの関係性は非常に重要だ。両者はいかに相互に刺激し、クリエイティブを拡張できるだろうか。世界中を熱狂させる「プレイステーション」プラットフォームで多様なゲームクリエイターと関係性を築いてきた吉田修平と世界を舞台に進化し続けるゲームクリエイターの水口哲也と共に、プラットフォーマーとクリエイターの関係性、さらにゲームというメディアが何をエンパワーメントできるのか、その可能性を探っていく。

SESSION 3(選択式セッション)
Action|クリエイターのアクション

コロナ渦で改めて問い直されることとなった、社会における「文化」や「クリエイティブ」の役割。様々な衝突・軋轢が溢れる社会において、クリエイターにしか紡げない言葉・表現とは一体なんなのか。DJ・ソングライターとして国内外で活躍しながら、アーティストのブッキング、イベント制作など幅広い分野で活躍するYonYonと、trialog共同企画者の若林恵がクリエイターのアクションについて再考する。

SESSION 4
Digital Place|クリエイターとデジタルプレイス

デジタル空間での参加型コンテンツが注目を集めている。ニューノーマル時代において、リアル空間が著しく制限を受ける中、デジタル空間のコンテンツは今後どのように進化し、どのような体験・価値が考えられるのか。クリエイターにとってはどのような場になっていくのか。ポルトガル発のクリエイティブコミュニティ「Trojan Horse Was Unicorn」ファウンダーのアンドレ・ルイス、デジタルアーティストとしてPERIMETRON、millennium paradeにて活動している神戸雄平、エンハンス代表の水口哲也がクリエイターとデジタル空間の今後について考える。

当日は、Sony-Stories公式Twitterアカウントとtrialog公式Twitterアカウントにてイベントの模様をライブ配信します。ライブ配信については下記アカウントを、その他詳細については、trialog 公式WEBサイトよりご覧ください。

■ trialog 公式WEBサイト:https://trialog-project.com/
■ Sony-Stories公式Twitterアカウント :@storiesbySonyJP (https://twitter.com/storiesbySonyJP
■ trialog 公式Twitterアカウント:@trialog_project (https://twitter.com/trialog_project
 

  • trialog vol.10 開催概要

■ 日時:10月10日(土)19:00~23:00
■ テーマ:クリエイターと社会のディスタンス
■ 登壇者:篠田ミル(yahyelメンバー)、山根有紀子(エムスリー CaNoW事業部部長)、吉田修平(ソニー・インタラクティブエンタテインメント インディーズ イニシアチブ 代表)、YonYon(DJ)、神戸雄平(PERIMETRON メンバー)、アンドレ・ルイス(Trojan Horse was a Unicorn ファウンダー)、水口哲也(Enhance代表/シナスタジアラボ主宰)、若林恵(blkswnコンテンツ・ディレクター)、and more…
■ 視聴事前登録:事前登録をいただくと視聴当日に事務局よりリマインドのご連絡をいたします。
        URL:https://jxib.f.msgs.jp/webapp/form/23591_jxib_1/index.do

※配信会場では、ウイルス感染防止に十分配慮した上で開催いたします。

■ タイムスケジュール:
19:00-19:10  オープニングトーク
19:10-20:10  SESSION 1 Essential|エッセンシャルとは何か ─ 篠田ミル×山根有紀子×若林恵(モデレーター)
20:10-20:20  休憩
20:20-21:20  選択セッション
         SESSION 2  Empowerment|クリエイターをどうエンパワーメントするか ─ Coming Soon×吉田修平×水口哲也(モデレーター)
           SESSION 3 Action|クリエイターのアクション ─ YonYon×Coming Soon×若林恵(モデレーター)
21:20-21:30   休憩
21:30-22:30    SESSION 4 Digital Place|クリエイターとデジタルプレイス ─ 神戸雄平×アンドレ・ルイス×水口哲也(モデレーター)
22:30-22:40  ラップアップセッション  終了

 

※Session 2/Session 3は選択式のセッションとなっております。
※タイムスケジュールは変更される可能性がございます。あらかじめご了承ください。
 

  • 登壇者 ゲスト プロフィール

篠田ミル|MIRU SHINODA
yahyelメンバー・署名活動「#SaveOurSpace」発起人
yahyelのメンバーとしてサンプラー/プログラミングを担当する傍ら、DJ/コンポーザーとしても活動。テクノを軸にインダストリアル〜ベース〜エクスペリメンタルを横断するハードなDJセットを模索している。また、プロテストレイヴ、D2021といったイベントの企画・運営を通じて社会問題や政治参加に関するメッセージの発信も積極的に行う。

 

山根有紀子|YUKIKO YAMANE
エムスリー株式会社CaNoW(カナウ)事業部部長
東京大学卒業後、総合商社にて勤務した後、2017年にエムスリーに入社。各種新規事業立ち上げを行い、2019年には患者さんの願いを企業とのコラボレーションによって叶える「CaNoWプロジェクト」を発足。患者になってもやりたいことができる「選択肢」があることが重要と考え、日本最大の医療プラットフォームm3.comを活用しながら、企業ともに患者向け新サービスの開発も進めている。

吉田修平|SHUHEI YOSHIDA
ソニー・インタラクティブエンタテインメント インディーズ イニシアチブ 代表
1986年ソニー株式会社に入社、1993年2月に現SIEに参画。以降、「プレイステーション」プラットフォーム向けに発売された数々のソフトウェアタイトルをプロデュースし、2008年よりゲーム制作部門であるSIE ワールドワイド・スタジオ プレジデントに就任。「ゴッド・オブ・ウォー」、「アンチャーテッド」各シリーズの制作を担当。2016年10月に発売したバーチャルリアリティシステムPlayStation®VRの開発にも携わる。2019年11月よりインディーズゲームを推進するインディーズ イニシアチブ 代表に就任。

ヨンヨン|YonYon
ソウル生まれ東京育ちというバックグラウンドを持ち、DJ、ラジオDJ、シンガーソングライター、プロモーター、としてマルチに活動するクリエイター。2012年にDJとしてキャリアをスタート。ジャンル・言語の垣根を越えて直感的に組み立てていく独自のミックス・スタイルを確立し、日・韓のみならずアジア、アメリカ、ヨーロッパの様々な都市のクラブや大型フェスなどに出演。また、日韓の音楽シーンを繋ぐキーパーソンとして「THE LINK」プロジェクトを立ち上げ、両国のプロデューサー、シンガーを楽曲制作という形で繋ぎ、自身も日本語と韓国語を交えた歌/ラップを披露している。

神戸雄平|YUHEI KANBE
デジタルアーティスト
2018年に映像編集プロダクションを退社し独立後、PERIMETRONと合流。PERIMETRONやmillennium paradeで、主に3DCGを扱い活動中。Netflixにて独占配信されたアニメーション「攻殻機動隊 SAC 2045」のオープニングテーマとなったmillennium parade「Fly with me」のミュージック・ビデオは、全編がモーションキャプチャーの技術を用いたCGアニメーションで構成され、監督、アートディレクションを担当した。

アンドレ・ルイス|Andre Luis
Troian Horse was a Unicorn 創設者 
Troian Horse was a Unicorn(通称THU)は、世界中のクリエイター達が"体験"を求めて集うグローバルなクリエイティブ・コミュニティ。 大学にて工業デザインを専攻後、大学院にてマーケティング・マネジメントの修士号を取得。デザインやマーケティング、ウェブ開発、コンピュータ・グラフィック領域といったキャリア・バックグラウンドを持ちつつも、これまでと違うこと、社会にとって有用であることへの興味、そして人々の生活に影響を与えることをしたいという願望が芽生え、2013年にTHU創設の考えに至る。 THUは、世界中にプロジェクトを持つグローバルな組織であり、デジタル・エンタテインメント産業に影響を与えながらも、クリエイティブ・コミュニティをサポートすることを目的としている。 
 

  • trialog代表 若林恵 プロフィール

若林恵|KEI WAKABAYASHI
blkswnコンテンツ・ディレクター
1971年生まれ。編集者。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。
 

  •  trialog共同企画者 水口哲也 プロフィール

水口哲也|TETSUYA MIZUGUCHI
Enhance代表 / シナスタジアラボ主宰 
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(Keio Media Design)特任教授 
シナスタジア(共感覚)体験の拡張を目指し、研究・創作を続けている。ビデオゲーム作品「Rez」(2001)、「Lumines」(2004)、「Child of Eden」(2010)、「Rez Infinite」(2016)、 「Tetris Effect」(2018)などを始め、音楽を光と振動で全身に拡張する「シナスタジア・スーツ」(2016)、共感覚体験装置「シナスタジア X1–2.44」(2019)など、作品多数。 
Enhance Web: https://enhance-experience.com/ 
シナスタジアラボ Web: https://synesthesialab.com/ 
 

  • trialogとは

trialog(トライアログ)は、次世代に向けた“対話”のプラットフォームです。trialogでは、世の中を分断する「二項対立」ではなく、異なる立場の三者が意見を交わす「三者対話」の空間をつくり、「ほんとうに欲しい未来はなにか?」について議論を深めながら、次世代に向けた自由でクリエイティブな生き方と、その未来のあり方について考えるトークイベントを実施しています。イベントの様子は、Sony-Stories公式Twitterアカウントとtrialog公式Twitterアカウントでライブ配信を行います。視聴者はネット上からリアルタイムにコメントを投稿することで対話の場に参加できます。イベント後は公式WEBサイトでアーカイブ映像を公開します。

■ trialog 公式WEBサイト: https://trialog-project.com/
■ Sony-Stories公式Twitterアカウント:@storiesbySonyJP (https://twitter.com/storiesbySonyJP
■ trialog 公式Twitterアカウント:@trialog_project (https://twitter.com/trialog_project
■ trialog 過去のイベント記事:https://trialog-project.com/article/
■ trialog 過去のアーカイブ動画:https://www.youtube.com/channel/UCE60zHsZx9YZRNx4eGOYJmg
 

  • Sony Creators Gateとは

ソニーは、多様なバックグラウンドや経験を持ち、新しい価値を創造する人を「クリエイター」と捉えています。そして、次世代を担うクリエイターのアイデアが世の中の人々のクリエイティビティに力を与え、新たなアイデアの創出につながることで、夢や好奇心と、感動に満ちた世界を実現できると信じています。「Sony Creators Gate」は、次世代のクリエイターに将来的な飛躍へのきっかけとなるような刺激的な機会を提供したいという思いから、これまでに、24歳以下の世代を対象とした「U24 CO-CHALLENGE 2020(ユーニジュウヨン コーチャレンジ ニーゼロニーゼロ)」、中学・高校生を対象とする「ENTERTAINMENT CAMP(エンタテインメント キャンプ)」、小学生を対象とする「STEAM Studio(スティーム スタジオ)」、そして次の世代に向けた「trialog(トライアログ)」を実施してきました。また新しいプロジェクトとして「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」と「Trojan Horse was a Unicorn」との取り組みを加え、その活動を広げています。

ソニーのPurpose(存在意義)は、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」ことです。Sony Creators Gateの活動を通じて、次世代のクリエイターが創造力や表現力を発揮できる環境作りを支援していきます。

Sony Creators Gate公式サイト: https://www.sony.co.jp/creatorsgate/

本記事に関するお問い合わせ:trialog 事務局

あなたの会社のニュースを掲載しませんか?

ニュースへの新規掲載お申込み(無料)

日本中のクリエイターを応援するメディアクリエイターズステーションをフォロー!

TOP