スペース2019.11.17

TALKING WITH COLOR 色と対話する展

東京
東京工芸大学
色の国際科学芸術研究センター「カラボギャラリー」
2019 年 11 月19 日(火)より2020 年 4 月25 日(土)まで第 5 回企画展、色と対話する展 Talking with Color を開催

謹啓
時下益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は東京工芸大学色の科学芸術センター「カラボギャラリー」の展覧会活動に対して、格別なご高配、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

東京工芸大学色の国際科学芸術研究センター「カラボギャラリー」では2019 年 11 月19 日(火)より2020 年 4 月25 日(土)まで第 5 回企画展、色と対話する展 Talking with Color を開催いたします。

たゆたう炎や煙、少しずつ形の違う波などを眺めていると、つい引き込まれて時間が過ぎ去っていくことはありませんか。生命のような様々な変化に、自分の意識が絡め取られていく様は、眺められていた対象の方に主体性があるように見えます。観察するということは、能動的に対象にアプローチする行為であり、そのアプローチの仕方により観察結果は変わっていく、まるで対話のようなものであると言えます。

この企画展では、「色と対話する」をテーマとして、自律的に変化したりこちらの行動や主観で変化したりする、色とまるで対話しているように感じる 5 作品を展示します。人によって色の見え方が異なるというドレスの実験、カメラとスクリーンの間でループをする毎に壊れていく映像、ブレイクダンスの動作を自動的に判別してフィードバックするフットウェアシステム、リアルタイムで動く深層学習 AI の内部状態の階層性を色のパターンにより感じる空間、身体情報を色により可視化し身体性を拡張する作品を通して、是非多くの方に色との対話を体験していただきたいと考えています。

本展覧会の概要を紹介いたしますので、色と対話する展 Talking with Color を貴誌媒体上でぜひご紹介いただきたく、周知・告知活動にご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
謹白


[ 開催概要 ]
展覧会名:色と対話する展 Talking with Color
会期:2019 年 11 月 19 日(火)より 2020 年 4 月 25 日(土)
会場:カラボギャラリー
〒 243-0297 神奈川県厚木市飯山 1583 東京工芸大学 厚木キャンパス 12 号館 2F
開館時間:火 - 土 10:00 - 17:00(入場無料)
休館日:月・日・祝
※本学イベント等のため、不定期に開館・閉館する場合があります。詳しくは公式ホームページをご覧ください。
主催:東京工芸大学

 

 

[ 展示作品 ]
■錯視ドレス
監修:大海 悠太
写真に写ったドレスの色が「青と黒」なのか「白と金」なのか人によって見え方が異なるという現象が話題となった、「The Dress」の現物を展示します。また、体験者はドレスを照らす LED ライトの色を自由に変化させることができ、周辺光の影響をその場で実験することができます。どのように色が見えるのか、周辺光を変化させながら対話をして下さい。


カオティックビデオフィードバック
制作:大海 悠太
カメラを大型スクリーンに向けて撮影し、その映像を画面に出すことで、合わせ鏡のように映像はループしていきます。そのループをする毎にカオス写像を用いて色を変換することで、自分自身が動きながら徐々に壊れていく映像を作ることができます。


スマートフットウェア ORPHE ONE
制作:平澤 直之、清水 大地
協力:株式会社 no new folk studio
本展示では、近年広く普及しつつあるブレイクダンスにおいて動作を自動的に判別し、その結果をフィードバックするシステムについて紹介します。このシステムには、加速度センサーを搭載した靴(スマートフットウェア Orphe ONE)を使って自然な環境下での動作を深層学習させた AI が組み込まれており、アプリ画面のみならず靴の発色を通じてダンサーの技やステップを分類したりその熟達度を評価したりすることができます。今後は AI 技術を通して、一般社会へのダンスの普及やダンサーの表現をより拡張することを目指していきます。


Through the Looking-Glass
制作 :Antoine Pasquali, Corentin Risselin, Daniel Majonica, Javier Fdez, Steven Weigh
協力:株式会社クロスコンパス
近年出現した深層学習技術により、人間固有だと思われていた能力が容易に AI に実現されるようになってきています。この展示では参加者はインタラクティブに体験することで、AI のメカニズムに身を浸すことができます。AI には様々なスタイルの動画を実時間で生成するという、創造性の表現のタスクを与えます。その時の AI の内部状態の階層性を色のパターンの爆発的な変化により可視化することで、閲覧者の想像力をかきたてます。


身体情報の色による可視化
制作:辛 徳、大保 武慶、姜 有宣 他、監修:大海 悠太
多くの LED 照明や LED テープを身体の動きによって連続的に色を変えさせることで、身体情報の時間変化を可視化させます。



[ 関連イベント ]
■オープニングトーク
日時:2019/11/30(土)11:30 - 13:00
出演:茂木 健一郎(脳科学者) 会場:東京工芸大学厚木キャンパス
〒 243-0297 神奈川県厚木市飯山 1583
定員:200 名(予約不要・入場無料・年齢制限なし)

■特別講義
タイトル:インタラクティブアートの創り方
日時:2019/12/19( 木 )15:00 - 18:10
講師:藤本 直明(美術家(インタラクティブアート)、東京工芸大学及び多摩美術大学非常勤講師)
会場:東京工芸大学厚木キャンパス
   〒 243-0297 神奈川県厚木市飯山 1583


【本リリースに関するお問い合わせ先】
東京工芸大学 広報課
電話 :046-242-9600  
e-mail: university.pr@office.t-kougei.ac.jp
 
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
本記事に関するお問い合わせ:東京工芸大学

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