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ライターという仕事を通じて これから社会に出る人や 社会との接点が薄れてしまった人をサポート

東京
株式会社YOSCA 代表取締役 宮嵜幸志氏
 
今回ご紹介するのは、文章のライティングに特化した企業である株式会社YOSCAです。主婦や学生などを含む在宅ライターのまとめ役となり、Webサイトなどを立ち上げる際に必要となる記事やコンテンツの執筆代行を行っている同社。その業務内容と経営理念について、代表取締役である宮嵜幸志さんにお話をうかがいました。

在宅ライターに「社会との接点」を提供するライティング企業

株式会社YOSCAの主な事業内容についてお教えください。

記事ライティングの代行サービスです。その中でも主に、Webサイト向けの文章を中心に扱っています。YOSCAには全国の在宅ライターが多数在籍していますので、短期間で大量の文章を納品できる点が特長です。 また、Facebookやツイッターといったソーシャルネットワーキングに投稿するための短文の代筆も行っています。

在籍しているライターの皆さんは在宅の方ばかりなのですか?

はい。ですのでYOSCAでは取材などの外出が必要な依頼はお受けしておらず、在宅での作業が可能な案件に絞らせていただいています。その意味ではクラウドソーシングに近い業務形態になりますね。 ですが、既存のクラウドソーシングと大きく異なる点として、弊社は「情報難民の救済」を理念のひとつとしています。

情報難民という言葉はあまり聞きなれませんが、どういった意味なのでしょうか?

情報難民という単語にもさまざまな含みがあるかと思いますが、弊社の場合は「社会との接点が薄れてきてしまっている人」または「未だ社会との接点が少ない人、これから社会に出ようとしている人」を指す言葉として使用しています。 具体例を挙げると、子育てや家事などに追われて仕事を長年離れている主婦の方や、就職を控えた学生の皆さんなどですね。 そういった方々に社会との接点を提供するのもYOSCAの大切な役割のひとつです。

「社会との接点を提供する」というのは、具体的にはどういうことでしょうか。

たとえば、「すでにライターとしての実績があるが、家事が忙しくて本格的な現役復帰は無理」という主婦ライターの方などには、弊社に登録していただくことで「できる範囲での復帰」を実現していただけます。また同様に、未だ実績がない方にも、新人ライターとしての経験を積む機会を積極的に提供しています。

ブランクのある方や経験の浅い方でも仕事が得られるのでしょうか?

はい。その点が従来のクラウドソーシングとの最大の違いです。 たとえば、依頼主がクリエイターを選択できるマッチングタイプのクラウドソーシングでは、どうしても実績豊富な人にばかり仕事が集中してしまいがちです。ですが、その紹介形式では新人ライターはいつまで経っても実績を積む機会を得られません。 「実績がなければ仕事をさせてもらえない」というこの矛盾は、これから社会に出ようとする方たちにとっては非常に大きな障害です。 そこで弊社では、あらかじめライティング代行業務を一手に引き受けておいてから、新人も含む登録ライターの皆さんに適切な仕事を振り分けることにしています。

新人ライターの仕事と生活を応援するサポート体制

その場合、個人によって文章の質にバラつきは出ないのでしょうか?

そのバラつきを防ぐため、各ライターの文章をチェックしたりリライト指示を出したりするのが弊社の仕事です。このチェック作業は納品物である文章のクオリティを保つための行程であるのはもちろんのこと、ライター陣にとっての学習の機会でもあります。 また、YOSCAでは新人ライターの育成のため、YouTubeなどの動画サイトを利用しての新人育成にも力を入れています。

そういった新人ライターには、どういった層の方が多いのでしょうか?

現状では主婦の方が多いですね。弊社の登録者の半数が主婦で占められています。家事などに追われる方も多いので、家にいながらにしてちょっとしたアルバイトができるのが魅力のようです。 次いで多いのは学生ですね。アルバイトをしながら文章の書き方を学べるので、将来ライティング業務に携わりたいと考えている方に人気があります。また、空き時間に好きな分だけ仕事ができるという点も魅力なのだと思います。

「好きなだけ」ということですが、締め切りや仕事量の設定はないのでしょうか?

基本的に弊社では、ライターの皆さんにノルマというものは設けていません。「いつまでにどのくらい書けるか」を各自に申告してもらって、適切と思われる量の仕事を割り振ります。ですが、それは必須の仕事量ではなく、あくまで「できる範囲で書いてくれればいい」、という形式です。 そして、クライアントへの納期までに弊社が何度か進捗を確かめて、ライターの依頼人数を調整しながら納品物を集めていくんです。

文章の大量生産を可能とする「文字のメーカー」を目指す

複数のライターで大量生産ですか。今までの文章作りとは違った切り口なんですね。

はい。YOSCAが目指しているのは「文字のメーカー」ですから。 今はまだ実験的要素が強いのですが、「複数のライターを大量投入することでどれだけの文章を量産できるのか」、また、「どのくらいの質を保てるのか」という、大量生産の仕組みに挑戦したいと考えています。 と言っても、この仕組みで業界の全てを変えてしまおうとまでは思っていません。情報難民を救うことも私たちの大切な役目ですから、YOSCAの業務を通じて育ったライターが独り立ちしていっても一向に構わないんです。むしろ、いつまでもYOSCAにべったりではなく、それぞれの可能性を追い求めて旅立って行ってほしいと考えています。 ですから、YOSCAが文章を大量生産する仕組みを確立した後には、ライターの業務は二極化していくのではないかと考えています。そのひとつが、従来のライター業務に近い「ベテランライターによるリッチな文章の執筆」であり、もうひとつが「複数ライターによる一定のクオリティを保った文章」です。この試みが成功すれば、クライアントにとってもライターにとってもライティング業務というものがさらに身近な存在になるのではないでしょうか。まだまだ始まったばかりのビジネスモデルですが、クライアントとライターの双方に対して貢献できるよう、これからも頑張っていきたいですね。

株式会社YOSCA

  • 代表取締役 :宮嵜幸志
  • 事業内容:ライティング代行事業/ホームページ制作事業/インターネットメディア事業
  • 所在地:150-0002 東京都渋谷区渋谷2-14-6 西田ビル5F
  • URL:http://yosca.jp/
  • 問い合わせメール:上記URL内、「お問い合わせ」フォームより
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