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100年先まで続く会社へ。

名古屋
株式会社 中山POPセンター 代表取締役社長 水谷 浩輔 氏
販売促進における「訴求力のあるデザイン」を強みにクライアントからの信頼を集め、2020年で創業50年を迎える株式会社中山POPセンター。2018年7月に4代目の社長に就任し、社内外に新しい風を吹き込むべく奮闘する若き経営者の水谷浩輔(みずたにこうすけ)氏に、今後の展望や仕事に対する心構え、若手クリエイターへのメッセージなどを伺いました。

運送会社からワインメーカー、そしてデザイン会社の代表へ

この7月に社長に就任されたと伺いました。まずは御社の歴史からお聞かせください。

弊社は1971年に創業者の中山が東京で立ち上げた会社です。
現在弊社に中山は誰もおりませんが、今でも社名は創業当時からの名前でやっております。
私は2009年に入社し、2010年に本社を名古屋に移し、3年ほど前から専務取締役を務めてきましたが、この7月に代表取締役としての第一歩を踏み出しまし た。

これまで、どのような事業をされてこられたのでしょうか?

「中山POPセンター」という社名の通り、一貫して「POP広告(Point of purchase advertising)」の領域で事業を進めてきました。POP広告と聞くと手描きの店頭ポップをイメージする方も多いと思いますし、創業から数十年は手描きポップで商圏を広げてきたのですが、現在は店舗やビジネスの現場で用いられる『販売促進のための広告媒体』を企画・提案のフェーズから幅広くサポートしています。

水谷社長ご自身はどのようなキャリアを歩んでこられたのでしょうか?

私は社会人になった当初は中堅運送会社に勤務していました。上司との関係も良好で、ドライバーをしながらゆくゆくは配送管理者になる予定でした。
しかし、そこで出会った先輩に「お前はドライバーじゃなく、営業のほうが成功できる!一度外に出てみろ!」と助言いただいたことがきっかけとなって外資系のワインメーカーに転職したんです。はじめは営業のやり方もわからず戸惑いの連続でしたが、次第に営業職の楽しさに目覚め、お客さまである経営者や医師、士業など社会的地位の高い方々との会話にも大きな刺激を受けました。

ワインメーカーから御社へ転職されたきっかけは?

会長の鈴川との出会いがきっかけでした。デザインの世界に興味はあったものの、畑違いの業界でビジネスをしていた私に「いずれは名古屋を任せたい」とまで言っていただいたこともあり、チャレンジすることにしました。入社後はディレクターとして営業活動や案件の差配を行いながら、夜はデザイン学校に通ってデザインについての学びを深めました。入社時はまだ名古屋営業所という位置付けでしたが、「将来的にビジネスを任せてもらえる!」という想いが仕事への大きなモチベーションになりました。

大切なのは、「Give and Give」の精神。

ここ数年で、水谷社長が変えてきたものはありますか?

ここ数年は、新規のお客さま獲得を特に意識してきました。ビジネス交流会や青年会議所に参加することで、クライアント数が年間40社ペースで増加しています。とても興味深かったのは、ビジネスに対する心構えによって結果が変わってくること。参加しているビジネス交流会の主宰が「Give and Give」をテーマにされているのですが、私もその心構えで相手のためになる動きをすることで、営業を意識しなくとも自然とクライアントが増えていくようになりました。

素晴らしいですね! その他にも興味深い体験はありましたか?

人との「ご縁」というものに、驚きを感じています。運送会社時代の先輩や鈴川とのご縁がなければ私は今ここにいませんし、現在一緒に仕事をしているデザイナーも、実はデザイン学校のクラスメイトなんです。また、ワインメーカー時代にお世話になった先輩も、今は当社で活躍してくれています。
その先輩は、仕事に対してとても厳しい人でした。入社した当時は「営業未経験の私に、なぜそんなに辛くあたるんだろう?」と煩わしく感じていたのですが、一緒に仕事をしていくうちに、私のことが嫌いで怒ってるのではなく、成長させるために厳しく叱ってくれていたことに気付いたんです。それを機に社内で最も尊敬できる人になり、転職の時もまず先輩に相談しました。
入社して数年後、会社を成長させていくためにはその先輩が必要と感じ「ぜひ中山POPセンターに来てほしいんです!」とオファーをかけ続け、想いを伝えなんとか首を縦に振ってもらいました。

仕事をする上で、特に心がけていることはありますか?

現在の私には、アートディレクターと経営者の2つのミッションがあるのですが、アートディレクターとしてはお客さまの想いを汲み取って、それをどれだけ膨らませることができるかに注力しています。「水谷に任せればすごく良いものができる!ラクだ!」と感じていただけるよう心がけています。
経営者としては、数字を追っていくことや新規開拓、顧客満足度を上げていくことを大事にしていますが、従業員満⾜度を上げていくことも同じくらい大切にしています。
社員の「ワークライフバランス」を応援できるような経営者になりたいと考えております。
私自身、仕事が一番大切と考えておりますが、プライベートがあるからこそ仕事が頑張れるという思いです。社員も同じようにプライベートを楽しんでもらい充実した休日を過ごし、様々な経験をして、それを社業にフィードバックして良いものを創り上げることができれば、それより嬉しいことはありません。

ブレないように、変化すること。

御社の「これから」についてお聞かせください。

弊社は2020年で創業50年を迎えます。まずは、その節目に向けて会社を発展させたいと考えています。これまで培ってきた良き伝統を守りながら、時代のニーズをいち早くキャッチして変化できる会社にしたいです。

「100年先まで生き残る」ためには、大きい会社でもなく、天才がいる会社でもなく、変化できる会社になることが私は最も重要だと考えています。「販売促進」、「デザイン」という弊社の軸からはブレることなく、時代の動きに合わせて柔軟に変化していける組織を構築していきたいですね。

具体的に強化していくポイントはありますか?

当社が磨いてきた「販売促進」のノウハウに、「ブランディング」をプラスしていこうと考えています。
ブランディングには『価値を創造する力』があります。企業ロゴや名刺もコンセプトをしっかりと練り上げることで、それを使用する社員の意識も変わってきます。その一方で、モノやサービスを売り込むためには、訴求力のある販売促進の力が必須です。その両方を強化していくことで、デザインが持つ本来の力を活かせると信じています。

最後に、若手クリエイターにメッセージをお願いします。

アートディレクターという仕事柄、さまざまなクリエイターに仕事を発注する機会も多いのですが、人生経験が豊富な方のほうが良いクリエイティブを⽣み出せる気がしています。良いことも、悪いことも、より多くの経験をしている方のほうがクリエイターとしての厚みが増しますし、引き出しも増えます。
兎に角若手のクリエイターに伝えたいのは、「何にでも興味を持つこと」「経験をすること」、節約も大切ですが、時にはお金をかけて高級フレンチを食べてみたり、流行の最先端の東京や人気スポットに足を運んでみたりしてほしいということです。また、失敗を恐れずに何事にも挑戦してほしいですね。
成功している人ほど多く失敗をしています。
会社の成功のためにも、まず自分が率先して多くのことにチャレンジしていきたいと思っています。

取材日2018年9月26日

株式会社 中山POPセンター

  • 代表者名:代表取締役社長 水谷 浩輔
  • 設立年月:1971年7月
  • 事業内容:【SP(セールスプロモーション)】
           企画、デザイン、WEB、動画、トータルプロデュース
          【店舗】
           販売促進計画、コンサルティング、イベント、ディスプレイ、什器販売
          【手描きPOPセミナー】
           初級、中級、上級、プロ養成まで
          【印刷】
           チラシ、ポスター、パンフレット、DM、シール、封筒、伝票、各種印刷
          【加工】
           旗、のぼり、タペストリー、パネル、アクリル、塩ビ、ミシン目加工
          【撮影】
           人物、料理、風景、イベント、ウェディング、イルミネーション、ドローン(空撮)
  • 所在地:【名古屋】
           〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄一丁目13-4 みその大林ビル2F
         【東京】
           〒168-0063 東京都杉並区和泉2丁目34-22
  • Tel:052-202-0631
  • URL:http://nakayamapop.com
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