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東京&福岡とリアルタイムに連携し、沖縄で数千ページの巨大プロジェクトに取り組むWEB制作部隊

沖縄
株式会社アイ・エム・ジェイ 沖縄事業所長 酒井多恵子氏、デザイナー 新垣功二氏
今回訪問した株式会社アイ・エム・ジェイは、企業のデジタルマーケティングの支援やWEBサイトの制作を行う会社です。沖縄事業所長の酒井多恵子(さかい たえこ)さんと沖縄出身で、デザイナーの新垣功二(しんがき こうじ)さんに、沖縄事業所を開設したきっかけや仕事への取り組み方、沖縄事業所の今後の展開についてお話を伺いました。

人材を求めて、3年前に「沖縄」事業所を開設

酒井さんは沖縄に来る前は何をされていたのですか?

酒井さん:株式会社アイ・エム・ジェイに入社して、ちょうど10年目になります。東京では7年間、WEB制作のディレクションやプロジェクトマネジメントの仕事をしていました。2年前に沖縄に来ました。

沖縄に事業所を開設した理由について教えてください。

酒井さん:東京の人材不足や人件費の高さなどさまざまな理由がありました。東京本社でしかできない仕事と、そうではない仕事があり、地方の人材を活かせないかと考え、沖縄に事業所を開設することになりました。

47都道府県の中で「沖縄」を選んだ理由は何ですか?

酒井さん:沖縄県はITの事業誘致に力を入れていること、若い人材が多いこと、そして技術を持った移住者の方が多いということが魅力的でした。福岡にも最近事業所が立ち上がりましたが、そちらも地方の人材獲得という意味では同じ理由です。

プロジェクトに応じて東京・沖縄・福岡の3拠点を結ぶ

沖縄事業所で働いてみていかがですか?

新垣さん:アイ・エム・ジェイに入社して3年目になります。沖縄事業所で対応している案件のクライアントが、誰でも知っているような大きいところばかりで、入社前は自分にできるのだろうか、東京本社との距離もあるためうまくコミュニケーションがとれるのだろうかという不安がありました。しかし、入社してみると東京本社とは随時チャットやテレビ会議でつながっていて、すぐに連絡を取ることができる環境になっていました。常に東京とコミュニケーションを取りながら仕事をスムーズに進めることができています。

随時チャットやテレビ会議でつながっていると沖縄と東京の距離は縮まりますね。

酒井さん:だいぶ近いですね。

新垣さん:あまり東京との距離を感じたことはないです。案件によっては直接会って打ち合わせが必要な場合もあるため、必要に応じて東京本社のメンバーが沖縄事業所へ来ることもあります。東京本社メンバーが来ることによって、東京での仕事の仕方も学べてとてもいい刺激になっています。 東京本社のメンバーからは、「沖縄に来るまで沖縄事業所がどんなところか分からなかったが、沖縄事業所の雰囲気やメンバーの意欲を感じることができた」といった感想をもらうこともありました。

どのように東京本社と福岡・沖縄の拠点を結んで仕事をされていますか?

酒井さん:本社からの指⽰で仕事するのではなく、同じプロジェクトメンバーとして一緒にものづくりをしています。制作業務は沖縄メンバーが担当しますが、プロジェクトによってクライアントの対応や制作の指示は東京だったり福岡だったり直接沖縄だったりと、体制が変わります。拠点と拠点をWEB会議やチャット等、オンラインで常につないで仕事することがほとんどです。

沖縄事業所には30名弱しかメンバーはいないですが、拠点と拠点をつなぐことによって、1つのプロジェクトを数十名で行うこともできます。これが他の沖縄県内の制作会社さんとは少し違う部分かもしれません。

月3,000ページ納品の大型案件も日頃の連携を生かして乗り越える

沖縄事業所ではどのような案件を取り扱っているのですか?

酒井さん:誰もが知っているような有名企業のサイトを扱うことがほとんどで、大きい案件の場合、会社全体で50人ほどのプロジェクトチームを組んで動くこともあります。一番大きい案件だと、半年で1万ページ以上作るという案件もありました。

ボリュームのある案件は、どのように進めていくのですか?

酒井さん:この時は、中国の関連会社と東京本社と福岡・沖縄の4拠点を結んで、月3,000ページのペースでWEBページの制作をしていきました。品質を保つため、チェックを入念に行い、ミスが一つでもあったらメンバーに共有しプロジェクト管理を徹底して行いました。

フレックスタイム制や誕生日休暇など、社員が働きやすい環境づくりを

フレックスタイム制や誕生日休暇を導入されていますが、普段どのように活用されていますか?

新垣さん:フレックスタイム制はコアタイムが決まっていますが、午後などに予定がある日は事前にメンバーに共有しておけば、早く帰ることができます。普段からきちんとプロジェクト管理ができているため、自分が抜けた場合でも、必ず誰かがフォローしてくれるようになっています。そのため、誕生日休暇も取り損ねる人はいないですね。

酒井さん:GWの間の平日に休みを入れたりして大型連休にすることもあります。

日頃プロジェクト管理がされているからこそ休暇が気軽に取得できるのですね。休暇の際は、他のメンバーと過ごすこともあるのですか?

酒井さん:会社のメンバーで遠足に行ったこともありました。

新垣さん:行ける人を集めて船で渡嘉敷島へ行きましたね。

遠足! 楽しそうですね。他に会社でのイベントはありますか?

酒井さん:ビーチパーティーも年2回くらいしてますね。遠隔拠点で日頃会えない東京のメンバーもビーチパーティーが好きで、60〜70名くらいで開催したこともありました。

新垣さん:那覇マラソンに出たりもしています。東京から社長が来て沖縄メンバーと一緒に走ったりしました。

東京のメンバーと交流する機会がたくさん設けられているのですね。

酒井さん:ハロウィンには仮装を、クリスマスにもパーティーをしました。クリスマスの時には東京と沖縄の会場をモニターでつなぎながら一緒に乾杯しましたね。こういったイベントが、コミュニケーションのきっかけとなっています。

講座形式から実践形式まで-さまざまな人から学んでスキルアップ

教育・研修プログラムについて教えてください。

酒井さん:入社してからは教育プログラムが組まれていて、先輩社員が新人メンバーに教えています。東京本社のメンバーを講師として沖縄へ呼んだりすることもあり、沖縄事業所のメンバーからも、東京本社のメンバーからも教育を受けられるようになっています。

実際にプログラムを受けてみていかがでしたか?

新垣さん:東京からディレクターやデザイナーが沖縄に来て、講座を開いてくれました。学べるだけではなく、遠隔では聞きづらかったことをその場で質問することもできます。東京本社のメンバーが来てくれることでコミュニケーションも密になり、仕事中に困ったことをチャットやメールでも質問しやすくなりました。沖縄県外で働いた経験はないんですが、沖縄にいながら県外の仕事の進め方や考え方を学ぶ機会にもなっています。

いろいろな方から学ぶ機会があるのはいいですね。他にはどのようなものがありますか?

酒井さん:研修は、講座だけではなく実践形式のものも多いです。依頼が来たときにどう対応するのかを学ぶために、実際の業務と同じようにディレクターから過去の案件の構成書を渡されて、トライアル課題として行うこともあります。組んだHTMLソースを先輩メンバーが赤ペン先生のように細かくチェックしていくようにしています。ソースレベルで赤ペンを入れていくというのは他ではあまりやっていないと思いますが、ルールを統一することで、数千ページ規模の案件になった時にも、作った人に関わらず品質を担保することができるようになります。

柔軟性のある社風「個性・チャレンジ・NO.1」

沖縄事業所ではどんな人材を求めていますか?

酒井さん:コミュニケーション能力を重視しています。遠隔でもスムーズに案件を進める上で必須となる能力だからです。技術的なスキルは後からでも伸ばせると思っています。業界未経験で、今はディレクターになっている人もいます。技術スキルよりも向上心がある人・やる気がある人・目標が持てる人が欲しいです。あとは素直な方がいいですね。

業界未経験の方も多いですか?

酒井さん:専門学校や職業訓練校を出てはじめてIT業界に入る、業界未経験の方もたくさん活躍しています。「個性・チャレンジ・NO.1」がIMJの大切にしているマインドセットで、沖縄事業所にも、もともとラジオのパーソナリティーやお笑い芸人、、世界一周の旅をしていた人、、海外で働いた経験がある人などさまざまな人が集まっています。いろんな⾊が集まることで、よりよいものができるという考え方です。また、その人が目指していきたいことや適正にあわせて、今はないキャリアパスを作ったり変えたりすることもあります。すごく柔軟性がある会社だと思います。

今後の沖縄事業所の展開を教えてください。

酒井さん:沖縄事業所は現在30名ですが、もっともっと拡大していきたいと思っています。幸い案件の依頼自体は多いのですが、沖縄事業所の人数が足りていないですし、レベルももっと上を目指していきたいので、メンバーのスキルアップに力を入れたいです。東京本社でしか対応できていない今よりも難易度の高い案件を沖縄でも対応できるようにしていくことで、最終的には沖縄事業所の給与水準をあげていきたいですね。

新垣さん:僕らの後進として入ってくるメンバーの育成に力を入れていきたいと考えています。新しく入って来た人がレベルアップをすることで他のメンバーも負けていられないと切磋琢磨することができるのではないかと思います。

取材日:2017年7月25日 ライター:田邊早織

株式会社アイ・エム・ジェイ

  • 代表者名:代表取締役会長 立花 良範(たちばな よしのり)
  • 設立年月:1996年7月
  • 資本金:43億1,046万円(2016年3月31日現在)
  • 事業内容:デジタルマーケティング事業(東京本社)、デジタルコンテンツやWebサイトの制作・運用(沖縄事業所・福岡事業所)
  • 所在地:東京本社)〒153-0042 東京都目⿊区⻘葉台3-6-28 住友不動産⻘葉台タワー、沖縄事業所)〒900-0004 沖縄県那覇市銘苅2-3-1 なは産業⽀援センター412 、福岡事業所)〒814-0004 福岡市中央区渡辺通5-14-12 南天神ビル 5F
  • URL:https://www.imjp.co.jp/
  • お問い合わせ先:東京本社)03-6415-4250、沖縄事業所)098-917-5576
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